今年のサマソニは確実な集客を狙ってか、かなりバラエティに富んだラインナップになっていて、戸惑っている洋楽ファンも多いと思う。俺は幅のあるラインナップが好きだから楽しんでいるけど、それでも加護亜依や韓流アイドルのBIGBANGの参戦はかなり衝撃的だった。例えAKB48やV6が出てきても、もう驚かないぜ!と思っていたけど、そんな俺でもTOKMAが参戦しそうという情報には凄く驚かされた。
『ボディジャック』を観終わったらTOKMAのライブが始まった
知名度の低いアーティストでも実力次第でサマーソニックに出演できる企画出れんのサマソニに面白い現象が起きている。現在ネット投票一位のアーティストが、なんとロック歌手のTOKMAなのだ。TOKMAと言えば映画『ボディ・ジャック』の主題歌を歌った男だ。TOKMAは幸福の科学や幸福実現党の応援が非常に熱心で、幸福実現党の選挙カーに乗って愛国ソング『I LOVE ジパング』を熱唱していて、その動画はここで見れる。選挙カーに乗ってしまったらロックもクソも無いと思う。反体制の鑑であるアタリ・ティーンエイジ・ライオットが復活するサマソニで、選挙カーに乗るロックもやるのか。そういえば映画『サイタマノラッパー2』ではHIP-HOPグループが選挙カーに乗るエピソードが印象的だったな。
以下は『I LOVE ジパング』の狂った歌詞。
去勢された日本人、働き続けても・・・
最後は財産さえも取られちゃうよ~!相続税で・・・
WAO~!(共産国日本)
そんな彼が現在のところネット投票一位なわけである。本来の意味での信者たちが組織的に投票しているのであろう。別に不正行為をしているわけではない。ただTOKMAがサマソニに出演するとしたら、当然サマソニ会場には幸福の科学の信者たちも来る。そして俺はサマソニ会場で見つけられやすい人間である。
俺の写真です。
もしも信者たちが俺を見つけた場合、そりゃ色々と俺に文句が言いたいこともあるだろう。見つかったら一瞬にしてスパイダーマンスーツを脱いで投げ捨て、「中身はあっちに逃げたぞ!」と大声で叫ぶくらいの機転は効かせたい。もしバレて詰め寄られても「いや、フォース・カインドは真実を描いた映画ですよ!嘘映画とか言ってるヤツは情弱ッス。」と、自分の主義主張を捨てさる心構えも出来ている。
フェスには世界中の音楽が集まるので、当然ながら世界中の宗教も集まる。サマソニは過去にもクリスチャン・ロックのアーティストやユダヤ教のアーティストを出演させて話題を呼んだ。世界中の宗教が音楽を通じて一か所に集まることに魅力を感じる人もいるだろう。でも今年のサマソニってスティービー・ワンダーとコートニー・ラヴという創価学会アーティストが目玉なのよ。去年は『仏陀再誕』で幸福の科学VS創価学会の仮想バトルが展開したけど、今年は夏フェスでも宗教バトルが展開するかも?えーと「敵の敵は味方」の論理で行けば、俺はどっちの味方をすればいいのだろう?創価学会員の友達は何人かいるけれど、教義本とか買って研究しているのは幸福の科学だしなぁ。まあ俺はアタリ・ティーンエイジ・ライオットの信者です。人間レボリューション・アクション!デストロイ!