破壊屋オフ会の常連メンバーで映画秘宝ナイト行ってきました。
まず観たのはアメリカで興行収入2億ドルという超大ヒットして続編が決定したにも関わらず、日本では公開が見送られた『ザ・ハングオーバー』。
ラスベガスでどんちゃん騒ぎをした男たち。朝起きるとホテルの部屋に虎と赤ちゃんが!腕には病院のタグが(いつの間にか手術を受けた)!友達が消えた!歯が無い!昨日は俺たち何やったっけ?でも二日酔い(ハングオーバー)で何も覚えていない!というコメディ。
これがもう場内爆笑の連続。序盤は爆笑している観客がいたのにギャグが連続で空振りして誰も笑わなくなった『しんぼる』を観た後だけに新鮮だった。
以下は『ザ・ハングオーバー』と『ベガスの恋に勝つルール』の両方のネタバレ。
[『ザ・ハングオーバー』と『ベガスの恋に勝つルール』は両方ともラストシーンでラスベガスの夜が明らかになるという構造だった。写真だけでトリックを明らかにする『ザ・ハングオーバー』のラストも好きだけど、『ベガスの恋に勝つルール』はもっと好き。普通の恋愛映画だったら「半年後…」って字幕が出てきて結婚式になるところを、「半年前…」って字幕が出てきて過去の結婚式になるというアイデアが面白い。]
ラスベガスって簡単に結婚できるんだなぁ(世界一簡単らしい)。僕も去年ラスベガスに行ったときにギャンブルじゃなくて婚活すれば良かった。
何度か通販しているBON-KURAでロボゲイシャTシャツも購入。破壊屋管理人だってことを伝えたら、ブースの内側に入れてもらってこんな写真を撮ってくれました(店長さんが写真を撮っている)。ラッキー!もっと嬉しそうな顔しろよ、俺!
BON-KURAのロボゲイシャTシャツはこっちのデザインもかっこいい。また通販するか。
山田辰夫追悼ということで『すかんぴんウォーク(1984)』も上映。吉川晃司のアイドル映画なんだが、演出がアメリカン・ニューシネマの『卒業』風味。水中メガネ映像まで再現していたのがウケた。後半にはロッキー風のシーンもあった。検索してみたら速水さんが『すかんぴんウォーク』と『真夜中のカーボーイ』の関連性も指摘していた。大森一樹がアイドル映画に深みを持たせるためにアメリカン・ニューシネマから引用しまくったのだろう。意外と面白い映画だった。
来年も秘宝ナイトをやってほしい。
2009-09-26