今回の話は映画秘宝が既に取り上げているので、映画秘宝を読んでない&『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』のことを知らない人向け。
『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』を観たが面白い。
こんなストーリーだった。以下はネタバレなので、読みたくない人は読まないで!
舞台は『ターミネーター2』後(ケータイ電話が普及していない時代なので脚本家は楽だろうな)。ジョン・コナーは普通に高校にいた。そこへ母親のサラ・コナーがやって来て、ジョン・コナーを連れ出して逃げようとする。しかし学校から出ると警官隊に取り込まれていた!初っ端から急な展開だが、サラ・コナーとジョン・コナーはあえなく逮捕される。パトかーの中で絶望するサラ・コナーだが、そこへさらなる絶望が!向こうからグラサンをかけた大柄な男が歩いてくる!グラサンをかけた大柄な男は瞬く間に警官隊を全滅。ついでにジョン・コナーも射殺。
サラ・コナーはグラサンをかけた大柄な男に
「私も殺しなさい!」
と絶叫。
「もう必要無い。未来は我々のものだ。そして未来は今始まる。」
と言うと学校が核爆発で吹き飛ぶ。グラサンをかけた大柄な男の皮膚が吹き飛び、中からターミネーターの骨格が…
というのはサラ・コナーの壮大な夢オチだった。現実ではジョン・コナーは高校に通っており、かわいい女子高生と仲良くなっていた。コーンチップスが好きなこの女子高生の名前はキャメロンで、もちろん元ネタはジェームズ・キャメロンだ。
ある日ジョン・コナーの高校に新しい先生がやってきた。先生が出席を取る。
「ジョン・コナー君」
「はい」
その時先生が銃を取り出して銃撃!敵ターミネーターは先生だった!
キャメロンちゃんはジョン・コナーをかばって射殺された
(今度は夢オチじゃない)。
慌てて逃げ出すジョン・コナー!追い詰める先生ターミネーター!先生ターミネーターの銃がジョン・コナーに狙いをつけて絶体絶命の瞬間………
トラックが突っ込んで来て先生ターミネーターを跳ね飛ばす!トラックの中から
「生きたければ私と一緒に来なさい!」
と言いながらさっき死んだはずのキャメロンちゃんが出てきた!そう!今度の味方ターミネーターは女子高生だったのだ!
ママが女戦士で、恋人も女戦士で、付き添ってくれるのは女戦闘ロボットなので、ジョン・コナーはアキバの漫画の主人公みたいだな。
キャメロンちゃんは人間らしく振舞うためにご飯を食べる機能がついており、キャメロンちゃんがダンスを踊るエピソードや、アメリカの学校では金属探知器が設置されているので全身金属のキャメロンちゃんがどうやって通学するのか?というエピソードもあるらしい。
2008-04-29