最近、仕事で大阪に行ってきました。誕生日に一人で大阪よ。ビジネスホテルで10時間も寝てしまったために、大阪の楽しさを何も体験せずに帰りました。写真は道頓堀付近。
あ、幸福の科学の信者のみなさんは街でコイツを見かけたら、アレしちゃったほうが良いですよ。エル・カンターレが言うところの悪の人ですから。
「幸福実現党」でググると破壊屋が超ロイヤルボックスに登場するようになった。いい加減に信者たちにもロックオンされていると思うので、選挙が終わるまで目立たないほうがいい………いや、考えてみると選挙終わった後のほうが恨まれるな。写真ネタやるなら今のうちだ。
まあ信者に本気で狙われたら「破壊屋の記事を書いた時はボディ・ジャックされていたんです!」と言い張れば絶対に大丈夫。彼らは信じてくれる。
2009-06-29
年末にゼロ年代ベストという企画を考えています。その練習として「2009年度上半期映画ベスト」をやります。
投票ページはこちらです
(下のほうに先行投票の発表)
投票締切日は7月6日です。結果発表も同じページでやります。
先行投票では『グラン・トリノ』と『レスラー』が圧勝。クリント・イーストウッドはキネマ旬報ベストで「1位、2位独占(硫黄島二連作)」「ダブルスコアで1位(ミリオン・ダラー・ベイビーが2位の二倍の得票)」という伝説を残しているけど、今年も何か伝説を作るんじゃないか?
2009-06-28
映画本編よりも有名?なサントラのyoutubeを10本集めてみた。
『ギャラクシー・クエスト』のテーマ。有名なフレーズは18秒目から。エンタの神様のテーマとして使われた。
2009-06-27
幸福実現党が結党したときに、幸福実現党は新聞の全面広告で結党宣言を出した(ちなみに裏面は自民党の全面広告だった)。そして今度は「日本よ、浮上せよ!(真夏のオリオン)」と言わんばかりの新・日本国憲法の全面広告が読売新聞と産経新聞に載った。憲法改正ではない、憲法廃止を宣言しているのだ。『20世紀少年』はもう既に現実になっている。
新・日本国憲法
幸福実現党創立者
大川隆法試案
- 前文
- われら日本国国民は、神仏の心を心とし、日本と地球すべての平和と発展・繁栄を目指し、神の子、仏の子としての本質を人間の尊厳の根拠と定め、ここに新・日本国憲法を制定する。
- 第一条
- 国民は、和を以もって尊しとなし、争うことなきを旨むねとせよ。また、世界平和実現のため、積極的にその建設に努力せよ。
- 第二条
- 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。
- 第三条
- 行政は、国民投票による大統領制により執行される。大統領の選出法及び任期は、法律によってこれを定める。
- 第四条
- 大統領は国家の元首であり、国家防衛の最高責任者でもある。大統領は大臣を任免できる。
- 第五条
- 国民の生命・安全・財産を護るため、陸軍・海軍・空軍よりなる防衛軍を組織する。また、国内の治安は警察がこれにあたる。
- 第六条
- 大統領令以外の法律は、国民によって選ばれた国会議員によって構成される国会が制定する。国会の定員及び任期、構成は、法律に委ねられる。
- 第七条
- 大統領令と国会による法律が矛盾した場合は、最高裁長官がこれを仲介する。二週間以内に結論が出ない場合は、大統領令が優先する。
- 第八条
- 裁判所は三審制により成立するが、最高裁長官は、法律の専門知識を有する者の中から、徳望のある者を国民が選出する。
- 第九条
- 公務員は能力に応じて登用し、実績に応じてその報酬を定める。公務員は、国家を支える使命を有し、国民への奉仕をその旨とする。
- 第十条
- 国民には機会の平等と、法律に反しない範囲でのあらゆる自由を保障する。
- 第十一条
