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中国の薬   

最近笑った誤字。セックスドラックを売っている中国の薬局のサイト(日本向け)から。とある錠剤薬品の名前が

被せる

被せてどーする!男の宝は被ってないほうがいいんだよ!

他にも女性が使う催淫薬の説明文に、「児童は服用禁止しないでください.」という危ない文章もあった。


この中国の薬局はうちの掲示板に宣伝カキコしていったんだけど、そのカキコ内容が「朝鮮人参、冬虫夏草、各種動物のペニス、タツノオトシゴのコンビネーションパワー!」だった。「中国の食品には何が入ってるかわかりゃしない」と不信感が高まっている時に、「チ○コが入ってます!」と宣伝していて実に男らしい。気に入った。でもチ○コを食べればチ○コに効くという考え方は「薬膳」や「漢方」の基本的な考え方だけど、映画『アポカリプト』のインディオたちもそんな迷信信じていなかったぞ(一人だけ信じるバカが登場する)。

サイト自体も凄く面白かった。「漢方」を宣伝文句にしているのに、実際は漢方じゃなくて普通の薬。しかも西洋圏の薬が多い。「中国ニ千年の歴史が生み出した超本格漢方薬!」がキャッチコピーなのに、商品のラインアップにバイアグラ。バイアグラなんて2000年どころか10年も経ってないぞ。修理しないのに「修理サービス」に値段を付けて販売しているアップルみたいな手口だ。

サイトにある薬の成分を見ると「犬の腎臓」「蟻」「スペインの蠅」「韓国産のビタミン」など、正直に書いてあって大変よろしい。「韓国産のビタミン」じゃあなんだかわからんけど。ちなみに中国では蟻を食べると精力がつくという考え方があって、いい蟻は結構貴重品だったりする。


オマケ:女性に使う催淫薬で「女戦士」という薬があるのも笑った。これ飲んで猛り狂っている女性とお相手してみたい。『ショーガール』のエリザベス・バークレーみたいな状態になるのかな?

2007-08-13

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