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2008年11月の更新全て

赤壁以外の戦い   

ダイノジの大谷さんにまた取り上げてもらって、

ライムスターの宇多丸さんのラジオでもちょこっとだけ話題になり(11月15日のマボタイネタのトークで破壊屋に触れてくれた)、

町山智浩さんもまた掲載してくれた。

本当に嬉しい。これも全てボディ・ジャックとマボタイのおかげだ。ありがとうボディ・ジャック。今月の僕はさらに『フレフレ少女』と『ICHI』まで観ているが、それでもまだ『櫻の園』『魔法のiらんど teddy bear』『魔法のiらんど 幼なじみ』といった11月の地雷映画をスルーしているのだ。というか今月公開の日本映画は凄いことになっているな。『ハンサム★スーツ』『私は貝になりたい』『ラブファイト』もどうなんだろ。

2008-11-21

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バイトなのに企業に入社   

たまたま見つけたパチンコチェーン店のバイト募集広告。

「バイトなのに企業に入社したような安心感がある!!」

正社員とバイトの数多くの違いをことごとく無視したふざけたキャッチコピーだ。

2008-11-21

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ボディ・ジャックの真実   

前回のストーリー解説では省いたが、映画『ボディ・ジャック』はラブストーリーになっていて上手いオチがつく。低予算映画であの出来なら十分だと思う。むしろ立派な作品かもしれない。そう思ったのは鑑賞後にヤバすぎる原作を読んだからだ。原作である小説『ボディ・ジャック』は幕末と学生運動と現代社会と心霊現象と信仰心と仏様が同時に描かれているフルスロットル小説なのだ。

小説『ボディ・ジャック』はユートピア文学賞を受賞している。「ユートピア文学賞」とはずいぶんと怪しい名前だが、これは幸福の科学が主催している賞だ。もちろん原作を出版しているのも幸福の科学出版だ。だから『ボディ・ジャック』は幸福の科学的な思想にもとづいている。「悪霊に憑かれている」というのは、幸福の科学において重要な考え方なのだ。

『ボディ・ジャック』は主人公=作者(光岡史朗)という形を取っている。光岡史朗も学生時代に学生運動をしていたが、内ゲバなどをきっかけに運動をやめてコピーライターになり、その後作家に転向している。つまり『ボディ・ジャック』の主人公と全く同じように革命に目覚めているのだ。これぞ人間革命!それは違う宗教か。


まず、これが原作の表紙と帯だ。

これが秋葉原事件の真相だ! 多発する無差別殺傷事件・親殺し・子殺し・一家惨殺など不可解な猟奇的殺人の原因を追究した問題作!

と帯に書いてある。また光岡史朗は秋葉原連続殺傷事件を秋葉原ボディ・ジャック事件と呼んでいる。小説『ボディ・ジャック』が発行されたのは2006年で、秋葉原連続殺傷事件は起きていない。そもそも小説の時代設定も1994年になっている。では「秋葉原事件の真相」という言葉はどういう意味なのか?

光岡史朗は

マイナス思考の人間は何者かにボディ・ジャックされてしまうという恐ろしい事実を今の日本人に知ってほしい

と訴えている。そして小説でも映画でも『ボディ・ジャック』は「猟奇事件はボディ・ジャックされた人間の仕業だ!」と主張している。これは設定の話ではない。光岡史朗はリアルで訴えているのだ。もちろん秋葉原連続殺傷事件もボディ・ジャック事件だと訴えている。だから本の帯に「秋葉原事件の真相だ!」と書くのである。


小説内では様々なボディ・ジャックが描かれている。1994年が舞台のため、秋葉原連続殺傷事件ではなくて新幹線のぞみの殺傷事件(シャブ中が犯人)と信金OL誘拐殺人事件が「ボディ・ジャックによる犯罪」になっている。また電車の中とかでブツブツ喋っている人「独り言人間」と呼んで、「ボディ・ジャックだ」と断定している。「レゲエの兄さん」(←本当にこういう表現を使っている)もボディ・ジャックされているらしい。
さらに「警察の取り調べで自供したあと、裁判で自供を否定する」もボディ・ジャックとのこと。自供だけが証拠の場合、冤罪の可能性があるんだけどね。こんな思想を持った人たちが裁判員に参加したらますます冤罪が増えるよ!

そしてここ数年、日本でボディ・ジャックが増えているのは「颯爽とした日本人の美しき心根は失われた」「正しい信仰が失われているから」が原因であり、「独り言を呟く人は信仰を失った人」らしい。そして無宗教的な思想を批判し、「今の日本人の半数以上は地獄に堕ちる」と主張している。僕としては、日本人のほとんどが天上界に行ける幸福の科学が望むような日本こそが地獄だよ!


