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2009年11月の更新全て

破壊屋ミニオフ会   

12月6日の文学フリマは「本を買って終わり」というイベントなので、「帰るともったいないから適当にウロウロしている」という状態になってしまうかもしれない。前回文学フリマにUMASHIKAを買いに行った僕がそうだった。
というわけで12月6日には破壊屋ミニオフ会をやりましょう。参加条件は無しです(Bootlegを買った人のみ!というのも無い)。以下の二つの時間帯にやります。

参加希望者はメールでお願いします。その際に【Aコース】か【Bコース】かも教えてください。ツイッターをやっている方はダイレクトメッセージでもOKです。


時間が短いのであんまり話せないと思いますが、当日はみなさんと

についてお話したいです。って嘘だからね!(ネパールへの寄付金を僕が集めていると信じた人がいたので………)

2009-11-28

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だれ映2009   

2009年度 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞、今年もやります!みなさん、投票よろしくお願い致します

投票ページ

投票締切日は11月30日です。

過去の投票とコメント
投票の際は以下の点に注意してください
  • クッキーを有効にしたブラウザのみから投票可能です。携帯からの投票はできません。
  • 一人で複数の映画に投票できます。一人で10本でも100本でも投票可能です。
  • ただし一つの映画に対しては、一人一票でお願いします
  • 「お名前」「コメント」は空白でも投票可能です。 ただし「名無し」「通りすがり」といった文字列を使用するとエラーが発生します。


オマケ:真・おっぱいバレー

2009-11-24

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ビッグ・バグズ・パニック   ★★★

『ビッグ・バグズ・パニック』の主人公:クーパーはダメサラリーマンだ。毎日のように会社に遅刻して仕事をしないで遊んでばかり。さらに「仕事しているフリ」もヘタなので、彼のダメッぷりは周囲の知るところである。そもそも雇って貰えたのも母親を亡くして同情されたからだった。

そんなクーパーが当然の如く上司からクビを言い渡された瞬間、突然強烈な音が聞こえてきて街の人全員が失神。数日後にクーパーが目を覚ますと、人々はみんな巨大昆虫が作った繭の中に取り込まれていた。クーパーは生き残った人々と共にサバイバルを図るが………


ビッグ・バグズ・パニックの公式サイト。テニスラケットを構えているのが主人公のクーパー。


『ビッグ・バグズ・パニック』は『ショーン・オブ・ザ・デッド』のフォロワー映画とも言える。クーパーは『ショーン・オブ・ザ・デッド』のショーンとエドを足したようなキャラクターだ。ただ僕は『ミスト』のフォロワー映画のような気もした。巨大昆虫が襲ってくる理由に「危険な化学薬品が川に流れて…」「軍の実験で…」「宇宙からの放射線で…」「惑星クレンダスから…」といった説明を一切つけなくても、巨大昆虫が襲ってくるので人類終わり!だけで済ませれるのは『ミスト』があったからだと思う。 というか僕の頭の中に「ミストの世界」というのが強烈にこびりついてしまい、世界の終末を観るとゾンビ映画よりも『ミスト』のほうを連想するようになったのかもしれない。ただ『ミスト』との類似性についてはZOMBIE手帖ブログの管理人さんも指摘していた


『ビッグ・バグズ・パニック』の原題は「Infestation」で、シラミやイナゴといった群れを成す「襲来」を意味する。劇中でも巨大昆虫が人々を襲い刺された人々は………街を昆虫が襲う映画といえばゲラゲラ笑いながら観れる『スパイダーパニック』があったが、『ビッグ・バグズ・パニック』はもうちょっと凄惨な展開の映画だ。刺された人々も[また昆虫のバケモノへと変態するので、実はゾンビモノの映画だったり]するのだ。

クーパーの父親でコテコテの元軍人、障害者の青年といったキャラクターの描き方が良い。エロもグロも適度にぬるーく描かれる。クライマックスで伏線が生かされるのも上手い。ヒド過ぎて物議を醸しているラストシーンを除けば、色んな映画のおいしい設定を混ぜ合わせた好感の持てるB級映画だ。

2009-11-21

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映画の同人誌「Bootleg」とトンデモないエンドクレジットの世界   

映画の同人誌に参加しました!僕に画力があれば同人誌のカップリングには、草なぎ剛×TKO(BALLAD)、江口洋介×TKO(GOEMON)、TKO×林遣都(LOVE FIGHT)をチョイスして大沢たかおの受け攻め両方を描きたいところだけど、残念ながらそんな画力はないので文章ネタです。いや、カップリングのやおい文章を書いたわけではなくて、いつも通りの映画ネタについて書きました。

