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『明日、ママがいない』に呆れ果てた

水曜日, 1月 22nd, 2014

明日ママ5

21世紀で一番泣けるんですって。

『明日、ママがいない』騒動について雑感

『明日、ママがいない』への抗議に対する日本テレビの態度は、表現の自由を守るという意味で良かった。内部的にはどうか知らんが広報的には日本テレビが責任を被っていて、製作現場を守っているのも好感持てる。養護施設側からの質問は無視しすぎだけど。

俺は攻撃的なフィクションが大好きだけど、フィクションに抗議する児童養護施設協議会の怒りも当然だと思う。関係者たちの士気やプライドを守るためには強めの行動を起こす必要があるだろう。でも放送中止要求はやりすぎ。

このドラマで問題となっている描写を「ファンタジーだから」と擁護している人が多いけど、あれがファンタジーという感覚をこのドラマの想定視聴者層全員に適用するのは無理だよ。ファンタジーだと割り切るには冷めた視点が必要で、それを持っていない視聴者は多い。これは数年前に起きたケータイ小説をリアルだと感じる世代と、ギャグだと感じる世代の断絶に似ているモノがある。

俺の感想

で、俺のドラマの感想なんだけど、『明日、ママがいない』はどうしようもないクズドラマだ。いや、このドラマのメチャクチャさを面白がっている人たちの感覚は正しい。でも俺が真っ先に呆れたのは子供を虐待から保護する施設である児童養護施設を虐待の出発点として描いていることだ。

通常、施設と虐待事件のモデルになるのは水戸事件だ。それならわかる。ところがこのドラマは「こうのとりのゆりかご」の慈恵病院と結びつけてしまった。ハッキリ言ってこのドラマの製作側と日本テレビの見識を疑う。

日本テレビは「製作経緯を説明するつもりはない」と言うが、いつかどこかで誰かが製作経緯を語るべきだ。「愛やたくましさを描いています」という建前は広報に言わせておけ。
「連ドラって視聴者を挑発するのが鉄則だからやった、ターゲットは誰でも良かった」とか
「芦田愛菜で『家なき子』をやれって依頼されたので…」とか
そういう本音が知りたい。

今の時代と明日、ママがいない

俺が『明日、ママがいない』にかなり不愉快になった理由は簡単だ。認識がズレているからだ。俺の認識だと、こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)は子供を守る最前線だけど、このドラマの製作側は明らかにそういう認識を持っていない。

『明日、ママがいない』は、児童の虐待とそこからの保護を考えなくてはいけない現代の作品だとは思えない。戦後を舞台にしているのなら理解できるけど。

だからこのドラマの最大の欠点は作り手たちの認識が時代とズレているのだ!と指摘したいけれど、実際は視聴率が良好だし、褒めている人も多い。時代とズレていないのかもしれない。「子供が虐げられているところを見て感情移入したい!」という視聴者の欲望に日本テレビが的確に応えているのかも。

日本テレビが「最終回まで見てほしい」と主張しているのは、視聴率を稼ぎたいというよりも「最終回以外は毎回子どもたちが辛い目に遭って視聴者を泣かせるのがコンセプト」っていう事情だと思う。

まあ連ドラなのでこれから脚本にガンガン修正が入るはず。でも認識のズレがどうのこうの以前に、安易に泣かせを狙ってくるこの手の作品が大嫌いなので『明日、ママがいない』はもう観ない。

ペットショップの犬たち

ところで『明日、ママがいない』で俺が一番酷いと思ったのは、養護施設の院長が子供たちに向かって「お前たちはペットショップの犬と同じだ!泣け!上手く泣けたヤツからメシを食わせてやる!飼い主はペットのかわいさで選ぶんだ!」と言うシーンだ。

俺の頭の中では、この酷いセリフの情景と児童養護施設の情景が結びつかない。子供をペット扱いして上手く泣けたらご褒美という、この酷いセリフの情景と真っ先に結びつくのは現在の子役業界とアイドル業界、そして「21世紀で一番泣ける」と宣伝する『明日、ママがいない』そのものだろ