小説『ボディ・ジャック』にはボディ・ジャックネタ以外にも色々な幸福の科学的な思想が描かれている。幸福の科学が批判する思想(唯物史観とか)も小説内で批判されている。

幸福の科学の教えでは、天上界は階層構造になっており立派な人ほど上の階層に行けることになっている。『ボディ・ジャック』では「人間は平等なはずなのに、なぜあの世でランク付けがあるのか?」という疑問に対して「人間の大きさが違う。器が違う。修行のレベルが違う。」というあんまりな答えを出している。

以前も破壊屋に書いたが幸福の科学はなぜか佐々木小次郎を極悪人として非難しており、『ボディ・ジャック』でも佐々木小次郎が地獄の鬼よりもヤバい存在として登場してくる。

そして『ボディ・ジャック』では「正義とは何か?」という疑問に対して明確な答えが書いてある。正義とは神様や仏様のことなのだとハッキリ答えている。そして

人格を無限に向上させてゆくことが、人間にとって真の喜びなのだ。

↑これが「この世の真実」で、これを否定することは地獄的らしい。『ボディ・ジャック』のラストシーンでは主人公(光岡史朗)が革命を定義して、革命を決意する。

世の人々がこの真実に目覚めたときが、ほんとうの革命なのだ。

↑これは『マトリックス』のラストシーンに似ているのが面白い。

ちなみに『ボディ・ジャック』のクライマックスは映画と同じく坂本龍馬の降臨なわけだが、坂本龍馬は主人公をボディ・ジャックする。つまり主人公はそんだけ立派な人だということだ。そのとき主人公は左手を懐手に入れるという描写があったので、読みながら笑ってしまった。


最後に、秋葉原連続殺傷事件はなぜボディ・ジャックだと断定できるのか?光岡史朗が行った分析を以下にまとめる。

  1. 加藤智大は後半の4人を殺したときの記憶がない。
  2. 4人を殺したとき、加藤智大は殺人剣の極意を使っていた。
  3. 殺人剣の極意は現代の人間ではできるはずのないワザだ。
  4. だから加藤智大何者かにボディ・ジャックされていたのだ。

殺人剣の極意ってマンガかよ。


今回は『ボディ・ジャック』の内容を紹介した。「めちゃくちゃな考え方だなぁ」と思う人も多いだろう。確かにこれらの考え方は極端すぎて受け入れがたい。

しかし………幸福の科学は保守寄りの思想で自民党の支持団体だ。そして幸福の科学は前回の選挙で丸川珠代の応援を行い、丸川珠代は当選した。次の選挙でも幸福の科学は自民党議員の応援を行う。幸福の科学の政治的影響力は議員数人の選挙に及ぼすが、これが創価学会だったら政局を左右するレベルだ。
幸福の科学が発行している雑誌では様々な政治的意見が書かれている。そして自分たちの政治的意見の正しさを示すために「チャネリングした政治家の守護霊の意見」まで掲載している。また「政治家には偉い守護霊がついていて立派な前世がある」という分析も自民・民主問わずやっている。これも「インチキだ!」の一言で片付けたい。でも幸福の科学とは関係ないが、守護霊や前世を分析するインチキ野郎の江原啓之が多くの支持を集めているのも現実だ。
『ボディ・ジャック』は極端な例なので笑い飛ばすことができるが、僕たちの社会や生活は極端じゃないレベルだったら、そういった要素に囲まれているのだ。「やつらにボディ・ジャックされるな!」という点でのみ小説『ボディ・ジャック』に共感できる。

ちなみにamazoneでは『ボディ・ジャック』は大絶賛である。今回の更新で色々な人たちが激怒するかもしれないが、そんなの僕の知ったこっちゃ………………………………


うわああああああ!なんだ今回の更新わ!!こんなの書いた覚えは全然ないぞ!絶対に僕の意思じゃないぞ!これはボディ・ジャックされたに違いない!だからみなさん怒らないで。あ、ボディ・ジッャクされるほうが悪いんだっけ。

2008-11-19

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お知らせ   

追記:募集は締切ました。


11月23日の日曜日にトロピック・サンダー観賞会&破壊屋オフ会をやります。場所は渋谷の予定。

参加したい方はメール(gicchogiccho@hotmail.com)をください。オフ会のみの参加もOKです。

2008-11-15

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1万円ちょっとで映画館を貸し切りにする方法   

なんかもうこの画像を出した時点で、オチに気がついた人もいるかもしれない。

『まぼろしの邪馬台国』(略してマボタイ)は公開前から興行的に大失敗することが判明しているという珍しい作品だった。なんせセリーヌ・ディオンが主題歌『ワールド・トゥ・ビリーヴ・イン ヒミコ・ファンタジア』を歌うのだから、こちらとしてはタイタニックを連想するしかないだろう(映画じゃなくて船のタイタニック)。