この同人誌「Bootleg」の企画はゾンビ、カンフー、ロックンロールの侍功夫さんが立てたもので、何から何まで侍功夫さんがやってくれました。まだ僕も自分の書いた部分しか見られてないんですが、侍功夫さんのおかげで僕の文章はともかくとして、大変素晴らしいデザインになっています。

他の執筆陣もすごくて

といった超豪華メンバーが揃っています。そこに加えて映画レビューなんて書かないでバカネタばっかりやっている破壊屋のギッチョと、映画よりも鈴木早智子を愛しているマトモ亭主宰のスロウストンさんという場違い映画ブロガー2名が参加させてもらっています。でも噂によるとマトモ亭のスロウストンさん書かれた「男はつらいよ全48作論」が一番凄そうなネタらしいです。僕もまだみなさんの執筆作を読んでいないので、この文学フリマが凄く楽しみです。

僕が書いたネタは「リブート!~繰り返される映画たち~」と「エンドクレジットの世界」です。この二つのネタは前から破壊屋に載せたかったけれど、文字数が多すぎて収拾つかなくなってしまうために、書き上げることが出来なかった。

リブート映画というのは「バットマン」「ハルク」「仁義なき戦い」みたいにリセットボタンを押して前のシリーズを無かったことにした映画のこと。今回はリブートの定義を拡大解釈して、死んでも死なないで続編を作る「宇宙戦艦ヤマト」や、リセットボタンを押す回数がやたら多い「ゴジラ」といった作品を始めとして、色んな映画のリブートについて書きました。

もう一つは、どんなに面白い映画だろうがどんなにつまらない映画だろうが、映画の最後に必ず流れてくるエンドクレジットについてです。10年近くも続けてきた個人映画サイトの管理人としては
「なんでエンドクレジットをわざわざ最後まで見なきゃいけないの?単なる文字列じゃん。面白くも何ともないから、さっさとトイレ行きたい!」
とはクチが裂けても絶対に言えないことなんだけど、たった今そのクチが裂けた。でもまあ実際のところはちゃんと最後まで見ているので、色んな映画の面白いエンドクレジットのことを書いています。

せっかくなので、僕が書いた「エンドクレジットの世界」でも取り挙げたトンデモないエンドクレジットを一本だけここでも紹介します。むかし、町山さんと柳下さんがテレビで取り上げたこともあるので知っている人もいるでしょう、香港映画『群狼大戦』のエンドクレジットです。以下は『群狼大戦』のネタバレになっています。


これが『群狼大戦』のラストカット、火だるまになった人が建物から落ちている


これが『群狼大戦』のエンドクレジット、新聞記事が載っていてそこには「傷重焼人火」って書いてある


えーつまりですね。『群狼大戦』のクライマックスは女優2人が爆発する建物から飛び降りるシーンなんですが、香港映画なのでスタントマンは使わずに女優本人が飛び降りた結果………撮影事故が発生して女優2人が爆炎に巻き込まれて大ヤケド。この瞬間に映画はいきなり終わってしまい、代わりにサイレンの音が聞こえてきます。エンドクレジットではこの撮影事故を報道する新聞記事で構成されています。

このエンドクレジットはYOUTUBEでも見れます。また『群狼大戦』についてはKASAHARA MOVIE GUIDEが詳しいです。


同人誌「Bootleg」の「エンドクレジットの世界」では、50本以上にも及ぶ色んな映画の面白いエンドクレジットを文章で紹介しています。文学フリマは12月6日に蒲田で開催されますので興味のある方は是非来てみてください。

なお、「Bootleg」の通販希望者が多いらしいんですが、「Bootleg」は残念ながら通販できません。ただ僕のリアル友人・知人や破壊屋オフ会に参加したことのある人で「12月6日は無理だけどBootlegが欲しい!」という方は連絡ください。何とかできるかも。