多くの子役たちがメジャーになれずレッスン料を取られ続け、アイドルたちはミニスカートや水着で過酷な労働をしている。ペットショップの頂点的な存在であるテレビ局が、子供を守る最前線である施設をネガティブに、そして不適切に描く。悪い意味で今の時代を写した作品だ。

オマケ1:タイガーマスク

2013年の児童映画と言えば『おしん』と『タイガーマスク』(伊達直人は養護施設への寄付の代名詞)だ。

2013年版の『タイガーマスク』の児童養護施設というか虎の穴は、まさにファンタジー施設だ。なんせ集められた子供たちが殺人術を学び、ボンテージ姿の平野綾がメシを用意する

駄作名高い『タイガーマスク』だけど、ちびっこハウスを守るために土下座しまくる温水洋一の姿は『明日、ママがいない』よりも泣ける

リンク先は公式サイト

オマケ2:おしん

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今から2013年版の『おしん』のラストシーンのネタバレを隠さずに書きます。

『明日、ママがいない』はNHK版『おしん』や『家なき子』と同じ系譜の作品だけど、2013年版の『おしん』はズバリ芦田愛菜路線を狙った作品だ。なんせおしん役の子役のためだけに芸能事務所が作られている。


この映画のラストシーンはかなり酷くて、幼いおしんが元気よく奉公先に行くのだ。しかもCGによる黄金色の特殊効果付きだ。

このラストシーンは「おしんが成長した」と解釈すべきなんだけど、それは難しい。身売りと児童労働がそのままハッピーエンドとして描かれていてどう考えても適切じゃない。NHK版『おしん』のように「過去にそういう辛い時代もあったけど乗り越えてきた」と回想形式にすべきだった。家族に尽くすために子供が出稼ぎ労働者になることが良いというのは、古代の儒教社会っぽさを感じる。

オマケ3:四コマでわかる『明日、ママがいない』

画像はクリックすれば大きくなります。


明日ママ1

芦田愛菜ちゃん演じるマコは、両親をオニババに殺されてしまいました。そしてマコのあだ名は「危険なジプシー」になってしまいました。後ろに写っているのがオニババです。


明日ママ2

そんなマコちゃんはある日、素敵なおじ様と出会いました。


明日ママ3

おじ様は紳士的な優しさと野生の厳しさを兼ね備えた上に「子どもの未来どころか、人類の未来を託してもいいんじゃね?」レベルで頼りがいのあるおじ様でした。ややネタバレなので小さい画像にしておきます。


明日ママ4

こうしてマコちゃんはおじ様の娘になりました。そしておじ様から厳しい訓練を受けた結果、手からプラズマキャノンが出せるようになりました


間違えた。これは映画秘宝が2013年最高の映画に選んだ『パシフィック・リム』のストーリーだ!

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ちなみに『パシフィック・リム』の「ジプシー・デンジャー」の「ジプシー」は第二次世界大戦前のエンジンの名前から来ています。

『そして父になる』のSFコメディ版?『もしも昨日が選べたら』

日曜日, 1月 12th, 2014

そして父になる1

『そして父になる』は良作だった。辛い題材でも観客のストレスにならないように細心の注意を払って演出されている。

ところで『そして父になる』と2006年のアメリカのSFコメディ映画『もしも昨日が選べたら』は似ている作品だ。題材も雰囲気もまったく違う両作だけど共通点がやたら多い。

今回のエントリは『そして父になる』と『もしも昨日が選べたら』の同時ネタバレという酷いエントリなので注意。まずは『そして父になる』から。


『そして父になる』のオープニングはお受験の面接から始まる。福山雅治演じる父親:野々宮と6歳に面接官が尋ねる。
「お父さんはどんな人?」
「夏にいっしょにキャンプしました」

お受験面接が終わり、野々宮は息子に尋ねる。
「キャンプ行ってないよな?」
「だって塾の先生がそう言ったほうがいいって教えてくれた」
「へーそんなことまで教えてくれるんだ」

野々宮は、息子に一流の道を歩ませようと教育熱心だ。といっても実際の教育は母親に任せきり。本人は土日も仕事を入れている。

『そして父になる』は富裕層である野々宮と子供の取り違い先である低所得層の家族との対比描写が濃厚で、そこが見どころだ。低所得者層の父親を演じるのはリリー・フランキーだ。彼は社会人としてはイマイチな男だけど、少なくとも子供と本気で向き合っている。