- 国家は常に、小さな政府、安い税金を目指し、国民の政治参加の自由を保障しなくてはならない。
- 第十二条
- マスコミはその権力を濫用してはならず、常に良心と国民に対して、責任を負う。
- 第十三条
- 地方自治は尊重するが、国家への責務を忘れてはならない。
- 第十四条
- 天皇制その他の文化的伝統は尊重する。しかし、その権能、及び内容は、行政、立法、司法の三権の独立をそこなわない範囲で、法律でこれを定める。
- 第十五条
- 本憲法により、旧憲法を廃止する。本憲法は大統領の同意のもと、国会の総議員の過半数以上の提案を経て、国民投票で改正される。
- 第十六条
- 本憲法に規定なきことは、大統領令もしくは、国会による法律により定められる。
主権が国民に存することを宣言しておらず、マスコミを制限し、日本国民全員を神仏に従うようにしている超危険な憲法だ。大統領候補はやっぱエル・カンターレなのだろうか?幸福の科学のシナリオ通りに行くと、
ということになるだろう。こんなことになったら「大川隆法は地獄に落ちろ!」と言っていた僕は日本で生きていけなくなる。北朝鮮に亡命するかテロリストになるしかない!生きる物、全て道連れだ!(MW)
追記:みなさんのレスポンスの中から素晴らしい文章をピックアップ。
関連リンク
2009-06-21
トランスフォーマー観賞会後に入ったレストラン。お店の人が突然、誕生日用のパフェを持ってきてくれた。そしてみんながクラッカーを鳴らしてきた。何と僕の誕生日祝いをサプライズでやってくれたのだ!まさか自分が予約した店でこんなことが起きるとは……。みなさんありがとうございます!本当にうれしかったです。以下は頂いた誕生日プレゼント。
破壊屋やってて良かった。
2009-06-20
映画本編が始まった瞬間にクズ邦画だとわかる時がある。クズ邦画は映画が始まると、出資した企業が連名で映し出されるのだ。以下の画像は映画が始まった瞬間である。
邦画はこんな画像から始まる作品が多いので一概に言えないけど、「最初に出資企業がたくさん出てくる=クズ邦画」はもう法則になっているような気がする。もちろん出資企業が多くても良い邦画だってある。例として取り上げた『築地魚河岸三代目』は僕も好きな映画だ。TKO(大沢たかお)が出ているから。
上の二つの映画はほぼ違う資本系統の企業から出資を受けているが、一社だけが一致している。それが木下工務店だ。
木下工務店がスポンサーになった映画(キノシタ映画)は実に強烈なラインナップである。
いずれも製作動機が不明の映画ばかりだが、そうかスポンサーがいたのか。それだったら『未来予想図』も映画化できるよなー。お金の力ってすごい。
現在公開中のキノシタ映画は『真夏のオリオン』『BABY BABY BABY!』『GOEMON』という実に凶悪なラインナップである。ダメな映画監督がいる。ダメな映画評論家がいる。そしてダメな映画スポンサーもいるのである。
木下工務店が映画にこだわるのは、社長がかなりの映画マニアだからだ。年間100本から200本の映画を劇場で観ているらしい。社長のインタビューではこんなことを言っている。これ↓なら映画館で偶然僕と会っているかもしれない。
新宿バルトもピカデリーも遅くまで営業してますから、ありがたいです。それに、新宿、渋谷は単館でレイトショーもやっていますからね。シネコンだけだったら、年間100本はいかないんじゃないですか。大作しか上映していないんですから…。
「映画を広めたい。そして映画を身近に感じるように木下工務店も身近に感じて欲しい。」という社長の考え方は理解できるし、頑張ってほしい。でもそれで生み出されるのがクズ邦画じゃあしょうがない。さらにはスポンサーのみならず年末には自社映画の公開まで行う。工務店が映画製作?