マボタイのチケットは値崩れが発生しており、公開前から600円で売られていた。そして公開2週目の今週ではたったの250円だ。僕は1500円でマボタイのチケットを6枚買って家族や親戚にあげた(うちの家系は長崎&島原なので)。

もちろんポイントは僕のものだ。これで映画を一本無料で観ることができる。

来週になればマボタイのチケットは200円になり、打ち切りの週では100円になるだろう。僕はやるつもりはないが、もし誰かが9000円を出してチケットを90枚買って、シネコンで90枚分の席を買うと………シネコンのサービスの形態は色々あるが、だいたい映画のチケットを6枚買えば次の1枚が無料になる。だから90枚分の席を買えば15本(+マボタイ1本)の映画がタダで観れることになる。一本あたりの平均鑑賞金額はなんとたったの600円だ。

いや、それだけじゃあない。映画館を貸切にすることだって可能だ。僕が観た映画館ではマボタイが150席だった。だから15000円でマボタイを150枚買って、映画館の開場と同時に受付に飛び込んで150枚のチケットを叩きつけて元気よく
「マボタイ!全席買います!」
と豪語しよう。それで映画館が貸切になる。そうすれば彼女を誘ってセレブ気分のデートなんかもできる。最大の問題点としてマボタイを観たがる女なんていないというのがあるが、そこは
「これは『容疑者Xの献身』だよ!福山雅治の盲人演技って別人みたいで凄いなー」
とごまかせばいい。そんなごまかしをしなくても映写室へ行って
「他の観客いないんで、『容疑者Xの献身』をかけてください!お願いします!」
と土下座すれば通じるかもしれない。通じないか。

しかしマボタイはチケットばら撒きすぎだろ。そういえば
「郵便局で映画のチケットが買える!」
と宣伝した『ポストマン』は50万枚(一説では100万枚)のチケットを用意したが、全国で3万枚しかさばけなかったらしい(僕からすれば「3万枚もさばけたのか!」だが)。残り47万枚のチケットはどうなったのだろう。

2008-11-15

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ボディ・ジャック   ★★

凄い映画を観た!凄すぎる!こんな映画が公開中だったなんて!

その映画とは『ボディ・ジャック』という日本映画だ。誰も知らないだろう。そういう僕も先日まで知らなかった。『ボディ・ジャック』の存在はid:tada-woさんと飲んだ時に初めて聞いて観に行った。柳下毅一郎さんもブログで『 ボディ・ジャック』を取り上げている。

『ボディ・ジャック』とはどういう映画なのか?以下が映画のキャッチコピーだ。

「ミドルエイジの再出発 感動のスピリチュアルなストーリー」

なんか危ない匂いが漂ってくる。

映画の内容を一行で表すと

「1960年代の全共闘運動の闘士がサラリーマンになったが、幕末の志士の霊に憑依されて連続殺傷事件を調査する。」

というものだ。たった一行にも関わらず狂いまくっている映画だということがよくわかる

以下ストーリー解説でネタバレ。



(続きを読む)

2008-11-11

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黒い大統領   

オバマを見ているといつも意識してしまうのが、彼の肌の色の薄さだ。オバマは黒人にしては肌の色がだいぶ薄い。町山智浩の新刊『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』でも「オバマは本当に黒人なのか?とツッコミを受ける」というエピソードがあった。
以前取り上げた『ダウト』という映画では、エリート社会と黒人の肌が問題になっている。以下のような感じだ。

  1. エリート社会には白人ばっかりだ。
  2. しかしエリート社会でも黒人を受け入れなくてはならない。
  3. でもやっぱり黒人を受け入れたくないよね。
  4. だけど肌の色が薄い黒人なら受け入れやすいよね。
  5. むしろ肌の色が薄い黒人をガンガン出世させれば「エリート社会にも黒人がいますよ!」というアピールになるよな!

ちょっとぶっきらぼうに書いたが、↑これは酷い話だ。そして映画『ダウト』はこの問題を上手く扱っている。

オバマは母親が白人なので肌の色がだいぶ薄い。黒人に拒否反応を示す白人たちにとっては、だいぶ受け入れやすい黒人なのだろう。オバマは初の黒人大統領になった。しかし黒々とした肌の持ち主や、非白人的な特徴がモロに出ている人間がアメリカ大統領になれるのはいつの事なのだろう。アメリカは国民に選ばれた人間なら誰でも大統領になれる国だ。

ちなみに『ダウト』の中盤までのトリックはこんな感じだ。

  1. 黒人女性の検事補がいた(肌の色は薄い)。エリート街道まっしぐら。
  2. [しかし彼女の両親の写真を見ると………二人とも白人だった!]