ここからガチのネタバレ


二つの家族は中盤で子供を交換する。ここで野々宮は最大の難関にブチ当たる。血が繋がっているだけで実際は他人同然の子供に父親として接する必要があるのだ。野々宮は土日は休むことにして「どうやって父親として接すればいいのだろう?」と考えるようになる。この問題は時間が解決してくれた。交換した息子が野々宮にジャレつこうと遊びかかってくるのだ。

さらに野々宮は家族を結びつけるためにテントを購入し、キャンプの練習をする。そこで気が付くのだ。交換した今までの子供に対して自分が父親でなかったことを。そして父親になるために、野々宮は今までの子供に会いに行く。これが『そして父になる』のクライマックスだ。


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話は変わって、『もしも昨日が選べたら』は自分の生活が魔法のリモコンで操作できるようになるSFコメディ映画だ。

もしも昨日がえらべたら1

魔法のリモコンを使って自分の人生を振り返るシーン。コメント機能をONにするとジェームズ・アール・ジョーンズ(ダースベイダーの声優)が自分の人生を解説してくれる。

主人公はアダム・サンドラー演じる男で、彼は父親が低所得者(というかヒッピー)だったことがコンプレックスになっている。特にトラウマとなっているのはキャンプだ。子供のころのサマーキャンプでテントを使っているのは自分の家族だけ。他はテレビ付きのキャンピングカーで夏を満喫している。

もしも昨日がえらべたら4

魔法のリモコンのチャプター機能を使って、子供のころにキャンピングカーじゃなくてテントだった悲しい思い出を観るシーン。

アダム・サンドラー演じる主人公には二人の子供がいるが、彼は仕事を進めるために土日を犠牲にする。だから妻や子供たちとのコミュニケーションに時間を取ることができない。

もしも昨日がえらべたら8

もしも昨日がえらべたら7

子供をおざなりにしている主人公は、自分の子供と間違えてアジア人の子供に声をかけてしまう。大沢樹生騒動的な意味で泣き出すアジア人の子供。

そんな彼の目の前に、自分の人生をDVD化するドラえもんの秘密道具のようなリモコンが現れる。ちなみにドラえもんにあたるキャラを演じているのは名優のクリストファー・ウォーケンだ。

彼はリモコンを駆使して、自分の人生の面倒くさい部分を全てすっ飛ばすことにした。ところがこのリモコンには恐ろしい副作用があって…。

もしも昨日がえらべたら2

妻との口げんかが面倒なので、魔法のリモコンの機能を使って松井の試合を観るシーン………これ、いいな。仕事上の無駄話とかの時に使いたい。

『もしも昨日が選べたら』と『そして父になる』には共通点が多い。野々宮もアダム・サンドラー演じる主人公も高給取りで、仕事のために妻や子供とコミュニケーションがとれていない。さらに本人は父親との間に確執があって、それを乗り越えないと自分の子供とも向き合えない。野々宮もアダム・サンドラーも建築関係の仕事という妙な一致もある。何よりも大きな共通点は家族を象徴するモチーフがテントというところだ。

『そして父になる』は子供の取り違い騒動を経て、『もしも昨日が選べたら』はリモコンの副作用を経て、主人公が本当に父親になる姿を描く。

『もしも昨日が選べたら』はコメディアンのアダム・サンドラーが主演なので白人男性向けの内容になっている。エロネタ、人種ネタがやたら多い(特に日本人が標的になっている)。そんな作品が繊細の極みのような作品である『そして父になる』と同じことを描いているのが面白い。


オマケで、リンク先に『もしも昨日が選べたら』のラストシーンの画像を貼っておく。あまりにもサラっとしたセリフなので意味を逃しがちだけど、このセリフでアダム・サンドラーが自分の父親へのテントの恨みが感謝へ転じていることがわかる。『そして父になる』だとこういう感動シーンをサラっとではなく仰々しく描く。

テントが家族のモチーフになるのはありがちなパターンなんだけど、『もしも昨日がえらべたら』はキャンピングカーと対比、『そして父になる』は高級タワーマンションと組み合わせることで、ありがちなパターンからうまく脱却していた。