ちなみに社長が最近良かったと感じた映画は滝田洋二郎の『おくりびと』と是枝裕和の『歩いても 歩いても』だそうだ。だったら『おくりびと』『歩いても 歩いても』みたいな良質な邦画に出資すればいいじゃん!しかし木下工務店が出資した滝田洋二郎作品は『釣りキチ三平』だ。このセンスが理解できない。
ところが今年後半のキノシタ映画の監督は、崔洋一&山田洋次というベテラン監督。これなら期待できる。今後は面白い映画を作ってくれるスポンサーになるのだろうか。そうなれば映画を観る時に「木下工務店」の名前を見つけてテンションがガタ落ちすることもなさそうだ。
関連リンク
オマケ:木下工務店が映画に出資する理由の一つとして、こんなのもある。
また「若い社員が中高年の顧客と話すコミュニケーションツールとして、映画が最適」とも。営業マンが「うちはこんな映画をやっています」と「まぼろし~」のチケットを顧客に渡し、会話の糸口をつける。
若い社員たちは営業頑張りすぎていませんか?チケットを渡し過ぎて値崩れするほどに。
2009-06-18
「女は運命を信じるから、偶然を装って待ち伏せする」
という女性の気を惹くテクニックがあるらしい。というか実際にそう書いている本が存在する。女性をバカにしているようで、実は男性のほうがバカという好例である。しかし、ここ一年間で
ということが4回あった。3回目の時は僕が「何度も偶然会っているけど、僕はストーカーじゃないですよ!」と一生懸命に説明したため、見事にストーカー扱いされた。
とか言われている。
しかしそれとは別に、横浜・川崎の映画館で偶然出会う女性がいる。お互いに常連客で予約する席が近いので覚えてしまった。きっと僕とその女性は運命で結ばれているのだろう。僕の人生が映画だとしたら、その女性との今後は
といったフォーリンラブな展開になるはずだが、そんな「It is written.」なことは起こりません。まあその女性とは年が離れているし。
ちなみにここ一年で僕と偶然4回も出会っている奇跡のブロガーはDirkDigglerさん。今日も映画館を出たら会った。あなたがわたしの運命の人だったのね!と言いたいが、年間100回以上映画を観に行くやつらが映画館をうろついているのだから、出会うのは奇跡でも運命でも何でもないのである。
2009-06-14
映画『レスラー』が非常に素晴らしい出来だった。同時に『レスラー』のパンフレットに載っていた町山智浩さんの映画評も素晴らしかった。プロレス、アメリカ社会、宗教といった背景を取り上げつつ『レスラー』を丁寧に解説していた。映画とその背景を結びつけることができるセンスと知識を持った人にこそ書ける映画評論だった。こういうことが出来るのが本当の映画評論家だと思う。
それに比べて福本次郎は………映画『レスラー』の[あの感動のラストシーン]に対して
希望に向かってジャンプしているのだ。
などというふざけた映画評論を書いている。その発想はどこから来るのだ。映画を観てない人にはわからないだろうが、この文章は本当に酷い。福本次郎はあのシーンの意味を理解できていないのだ。オマエが観たのは『レスラー』じゃなくて『ROOKIES』だろ!
でも今の日本の観客って映画の背景を解説した文章よりも、「希望に向かってジャンプ」みたいな文章のほうに納得するのかな?だとしたら悲しすぎる。
最近、色んな人たちと一緒に映画を観ている。映画を観終わって喫茶店や居酒屋に入った後に、僕が福本次郎の映画評を読み上げると結構ウケる。そういう意味では福本次郎は役に立っている。
2009-06-14
友人ブロガーたちと「地雷映画を観に行く会」みたいのをやっている。今まで鑑賞した作品は『ICHI』とか『GOEMON』とか………まあTKO映画だ。観賞候補作品になるのは、つまらないことがわかりきっているので「みんなで観に行く」という状況に自分を追い込まないとやってられないような映画だ。次回鑑賞作の候補としては
が挙がっていたが、某ブロガーから「別にわざわざ地雷映画を見ることが目的化しなくてもいいはず」「面白そうなのが普通に見たい」という至極まっとうな意見が出たために、次回鑑賞作は評判高い『レスラー』になった。「面白い映画をみんなで観に行く」という発想が無かった自分たちにビックリ。でも次々回鑑賞作の候補は
