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戸田奈津子   

ピーターラビットの作者を描いた映画『ミス・ポター』の字幕がナッチだったんだけど、
「(ピーターラビットを)グリーティングカードに売っている
という変な字幕があった。この文章は「グリーティングカードにして売っている」「グリーティングカードになっている」のほうが正しいだろう。他にも馬車から降りて
「(ピーターラビットと)ドライブしてきた」
としているのも気になった。たいていの日本人はカタカナで「ドライブ」と読むと、車の運転のほうを連想する。ここは例えば「(ピーターラビットと)馬車を楽しんだわ」にしたほうが、当時の雰囲気が出ると思う。『ダイハード4.0』でも「盗まれてく」という微妙な日本語の字幕があった。

これってナッチが字幕を仕上げた時に、映画会社の人がちゃんと字幕をチェックして、一言「ここはちょっと変なので、直してください」とお願いすれば済む話。それをやっていない気がする。

2007-09-16

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