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テントと家族ネタで俺が好きなのは映画『ホリデイ』。キャメロン・ディアズ演じる未婚の女性が子供たちと一緒にテントの中に入るシーンが好き。

METALTIGERにDJスパイダーマンとして出演します

土曜日, 1月 11th, 2014

意外な告知です。ダイノジの大谷さんに誘われて今月DJデビューすることになりました。

DJスパイダーマン

カウントダウンジャパンのネルフブースで撮った俺の写真。

漫才コンビ:ダイノジはDJとして有名です。どれくらい有名かというと、サマソニでは普通に出演アーティスト扱い、カウントダウンジャパンではカウントダウン担当でした。そんなダイノジの大谷さんからお誘いを受けて、俺もMETALTIGERというイベントにDJとして出させてもらうことになりました。

フェスやDJイベントに通っているとわかるんだけど、今ってマキシマム・ザ・ホルモンが過去になるくらいの勢いで、激しい系の日本のロックバンドが盛り上がっているんだよね。METALTIGERはそういう音楽を取り上げるイベントです。

日時 2014年1月25日土曜日 23:30開場
当日の特集アーティスト SiM
会場 大塚Deepa
公式の告知ページ&チケット購入 METALTIGER~Evolution is Solution~
日時 2014年2月7日金曜日 23:30開場
当日の特集アーティスト 9mm parabellum bullet
会場 渋谷LUSH
公式の告知ページ&チケット購入 METALTIGER 9999
日時 2014年3月8日土曜日 23:30開場
当日の特集アーティスト DIR EN GREY
会場 大塚Deepa
公式の告知ページ&チケット購入 METAL TIGER NAKED DIR NIGHT

当日はリンプ・ビズキットからオレンジレンジまでという狭い範囲の俺の音楽性が炸裂する予定です。

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風俗に行く男がカッコよかった話

日曜日, 12月 22nd, 2013

今回は破壊屋初めての下ネタエントリだけど、そこまで下品ではないのでご安心ください。

王

俺がやっていた仕事で日本各地に出張する仕事があった。基本は現地集合なんだけど、一人だけ出張前日に現地入りする仲間がいた。理由を聞いたら風俗店(お金を払って女性とエッチするお店)に行くのが目的とのこと。出張当日だと残業や飲み会で風俗に行けないのでわざわざ前日に行くのだ。日本各地に旅して最初の晩にその土地の女を抱く!と書くと昔の劇画の主人公みたいだ。

毎週風俗に行くというので、いつしか彼は「風俗王」と仲間内から呼ばれることになった。仲間は全員男だったので酒を飲んだときはくだらないギャグを飛ばした。マンガ『ワンピース』の「海賊王に俺はなる!」のパロディで「風俗王に俺はなる!」とか。

別の仲間で社会人になってすぐ結婚した新人がいた。彼は年上の奥さんに軽く束縛されていて、女性のいる飲み会にも参加しにくいらしい。でも彼が奥さんのことを大切にしているのは普段の行動からもよくわかった。

ところが!

ある飲み会で彼が風俗王に「風俗に連れて行ってほしい」と頼んだ。ナイーブな性格の彼の仰天発言にみんな驚いた。彼は若くして結婚した上に、奥さん以外の女性と遊んだ経験が無いことをかなり後悔していた。風俗王は自分が選んだ店に彼を連れて行くと約束した。「風俗王について行けば間違いないよ!」と誰かが煽っていた。

そして当日、彼は奥さんを裏切ることになるというのに風俗へのワクワク感で仕事中もめっちゃ明るかった。その姿がまた面白かった。

ところが!

