みんなで一緒に泣いたり笑ったりできるのが映画館で映画を観ることの素晴らしさ
と言いたいところだが、ここ数年はレベルの低いお涙頂戴映画が連発されたこともあって
みんなが一緒に泣いているところを必死で笑いこらえなきゃいけないから映画館で映画を観るのが大変だなぁ
という状況もよくある。普通に面白いコメディ映画でも
笑うべきシーンなんだけど、自分だけゲラゲラ大声で笑うわけにはいかない
という状況もある。笑いたければ笑えばいいのでムリヤリ笑いをガマンするというのも変な話だ。しかしどんなに泣ける映画でも、高橋ジョージの顔が画面に出てくるだけで爆笑してしまう人もいるだろう。『仏陀再誕』のように映画館で爆笑することが、身の危険に繋がるときもある。そんなときに映画館で笑いをこらえるテクニックは必須だ。
というわけで、今回は僕が映画館で笑いをこらえるときに使っているテクニックを書きます(みんな意識しないで自然に使ってるよ!)。
これらはあくまでも「笑いそうになったらこらえる」方法であり、観客の予想外となる突発的爆笑シーンでは対応できない。たとえば映画『赤い糸』で彼氏がヒロインにメッセージを伝え終えると[車が突っ込んできて彼氏が吹っ飛んで死ぬような]シーンには対応できないのだ。しかし突発的爆笑シーンにも対応しなければ、信者に囲まれる『仏陀再誕』のような映画は鑑賞できない。だから僕はこういう映画を観るときは常に自分の顔を握って観ています。
2009-10-17