たまーにだけど、試写会に呼んでもらえることがある。少し前に呼ばれた試写会におすぎ氏がいた。タレントとして親しまれている人なので、以降は呼び捨てにする。
俺の母親の実家とおすぎの実家が近所という妙な縁もあって、俺は子供のころからおすぎとピーコが好きだった。文春のおすぎの映画評は欠かさずチェックしていた。おすぎVS田山力哉の辛口映画評論家バトルが発生したときは二人とも好きな映画評論家なのでヒヤヒヤした覚えがある。世間の「おすぎとピーコの区別がつかない」ネタに対しては「そのネタをいつまで引っ張るんだよ」とツッコミ入れている。
まあとにかく「俺はおすぎと一緒の場所で映画を観たんだ!」と感激して、配給会社の方に「おすぎさんもいらしていたんですね」と話かけたところ「あの方はピーコさんです」と言われた。俺は心の中で「試写会であの顔があったら、おすぎと思うだろ!」と自分のことを棚に上げて言い訳した。
この話を映画ライターの真魚八重子さんにしたところ「私は区別がつくよ」と言われた。だから今後は「映画業界の人=おすぎとピーコの区別がつく人」だと思うことにする。でも映画業界の人にも「あなたが観たおすぎは本当におすぎなのですか?」と問いたい。
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