ディスプレイにケーキをプレゼントすることで、二次元の恋人たちとクリスマスを過ごす男たち。⇒クリスマスイブです。お前らの嫁を晒せよ。今年も凄いことになっていて感動した。俺がやったらどうなるんだろ。
エスターは俺の嫁
ナヴィは俺の嫁
スーザン・ボイルは俺の嫁
俺のYo!メーン!
俺の余命
俺
誰か「電源切ったときに自分の顔が写りこまないディスプレイ」ってのを開発してみない?売れると思うぞ。
2009-12-26
あなたのゼロ年代ベストを募集中です。この10年に公開された映画で、あなたが好きな映画に投票してください。
締切は12月31日です。自動集計なのでみなさんジャンジャンと投票してください。年始になればゼロ年代ワーストもやります。
同じ企画は「男の魂に火をつけろ!」でもやっています(投票は締切って現在集計中)。男の魂に火をつけろ!の管理人さんとはずっと前から談合済みなので、男の魂に火をつけろ!で投票した結果のコピペでも構いませんよ~。
2009-12-23
映画『アバター』はこんな感じの設定らしい。
この設定の背景には、イラク戦争やネイティブ・アメリカンを追い出したアメリカの歴史があるのだろう。
医療技術の向上よりに戦争で大ケガしても生き残ることができるので、アメリカ国内にはイラク戦争の結果、身体障害者が増えたらしい(←阿久根市長に言わせると「機能障害を持ったのを生き残らせる」)。アメリカは戦争で石油資源を確保してきたし、そもそもネイティブ・アメリカンを追い出して土地を奪って国を作った。ナヴィとの恋はポカホンタスが下敷きになっていると思われる。まだ未見なのたいそうなこと言えないが、アメリカの負の歴史を背景に持ってくるジェームズ・キャメロンに映画人の魂を感じる。
でもこの設定って日本でも出来る気がする。
映画『ウォーリー』は、ラストシーンで[管理社会からの自立を描いていたが]、あのラストシーンに疑問を持つ日本人は多い。じゃあそんな日本人にピッタリの映画を作ってみようぜ!あ、『ブラック会社~』がそれなのかな?
それと阿久根市長の登場に日本の機能障害を感じる。刈り込むべき腐った枝とは阿久根市長本人のことだろう。
2009-12-23
「2009年度 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞」の結果発表です
みなさん、大量の投票とコメント。本当にありがとうございました!最近は仕事が忙しかったので、みなさんのコメントを読むことだけが楽しみでした。
次なる投票企画ゼロ年代映画ベストもよろしくお願い致します。ただしこちらは未見の映画には投票しないでください。その代わりケータイからでも投票できます。
2009-12-20
文学フリマ当日。ちょっと遅刻して行ったらBootlegのブースはドエライことになっていた。Bootlegを買うための列が出来ていて、他のブースに迷惑かけまくり。編集長の侍功夫さんがどんどん本を売っていっても列が消えないため、パニックになりました。僕らは「Bootlegが売れ残ったらどうする?」といった相談していたので、1時間で全て売り切れたのはかなり衝撃的な出来事でした。
アメーバニュースより
文芸・評論といったジャンルを中心とした同人誌即売会「第9回文学フリマ」が、12月6日に大田区産業プラザPiOで開催され、約380のブースが参加、約2400人が来場した。朝11時の開会と同時に、映画評同人誌『Bootleg』のブースに長蛇の列ができ、約1時間で150冊を完売した
僕が到着したときは残りの冊数もヤバくて、破壊屋ミニオフ会メンバー用のBootlegもキープできずに終わりました。ミニオフ会まで来てくれたのに、Bootlegをお渡しできずに本当に申し訳ない。再販については検討中でございます。
文学フリマ当日はid:katokitizさん,id:toshi20さん,id:tsumiyamaさんといった、ブロガーたちとお会いできたのも楽しかった。漫画家の古泉智浩さんも破壊屋を読んでくれていて、さらにご本人から甘いおならが入手できたのも嬉しかったです。破壊屋ミニオフ会も友人たちが場所を見つけてくれたので、うまく開催できました。
文学フリマ当日はもう一つ衝撃的な現象が起きた。それは空中キャンプのソウさんのモテっぷり!侍功夫さんが文学フリマで配布した「同人誌を作るなんて言わなければよかった日記」にも書いてあるけれど、同人誌作成のキッカケは前回の文学フリマで侍功夫さんが空中キャンプ人気に圧倒されたことだった。Bootlegのコラムでも某ブロガーが空中キャンプに対する嫉妬の気持ちを書いている。そして今回の文学フリマで僕も空中キャンプ人気を目の当たりにして圧倒されました。とにかく女性ファンが多い!挨拶する女性の人数が、僕と比べて桁が違う(ちなみに男性の数なら負けていない)。これで空中キャンプのほうが破壊屋よりもアクセス数が多いんだったら、女性人気に大差がついているのも納得できる。でも破壊屋のほうがアクセス数が多いんだよ!納得できるかっ!
