Archive for 5月, 2012
hakaiya Twitter May 5th
土曜日, 5月 5th, 2012やり直しになる映画シリーズ
土曜日, 5月 5th, 2012映画にはリブート(再起動)っていう言葉がある。今度公開される新スパイダーマンみたいにシリーズを無かったことにしてやり直すことだ。今回はそんなリブート作品を集めてみたよ。
スパイダーマン
- サム・ライミ版(3本作られた)
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ボンクラテイストを強めにしたこのシリーズ超好きだったんだけどなー。『スパイダーマン4』がキャンセルとなったためにスッキリした完結は迎えなかった。
- アメイジング・スパイダーマン(2まで決定)
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『スパイダーマン4』がキャンセルとなったためにリブートされることになった。監督は『(500)日のサマー』で長編デビューしたばっかりの人。
バットマン
- バットマン オリジナル・ムービー(1本作られた)
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1966年版、オープニングで「荒唐無稽の楽しさ、バカバカしさを愛する人にこの映画を捧げる」とメッセージが出てくるほどのバカ映画。
- ティム・バートン&ジョエル・シュマッカー版(4本作られた)
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監督が代わるのはまだしも、バットマンを演じた俳優もコロコロ変わるんだが……でも一応同じシリーズ。『Mr.フリーズの逆襲』が失敗したためにシリーズ終了。
- クリストファー・ノーラン版(3部作で完結予定)
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『ダークナイト(2008)』はアメリカで興行的に大成功を収め、映画史に残る名作として扱われている。リブート作品の成功例だろう。
ハルク
- アン・リー版(1本で終了)
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この作品の大失敗によって台湾出身アン・リーはハリウッドでの仕事が不可能になると思われたが、『ブロークバック・マウンテン』で見事に復活。
- インクレディブル・ハルク(アベンジャーズに転職)
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今度はアベンジャーズの一員として復活した。監督はフランス出身のルイ・レテリエ。
スーパーマン
- カーク・アレン版(映画は2本作られた)
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1940年代のスーパーマン。映画以外にもアニメやラジオとかいっぱいある。
- ジョージ・リーヴズ版(映画は1本作られた)
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1951年のスーパーマン。ジョージ・リーヴズは「スーパーマンの呪い」でも有名。
- クリストファー・リーヴ版(4本作られた)
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一番有名なのはこのシリーズ。1978年~1988年の映画。だが著しく出来の悪いスーパーマン3とスーパーマン4を無かったことにされて21世紀にリブートされる。
- スーパーマン リターンズ(1本で終了)
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リブートというよりもスーパーマン2の直接の続編だけど、イマイチな結果なので終了。
- Man of Steel)
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リブートして2013年から始まる予定の新シリーズ。監督は『300』のザック・スナイダー。
パニッシャー
- ドルフ・ラングラン版(1本で終了)
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パニッシャーがヤクザと戦う映画。
- トーマス・ジェーン版(1本で終了)
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パニッシャーが駐車禁止する映画。
- レイ・スティーヴンソン版(1本で終了)
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どれも1本でシリーズ化に失敗しているので、逆にシリーズに思えてくる。頑張れぱにっしゃー!。
ゴジラ
- 昭和ゴジラシリーズ(15本作られた)
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ゴジラシリーズは何度リブートしても第1作の設定が不変で、無かったことになるのは第2作目以降なのが特徴的だ。つまり「1954年に放射能で巨大怪獣になったゴジラが日本を襲った」という事実だけは絶対に変わらない。
- 平成ゴジラシリーズ(7本作られた)
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昭和ゴジラシリーズを無かったことにして、1954年のゴジラ第一作の直接の続編として製作。1984年のゴジラはビルのほうが背が高い。そして1995年にゴジラはメルトダウンする。でも世紀末にリブート!
- ミレニアムシリーズ(5本作られた)
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昭和ゴジラシリーズも平成ゴジラシリーズも無かったことにした。ミレニアムシリーズは毎回リブートがかかっているので、それぞれ独立した作品だ。
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ただし『ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』だけは繋がっている。
- ゴジラ FINAL WARS)
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最終作でも再びリブート。というわけでゴジラのリブート回数はなんと6回!
- ゴジラ 3D
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残念な結果となったエメリッヒ版ゴジラだけど、ハリウッドゴジラもリブートの計画が進んでいる。『ゴジラ 3D』が2014年公開予定。
デアデビル
ファンタスティック・フォー
ハムナプトラ
ピンクパンサー
- ピーター・セラーズ版(8本作られた)
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主演のピーター・セラーズが途中で亡くなったので、別の人を主演にしてシリーズを続けた。
- スティーブ・マーティン版(2本で終了?)