映画評同人誌「Bootleg」

侍功夫(ブログ「ゾンビ、カンフー、ロックンロール」
「ハートウォーミング?ナニそれ喰えんの?~ロバート・ゼメキス~」
「王と神に戦いを挑んだ男たち~ジャッキー・チェンとハロルド・ロイド~」
とみさわ昭仁(ライター、蒐集家、ブログ「人喰い映画祭」
「ジョーズは全部見ろ!ブロディ一家を執拗に追い続けるジョーズ軍団」
「スピード見るなら『1』よりも『2』!」
古澤健(映画監督、ふるにゃん、ブログ「にゃんにゃんゾンビ村」)
「80年代のこと」
「僕に影響を与えなかった映画~ニンジャリアン~」
伊藤聡(ブログ「空中キャンプ」
「十七歳から遠く離れて~ロミーとミッシェルの場合~」
「『ビッグ』で語る非モテ論」
真魚八重子(映画ライター、ブログ「アヌトパンナ・アニルッダ」
「あぁ、そういえば悪くないねと言われ続ける映画監督、カーティス・ハンソンの世界」
破壊屋(HP「破壊屋」管理人)
「リブート!~繰り返される映画たち~」
「エンドクレジットの世界」
永岡ひとみ(イラスト得意女子、ブログ「とかくめも」
「出張とかくめも~Living in Films~」
マトモ亭スロウストン(馬の骨、赤ブログ「マトモ亭 後だしジャンケン連敗録」
「男はつらいよ全48作を全部見たっす」
「XXX」(シークレット)

2009-11-15

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僕の初恋を君が僕を見つけた日に君に読む物語   

映画評論家の福本次郎は映画内の時間の流れが順序通りでないと混乱するらしい。だから回想シーンを多用する映画を理解することができない。酷い時は回想シーンに対して「妄想だ」と見当違いの批判をしたときもある。最近だと回想シーンの順番がバラバラの『私の中のあなた』が福本次郎的に難解な映画だったらしく、福本次郎は「混乱する」と批判している。

そんな福本次郎がまた酷い映画評を書いた。タイムトラベルする男との結婚を描いた恋愛映画『きみがぼくを見つけた日』の映画評だ。以下は福本次郎のこんな映画は見ちゃいけない!からの引用だ。

関わった人たちの記憶が少しずつ書き換えられ、何が真実なのかがまったくわからず不安定な気分にさせられる。ベースとなる時間軸を明確に定義しなかったのがこの作品の最大の欠点だ

福本次郎の勘違いを指摘する。

記憶が少しずつ書き換えられ
この映画の登場人物たちの記憶は書き換えられていない。一度記憶した事実はそのまま残る。
他の文章でも福本次郎はこの映画の「記憶違い」的な要素を批判しているけど、「記憶違い」自体が起きていない。批判されるべきは福本次郎の「記憶違い」だろう。
何が真実なのかがまったくわからず
この映画で起きる出来事は全て映画内の真実である。これを「まったくわからず」と批判する人は『天使の恋』とか『僕の初恋を君に捧ぐ』でも観てましょう。僕は今度観に行くので一緒にどうですか?
ベースとなる時間軸を明確に定義しなかった
オープニングの主人公は少年時代であり、若い時代、30代も順番に描かれる。ベースとなる時間軸は明確に定義されている。
タイムスリップされると時間軸がわからなくなるのなら、画面の右上に「現在」「過去」「未来」といったテロップが必要になるが、そんなのが必要なのは中学生未満と福本次郎だけだろう。

そういえば『イングロリアス・バスターズ』も時間軸がバラバラらしいな。こんな福本次郎は『イングロリアス・バスターズ』を見ちゃいけない!


追記:『イングロリアス・バスターズ』は時間軸がバラバラでない上に、福本次郎が結構イイ事書いてた………。

2009-11-08

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写真ネタ   

更新空けてしまってスマン。写真ネタでつらつらと。


ラウドパークに行ってきました。ナパームデスのライブ中に出来た巨大サークルモッシュがすげえ楽しかった。写真はスクリーミング・マッド・ジョージのオブジェ。


ラウドパークでは黒っぽいTシャツを着るのがオシャレ、黒T率は9割。


アンヴィルのブースがあったので記念写真


川崎ハロウィンにも行ってきました。


川崎ハロウィンでスゲー感心したコスプレ。なんとヒッピーバス!ちゃんとマリファナのニセモノも咥えていた。映画『カーズ』でヒッピーバスと軍人ジープが隣人同士だというギャグがあったな。


ロビンと一緒に。写真の人のマントは黒いけど、60年代実写版だとロビンのマントは黄色だった。この赤と緑と黄の組み合わせが強烈だ。ロビンを超えるガイキチ系ファッションなのはドラクエ3の主人公だと思う。黄色の全身タイツに青い服を着て紫のマントを合わせるセンスは最強。


素顔も撮られていた!写真くれた方、ありがとう。


あ、この格好でDJデビューしました。アンヴィルの「メタル・オン・メタル」やナイン・インチ・ネイルズの「パーフェクト・ドラッグ」をかけました。でも一番ウケたのはハロウィンということでかけた映画『リング』の「来ーる、きっと来ーる」でした。

2009-11-08

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