映画評論家の福本次郎は映画内の時間の流れが順序通りでないと混乱するらしい。だから回想シーンを多用する映画を理解することができない。酷い時は回想シーンに対して「妄想だ」と見当違いの批判をしたときもある。最近だと回想シーンの順番がバラバラの『私の中のあなた』が福本次郎的に難解な映画だったらしく、福本次郎は「混乱する」と批判している。
そんな福本次郎がまた酷い映画評を書いた。タイムトラベルする男との結婚を描いた恋愛映画『きみがぼくを見つけた日』の映画評だ。以下は福本次郎のこんな映画は見ちゃいけない!からの引用だ。
関わった人たちの記憶が少しずつ書き換えられ、何が真実なのかがまったくわからず不安定な気分にさせられる。ベースとなる時間軸を明確に定義しなかったのがこの作品の最大の欠点だ
福本次郎の勘違いを指摘する。
そういえば『イングロリアス・バスターズ』も時間軸がバラバラらしいな。こんな福本次郎は『イングロリアス・バスターズ』を見ちゃいけない!
追記:『イングロリアス・バスターズ』は時間軸がバラバラでない上に、福本次郎が結構イイ事書いてた………。
2009-11-08