2008-11-06

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TKバブルと寝た女たち   

すげーなー小室哲哉。M.C.ハマーよりも激しく頂点から転落する男を我が国から輩出するとは………。これはもう小室哲哉はとっとと実刑喰らって、刑務所内で自伝書くべきでしょ。あ、もう既に自伝書いてたけど出版できなかったんだっけ?じゃあ身の回りの女について書くべきだ。『ITバブルと寝た女たち』に続く『バブルと寝た女たち 』シリーズ第5弾として『TKバブルと寝た女たち』にすればいい。これならトリロジーにできる。

第一部は華原朋美で、TKバブルに乗ってトップ女性歌手へ登りつめるところから描く。ラストシーンでは小室哲哉に振られて自殺未遂をする(当時は練り炭も硫化水素もメジャーになってなくて良かった)。

第二部は吉田麻美で、彼女のTKバブルも凄い。小室哲哉相手に妊娠して、できちゃって結婚して、妊娠でセックスできなくなったら浮気されて離婚する。浮気相手は次の主人公KEIKOだ。しかし彼女は慰謝料7億を勝ちとり、ラストシーンで真のTKバブルを迎える。

第三部はもちろんKEIKOだ。TKバブルの最終点である5億円挙式以降は全て転落しっぱなし。復帰に失敗し続けて薬物依存になる華原朋美や、慰謝料が振り込まれずマンションを追い出される吉田麻美も出てくる。MLMで人々を騙し続けるマーク・パンサーもいい味を出すに違いない。そしてこの物語のラストシーンは、今僕たちがニュースで見ている。

2008-11-05

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1VS400!   

ちょっと縁が離れていた友人・知人から久しぶりに連絡があったりする秋のある日。心に浮かぶのはこんな考え。

「そうかそうか!あいつ学会員だったのか!」

という現象が日本中で起きる時期がやってきた。僕も選挙のたびに学会員の知人から不在者投票を頼まれる。破壊屋管理人はイケディアンとして有名とはいえ(根拠:イケディアンで検索すると上位だから)、その願いを受けるわけにはいかない。が、不在者投票に連れて行かれる知人もいる。選挙の出口調査って不在者投票でやれば公明党の圧勝じゃないの?

しかし今回は学会員から「ご家族も(投票に)お願いできないだろうか?」と言われて驚いた。そういえばニュース番組で「今回の選挙で学会員に課せられるノルマは一人400票」とやっていた。本当かどうかは知らんが400票とは凄い数字だ。普通に考えれば実弾無しで400票も集めるのは不可能だろう。だから家族にまで協力を要請してくるのか。大勝利するための道は大変なんだな。

「帝国が、襲ってくる。 信じる心、残っているか。」

(これは『レッド・クリフ』のキャッチコピーなので他意はありません)

2008-11-03

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衝撃のラスト   

衝撃の真実が明らかになった!バーンとアップになる主人公の顔!バババババッと今までのシーンがフラッシュパックで映し出される!

ってな風に観客を無理やり驚かせるのが、ここ数年流行っていたハリウッド映画のラストシーンだ。でも今年は『ミスト』『ゼア・ウィル・ビーブラッド』『その土曜日、7時58分』のようにストーリーの展開で観客を驚かせる映画が増えてきている気がする。良い傾向だと思う。

2008-11-03

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赤壁の曹操軍なみの物量   

『レッドクリフ part1』の宣伝が凄すぎる。ものすごい量のCMを連発している。ことしの映画の中でも最大級の量だと思う。それでも『レッドクリフ part1』よりも『ライラの冒険』のほうが宣伝費が多い。それには理由がある。『ライラの冒険』は日本での興行の結果によって続編を作るか判断するため、ムリヤリ莫大な宣伝費を投入したのだ。結果は失敗に終わって『ライラの冒険』は第一作で打ち切られた。

『レッドクリフ part1』にも理由がある。『レッドクリフ part1』はエイベックスが多額な投資しているのだ。エイベックスは数年前から映画事業に本格的に手を出したが『蒼き狼 地果て海尽きるまで』『椿三十郎』が失敗して苦境に立たされている。『レッドクリフ part1』が成功しないと、映画事業からの撤退も考えられるのだ。さらに『レッドクリフ part2』が控えているため、ムリヤリでも『レッドクリフ part1』を成功させなくてはならないのだ


でも僕が今回の『レッドクリフ part1』宣伝ラッシュで一番おどろいたのはトニー・レオンでも金城 武でもなくて、「ジョン・ウー」という言葉を宣伝の目玉にしているということだ。ジョン・ウーってそんなに一般的な名詞だったのか。

三国志大好きでジョン・ウー大好きな僕だが、こんな形で三国志やジョン・ウーが一般に浸透するとは思わなかった。

2008-11-01

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