後日の彼は明らかに落ち込んでいた。聞くと風俗店でのエッチが全然楽しくなかったらしい。結局彼は二度と奥さんを裏切るようなことはしないとボヤきのように誓って家に帰って行った。

彼の前日の明るさと後日の暗さのギャップがありすぎたので、俺たちは爆笑しつつ「風俗王が選んだ店なのに!」「風俗王とは思えないミスだな!」と、くだらないことを言った。そのときだ。風俗王が死ぬほどカッコいいことを言った

「あいつの結婚生活のためにわざとダメな店に連れて行ったんだよ。クセにならないようにな。」

おおおおおお!そこまで考えるとはさすがだぜ風俗王!これぞ王だ。彼こそが真の風俗王だ。風俗に人を導くだけでは王とは呼ばれない、人間そのものを正しく導くからこそ王なのだ。まさに王の中の王、キング・オブ・キングスだ。

このときの俺たちの心理的情景を『マトリックス』に例えるとエージェント・スミスを倒した救世主ネオを見るレジスタンス、『アバター』に例えるとトルーク・マクトを迎えるナヴィ、『ラストサムライ』に例えるとトム・クルーズに土下座する日本人、『アラビアのロレンス』に例えると「ローレンス!」と連呼するアラビアの民の気分だった。全ての男は風俗王にひれ伏すのだ!(でも風俗王はきっと風俗嬢に頭があがらない)

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まあ本当のところは風俗王がお店に連れて行ったところ、ナイーブな彼が「お相手の女性がタバコ臭い」ということだけでショックを受けてしまったらしい。それを風俗王が面白おかしく話しただけだった。でも俺はその受け答えに本当に感動したのだ。『ワンピース』のラストでもこれを上回る感動は無いはずだ。

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現在、破壊屋ではこの映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞をやっています。映画観てなくても投票できるので是非!

破壊屋のSF映画ベストテン

日曜日, 12月 15th, 2013

ワッシュさんの男の魂に火をつけろ! SF映画ベストテンに参加します。まずはワッシュさんのコピペ用のためにもベスト10並べます。シリーズものは全部第一作です。

  1. AKIRA
  2. 機動警察パトレイバー 劇場版
  3. マトリックス
  4. バック・トゥ・ザ・フューチャー
  5. 2001年 宇宙の旅
  6. スターシップ・トゥルーパーズ
  7. トゥモローワールド
  8. スター・ウォーズ
  9. 第9地区
  10. パシフィック・リム
1位:AKIRA
AKIRA 〈Blu-ray〉

ミレニアム・ファルコン?スピナー?デロリアン?パワーローダー?何言ってるんだよ!SF史上最高の乗り物は金田スペシャル(画像のバイク)に決まっているだろうが!

2位:機動警察パトレイバー 劇場版
機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

エヴァンゲリオン?ガンダム?マクロス?ヤマト?何言ってるんだよ!SFアニメとはパトレイバーに決まっているだろ!

3位:マトリックス
マトリックス スペシャル・バリューパック (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]

ずーっと映画ファンやっているので何度も「映像革命」に遭遇してきたけれど、俺には『マトリックス』の衝撃が一番でかかった。

4位:バック・トゥ・ザ・フューチャー
バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]

俺はSF=タイムスリップという認識があるんだけど、子供の頃に観たこれの影響のせい。

5位:2001年 宇宙の旅
2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

「長い旅の果てに死を乗り越えることで神に触れる」。文字にするとこれだけだけど、毎年1、2本くらいは『2001年 宇宙の旅』と同じ話!と分類できる作品に遭遇する。

6位:スターシップ・トゥルーパーズ
スターシップ・トゥルーパーズ [Blu-ray]

もう最高!としか言いようがない作品なのでそれしか言わない。

7位:トゥモローワールド
トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション [DVD]

公開当時は「ハリポタの監督の最新作!」と宣伝されたために観客をガッカリさせた。が、同監督の『ゼロ・グラビティ』が高い評価を受ける現在、再評価されれるといいな。21世紀のSF映画の頂点。

8位:スター・ウォーズ
スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』とどっちにしようか悩んだけど、やっぱりここはパロディよりも元ネタを取り上げる。

9位:第9地区
第9地区 [Blu-ray]

ゲームと映画って相互に良い影響を与え合っているんだけど、これはそんな一本。

10位:パシフィック・リム
パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]

ロボットものならマイケル・ベイの『トランスフォーマー』も良いんだけど、『パシフィック・リム』のほうが泥臭いカッコよさを最新映像で描くことに成功しているので。

俺にとってSFって小説じゃなくて、マンガとかアニメとか映画なんだなー。