とやはり地雷映画ばかりだ。シネコンは既に地雷原と化している。いや、ヨメヨメみたいに一発逆転してくれる映画もあるかもしれないが。
ところでdocomoがタイアップしている『アマルフィ』だけど、海外でもdocomoが使えることをアピールしたり、docomoケータイで動画撮影して証拠を押さえるシーンとかがあるのかしら。
2009-06-11
幸福の科学のアニメと間違えてしまいそうな『8月のシンフォニー 渋谷2002~2003』の予告編。川嶋あいの映画化だ。予告編を見る限りだと、この映画のオチは
実は今日、みなさんにお話することがあります。
最近結婚しました。
お腹に赤ちゃんがいます。しばらくお休みしますがポイしないでください。
だとしか思えない。それはリア・ディゾンか。でもリア・ディゾンを映画化したほうが面白いよね。川嶋あいみたいに商業路線を否定しているようで実はバリバリに商業路線な女より、リア・ディゾンみたいに自らの商業路線をバリバリにブチ壊しにした女のほうが良い映画になるに決まっている。
2009-06-10
ヨメヨメ、意外と面白かった。
【日時】 6月20日 土曜日夕方
【場所】 川崎
【内容】 『トランスフォーマー リベンジ』をIMAXシアターで鑑賞する会。
2009-06-07
という構造は理解できるのだが、ROOKIES&TBSはもはや異常だ。タモリ倶楽部しかテレビを見ない僕だが、居間のテレビでは常にROOKIESのロゴかユニフォームが映っている気がする。マインドコントロールかプロパガンダの実験でもやっているのかと思った。そして実際に映画『ROOKIES』は爆発的大ヒットだ。
北朝鮮はこれから短期間で後継者の金正雲を国民にアピールしなきゃいけないらしいが、朝鮮中央放送は日本のテレビ局からノウハウを学ぶといいよ。後継者から外された金正男はまた来日して『ROOKIES』を楽しんでなさい。
追記:金正男はボンボンで父親が大の映画マニアなんだから『ROOKIES』みたいな貧困映画は観ないか。
2009-06-05
『花より男子』が1995年に実写映画化されたときは内田有紀がメインだった。それに対して2008年の『花より男子F』はイケメン人気俳優たちを使って大成功した。今年は『ROOKIES』『クローズZERO2』『ドロップ』といったイケメンを揃えた映画が大ヒットしている。これらの作品はどれも女性たちの「熱くてカッコいい男たちを見たい!」という願望を満たしている。
ヒロインがイケメンに囲まれるという設定の少女マンガは一杯ある。というか基本だ。でも今のイケメン・コンテンツにはホストクラブ的な要素が強く感じられる。『MR.BRAIN』では木村拓哉が元ホストという設定だし、大人の女性をターゲットにしたEXILEなんてホストクラブそのもののような気がする。
画像はid:tada-woさんの「ビクトリーフォーメーションの巻」より
(ナンパの手口で「オレってEXILEのメンバーなんだよねー」ってやってる奴がいると思う。ファンでもわかんないよね。)
僕はこれらの作品に魅力を感じない。イケメン&ホストクラブ的な要素を取り入れると、単なるヒット商品になってしまうので傑作映画が生まれにくいんだと思う。でも今のブームが続けばいつかはイケメン&ホストクラブ的な要素で傑作映画が生まれるかもしれない。
いや、待てよ。アレがあるぞ!アレを映画化すれば絶対に日本を揺るがす傑作映画が生まれるぞ!アレの存在にはまだ誰も気がついてないはずだ。アレは以下の条件を完璧に満たしている。
アレとはつまり
スーパーフリーだよ!
画像は速水健朗さんの【B面】犬にかぶらせろ!の「世界のカリスマ教祖の系譜」より
スーフリー事件を映画化すれば絶対に傑作映画が生まれるって!若松孝二の『連合赤軍』のように実録モノでいくのもよし、ケン・ローチの『この自由な世界で…』のように社会批判を取り込むもよし、韓国映画のようにギラギラした凶悪映画にするのもよし。スーパーフリーの映画化ならヤバイし、熱いし、間違いないって。被害者の女性が草食系男子とハッピーエンドになるところをラストシーンにするのはどうでしょ?
そう思ってスーパーフリーのメンバー画像を久しぶりに見てみたら、イケメン率がかなり低いので驚いた。
2009-06-01