すげーなー小室哲哉。M.C.ハマーよりも激しく頂点から転落する男を我が国から輩出するとは………。これはもう小室哲哉はとっとと実刑喰らって、刑務所内で自伝書くべきでしょ。あ、もう既に自伝書いてたけど出版できなかったんだっけ?じゃあ身の回りの女について書くべきだ。『ITバブルと寝た女たち』に続く『バブルと寝た女たち 』シリーズ第5弾として『TKバブルと寝た女たち』にすればいい。これならトリロジーにできる。
第一部は華原朋美で、TKバブルに乗ってトップ女性歌手へ登りつめるところから描く。ラストシーンでは小室哲哉に振られて自殺未遂をする(当時は練り炭も硫化水素もメジャーになってなくて良かった)。
第二部は吉田麻美で、彼女のTKバブルも凄い。小室哲哉相手に妊娠して、できちゃって結婚して、妊娠でセックスできなくなったら浮気されて離婚する。浮気相手は次の主人公KEIKOだ。しかし彼女は慰謝料7億を勝ちとり、ラストシーンで真のTKバブルを迎える。
第三部はもちろんKEIKOだ。TKバブルの最終点である5億円挙式以降は全て転落しっぱなし。復帰に失敗し続けて薬物依存になる華原朋美や、慰謝料が振り込まれずマンションを追い出される吉田麻美も出てくる。MLMで人々を騙し続けるマーク・パンサーもいい味を出すに違いない。そしてこの物語のラストシーンは、今僕たちがニュースで見ている。
2008-11-05