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テリブルでミゼラブルなアンサンブル   

1万年前の人類は、今と全く同じ太陽を見ています。海辺へ打ち寄せる波は一つとして古いものはなく、常に新しい波です。千数百年前の日本人と今の日本人は、今も昔も変わることのない、常に新しい伊勢神宮を見ています。

太陽と海と伊勢神宮、この三つは、宇宙、自然、人が創ったもの、この違いはありますが、永遠の今です。

私は、政策を立案する際、この「永遠の今」を想うことがありました。

(中略)

政策としてのアンサンブルが「永遠の今」を奏でている、このことを決して忘れてはならない、と思ったからです。

(中略)

政策にはアンサンブルが求められる、これが必須の条件だと考えています。

「ありがとうございました。福田康夫です。 」より

すげえぁ、これって『幻の湖』を作っている時の橋本忍の精神状態に近いよ。こんなのが日本の首相だったのか。
僕に聴こえるアンサンブルといえば、突き進む少子高齢化、増え続ける借金、圧迫され続ける生活なんだけど、福田さんにはそれが聴こえないのだろうか?そこらへんが「あなたとは違うんです」なんだろう。

っていうかアンサンブルてナンだよ!アンサンブルじゃなくて「結果」でしょ!
「政策としてのアンサンブルが「永遠の今」を奏でている」
じゃなくて
「政策の結果が今の状況になっている」
のはず。そして
「政策にはアンサンブルが求められる、これが必須の条件だと考えています。」
じゃなくて
「政策には結果が求められる、これが必須の条件だと考えています。」
だと考えて欲しかった。


福田さんの挨拶からなんとなく連想した、その1:橋本忍の『幻の湖』

琵琶湖の水が枯れ果て「幻の湖」となる遠い未来までも、笛が地上を見守ることができるように。

福田さんの挨拶からなんとなく連想した、その2:大川隆法の『永遠の法』

あれから一万年以上の歳月が流れ去り、地球は何度自転をし幾度太陽を巡ったか。

オマケ:「日本人は常に新しい伊勢神宮を見てる」って言ってるけど、僕は伊勢神宮の形も歴史も知らんよ!場所も知らん!伊勢神宮って神奈川県にあるんだっけ?(調べたら三重でした。)

2008-09-05

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