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新ピンクパンサー2には日本人も出ているんだけど話題にならなかったね。
ジャック・ライアン・シリーズ
- ハリソン・フォード版(2本作られた)
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この作品の前にアレックス・ボールドウィンがジャック・ライアンを演じた『レッドオクトーバーを追え!』があったんだけどね。
- ベン・アフレック版(1本で終了)
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ずっとプリクェルだと思っていたけど、これもリブートらしい。
ガメラ
- 昭和ガメラシリーズ(8本作られた)
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子ども向け怪獣映画だから仕方ないとはいえ、幼稚すぎて俺は嫌いなシリーズだ。
- 平成ガメラシリーズ(3本作られた)
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うって変わってこちらは傑作シリーズ!90年代を代表する日本映画シリーズと言ってもいい。
- 平成ガメラ新生版(1本作られた)
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平成ガメラ3部作が大人向け過ぎたので、こちらは子供向けであることを強調した。でもヒットせずに終了。
仁義なき戦い
- 深作オリジナル五部作(5本作られた)
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1973~1974年にリブートかけつつ6本も作られたシリーズ。当時の日本映画のパワフル過ぎ。
- 深作新シリーズ(3本作られた)
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このシリーズは直接的にはストーリーが繋がっていない。深作以外が監督した別作品も3本ある。
エヴァンゲリオン
- 劇場版シリーズ)
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テレビシリーズのラストを無かったことにして映画で完結させようとした。
- 新劇場版シリーズ
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エヴァンゲリオンのリビルドらしいが、まあリブートってことにしても良いだろう。2013年に完結する予定だが…。
虹をつかむ男
- 山田洋次監督・西田敏行版(1本で終了)
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プログラム・ピクチャーとして作ったのに第一作でいきなり失敗したためシリーズ終了。
- 山田洋次監督・西田敏行版(1本で終了)
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スタッフも主役も変えずにリブートするという珍しいことやって、また失敗。これでシリーズ終了。そういえば大沢たかおの築地魚河岸三代目シリーズも一作で終わったね。
あと『宇宙戦艦ヤマト』もリブートっていうか設定のちゃぶ台返しが酷いことになっている。『プレデターズ』はリブートのつもりだったらしいけど新シリーズの続編が作られる予定はない。『トランスフォーマー』も2014年に公開される第四作がリブートという噂もあるけど、ある程度は繋がっているらしい。
リブートじゃない作品も載せたりしたけど、リブートやらリメイクやらリビルドやら言葉の定義付けもめんどくさいのでそこらへんは適当。これからも延々とリブートは続くんだろうな、遠い未来には『アバター』もリブートされるかも?
さて、今回のエントリは『Bootleg Vol.0』で俺が書いたコラム『リブート!~繰り返される映画たち~』から解説を全部削除して、最近のリブートを足したものです。『Bootleg Vol.0』が欲しい人は……残念ながらもう入手方法は無いと思うけれど、Bootlegの最新号は2012年5月6日に文学フリマ会場で発売されます!
破壊屋文学フリマ昼オフ会
水曜日, 5月 2nd, 2012『Bootleg Basic』が発売される文学フリマが近づいてまいりました。今回も破壊屋昼オフ会をやります。「1、2冊だけ買って帰るのもったいない」「ブロガーに声かけたいけど、誰が誰だかわからない」「破壊屋は知らんがそれ以外は知っている」という方の参加大歓迎です。状況が状況だけにドタキャン&ドタ参加OKですが、事前に最大人数を把握しておきたいので「行けそうだったら行く」の人でも一応連絡ください。
日時 | 5月6日 日曜日 |
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集合時間 | 11:45前後 |
場所 | 平和島 |
募集締切 | 当日飛び入りOK |
参加したい方はメールフォームか、Twitterか、何でもいいので俺に連絡ください。
ちなみに今回は文学フリマ会場周辺に食べるところが無いので、バスで移動して平和島で昼オフをやります。だから参加したい方は
- パターン1:文学フリマ会場で11:45までに俺に会って、その後行動を共にする
- パターン2:平和島に直接行って、俺が指定するレストランに行く
- パターン3:文学フリマから帰る際に、まだやっているかもしれない破壊屋昼オフに顔を出す
の3つから選んでください。
そういえば花見の写真を出し忘れていた。町山智浩さん、吉田豪さんとパチリ。俺の反対側にはBootlegを持ったBootleg編集長がいる。