コンビニとタイアップする映画

エイトレンジャー

コンビニはタイアップの現場だ。日本最大のコンビニチェーンであるセブンイレブンはジャニーズ事務所とタイアップを組んでいて、セブンイレブンに行くと常にジャニーズ関係のキャンペーンをやっている。二番手であるファミリーマートは吉本と韓流と組んでいるし、ローソンは『エヴァ』や『けいおん』といったアニメに強い。

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ファミリーマートとタイアップする初音ミク。

コンビニ各社はコンビニチェーンに加入した店長たちが売り上げを伸ばしやすいように強力なタイアップキャンペーンを用意する一方で、店長たちから売上を容赦なく奪うのだ。

映画とのタイアップだと『キューティーハニー』がファミリーマートとタイアップしたことがある。佐藤江梨子演じるハニーはファミリーマートのおにぎりで強くなるという設定だ。この設定はあまりにも酷くて、佐藤江梨子がファミリーマートでおにぎりを食べてパワーアップするオープニングを観たとき、俺は「これ映画本編なの?CMじゃないの?」と疑ったほどだ。

ついさっき『キューティーハニー』並みに強烈なコンビニタイアップの映画を観た。関ジャニの『エイトレンジャー』だ。『エイトレンジャー』は絶望に覆われた未来の日本が舞台になっている。日本の経済は破綻し円は終了、経済は混乱し治安が極度に悪化、格差社会は極端に広がり、子供たちは人身売買されて臓器を抜かれる。国内は硫酸の運河で分断されたため運河に落ちると死ぬ。警察は役目を果たしていないため警察の代わりにヒーローが活躍する………という設定なのにセブンイレブンのタイアップ映画なので「あなたの暮らしに近くて便利!」という文字をはためかせながらセブンイレブンが登場する。この瞬間、絶望の日本という設定は無かったことになった。

関ジャニ演じるヒーローたちは、一人一人顔がアップになるとセブンイレブンで買った食べ物を口に入れながらセリフを言っていた。劇中の日本の絶望の姿よりも、コンビニタイアップで無残になった映画の姿のほうがずっと絶望できたよ。

エイトレンジャー

ファミリーマートのスパイシーチキンとタイアップした映画『阿波DANCE』。青春映画なのに、スパイシーチキンを褒めながら食べるシーンがあってこれも台無しに。

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