織田裕二が結婚した。俺は都市伝説というものを全く信じていないが、そんな俺でも織田裕二はゲイで平井堅と同棲しているという都市伝説だけは信じていたのに……。『となりのトトロ』の1シーンのように「ゲイだけど、ゲイじゃなかった!」と庭を回りたい気分である。平野綾の非処女騒動もバカにできないな。しかし結婚報道によって「織田裕二がゲイじゃなかったなんて!」とショックを受けている人の多いこと。普通は逆だろうに。
ハリウッド映画では「実はゲイだった!」の描き方は少しづつ変化している。ちょっと前までだと「浮気相手かと思いきやゲイ」というパターンが凄く多かった。
- 主人公とヒロインがケンカ別れする
- 主人公が戻ってきてヒロインに謝ろうとする
- ヒロインが男と一緒にいて、主人公ショック
- でも実はその男はゲイだった
って感じ。このパターンはラブコメだけではなくて、アフリカを舞台にした某社会派サスペンスの映画でも使われていて、驚いたことがある。
保守派の両親が息子や娘の同性愛を受け入れるプロセスを描くことで、家族の再生を描きました……というのも以前よくあったパターンだ。
最近のハリウッド映画でよくあるパターンは「男らしい人が実はゲイ」というもので、例えばマッチョで強面の黒人が出てきて登場人物をビビらせた後に、「実はゲイ」だと判明してそのギャップで笑わせる。
アメリカでは同性愛が思想問題になっているので、
- 同性愛を受け入れられる人 ⇒ 都会の人、リベラル、オシャレ、差別しない人
- 同性愛を受け入れらない人 ⇒ 田舎モノ、キリスト系の保守派、センスが無い、差別する人
と、記号的に使われる場合もある。同性愛者が出てくるシーンは、映画の登場人物たちの性格を説明している場合もあるので注意が必要だ。
と、ハリウッド映画におけるゲイ描写について簡単に書き散らしたが、当然ながら織田裕二とはまったくの無関係である。まあゲイネタが出てくるほど女性スキャンダルと無縁だった織田裕二なので、結婚生活もきっと上手くいくであろう。女性問題で結婚生活が失敗することが今からわかりきっている市川海老蔵とはエラい違いである。
ところでタッキー&翼は夫婦だけどジャニー喜多川がタッキーを寝取ってしまったという都市伝説は信じててもいいんだよね?(都市伝説というよりも腐女子設定)