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赤壁の曹操軍なみの物量   

『レッドクリフ part1』の宣伝が凄すぎる。ものすごい量のCMを連発している。ことしの映画の中でも最大級の量だと思う。それでも『レッドクリフ part1』よりも『ライラの冒険』のほうが宣伝費が多い。それには理由がある。『ライラの冒険』は日本での興行の結果によって続編を作るか判断するため、ムリヤリ莫大な宣伝費を投入したのだ。結果は失敗に終わって『ライラの冒険』は第一作で打ち切られた。

『レッドクリフ part1』にも理由がある。『レッドクリフ part1』はエイベックスが多額な投資しているのだ。エイベックスは数年前から映画事業に本格的に手を出したが『蒼き狼 地果て海尽きるまで』『椿三十郎』が失敗して苦境に立たされている。『レッドクリフ part1』が成功しないと、映画事業からの撤退も考えられるのだ。さらに『レッドクリフ part2』が控えているため、ムリヤリでも『レッドクリフ part1』を成功させなくてはならないのだ


でも僕が今回の『レッドクリフ part1』宣伝ラッシュで一番おどろいたのはトニー・レオンでも金城 武でもなくて、「ジョン・ウー」という言葉を宣伝の目玉にしているということだ。ジョン・ウーってそんなに一般的な名詞だったのか。

三国志大好きでジョン・ウー大好きな僕だが、こんな形で三国志やジョン・ウーが一般に浸透するとは思わなかった。

2008-11-01

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