ここまでソウさんに人気があるのは、ソウさん本人が魅力的だということはもちろん、空中キャンプの洗練された文章が女性を惹きつけているのだろう。福本次郎や幸福の科学のおかげでアクセス数を伸ばしてきた破壊屋とは次元が違うのだ。まず「破壊屋」というタイトルがダメすぎる。女性ウケが悪いに決まっている。元ネタが『デモリションマン』というのも致命的だ。いっそのこと改名しよう!
というわけで文学フリマの昼の時間に友人二人&id:toshi20さんとで、女性に受け入れられるようなお洒落なサイト名について話し合った。そこで出たアイデアが
いずれも事実から程遠い上に吐き気がするタイトルばっかりだ。やっぱり破壊屋のままでいこう。というかイケメンから程遠い僕にも挨拶してくれる女性がいるという事実だけでかなり満足しています。
2009-12-13
みなさん「だれ映」へのたくさんの投票ありがとうございます。ところで今年は「いったい誰が観に行くんだ!?」どころではなくて、本当に「誰も観ることができなかった映画」がいくつかあるので。今回はそんな映画を紹介します。
いきなり「誰も観ることができなかった映画」じゃなくて申し訳ない。『審理』は「上映・DVD使用の自粛」だし、DVDは世間に相当出回った後なので、観た人はそれなりにいるだろう。ただ今後の扱いは実質お蔵入り。
この映画は最高裁判所が企画・制作した映画の第3弾だが、主演の酒井法子がシャブで逮捕されてしまった。「むかし裁判員をやった人が起訴されて被告になる」という事態がこんなに早く実現するとはだれも思わなかった。↑それにしても事件前・事件後でも違和感がないデザインのポスターだな。
ちなみに最高裁判所が企画・制作した裁判員映画の第1弾と第2弾については、最高裁判所と電通との闇取引(さかのぼり契約)が発覚した。裁判所が作る映画が全部黒い話題になってしまったのは恐ろしいことだ。
なお『審理』は原田昌樹監督の遺作でもあるため、切通理作氏や映画秘宝がお蔵入り反対の署名運動を展開している。
黒い話なら押尾学だ。押尾学の裁判では「女性に対する致死かどうか?」が焦点かと思われたが、押尾学は「それでも僕は殺ってない」と主張。結局、女性が死んだ真相を明らかにしないまま執行猶予を得た。数年後には押尾学がだんまりすることで得した人物たちの支援によって、映画や音楽に復帰することだろう。しかし押尾学が出演している今年の映画は大ダメージを受けた。
逮捕前の押尾学は『誘拐ラプソディー』『だから俺達は、朝を待っていた』『マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トーキョー』の3本に出演していた。『誘拐ラプソディー』は一部再撮影で来年4月に公開、『だから俺達は、朝を待っていた』はお蔵入り、僕が好きなイザベル・コイシェ監督の『マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トーキョー』は公開未定になってしまった。
中でも『だから俺達は、朝を待っていた』のお蔵入りが気の毒だ。誰かフィルムを盗み出してネット上にアップすればいいのに。映画泥棒はこういう時にこそ活躍しろ!
映画『ふうけもん』は公開が差し迫っても製作会社が配給会社の東映にフィルムを渡さなかった。表向きの理由は
「製作費が足りなくてオープニングクレジットとエンクレジットが完成しなかった」
だが、そんなの信じる人間はいない。僕の想像だが撮影したシーン自体がぜんぜん足りなくて、アニメで例えるとガンドレス状態になったのだろう。俳優へのギャラの支払いもほとんどされていないらしい。
しかしこの映画の背景にはもっと別の要素がある。以下はキリスト新聞社の記事からの引用だ。
J&Kの金珍姫(キム・ジンヒ)代表取締役兼プロデューサーは、「関係者や支援者には心配と迷惑をかけて申し訳ない」と話す。製作初期段階から資金面で支援していた中心的スポンサーS氏が今夏、予期せぬ事故に遭い他のスポンサーが手控えてしまったことや、昨今の米国の金融不況のあおりを受け、製作費不足により期日までに本編フィルムを納品できなかったことなどが主な原因だと本紙に語った。
現状は、総製作費(2億2千万)のうち、8千200万が不足。撮影は終了し本編は完成しているものの、タイトル、エンドロールなどの作業ができないままの状態だ。J&Kは、予定されていた1月17日の配給に向け、残りの製作費や配給費用をファンド(出資)で満たそうとしたが、間に合わなかった。金プロデューサーは「これは金儲けのための映画ではない。これまでキリスト者をはじめ多くの人々が協力してきて、やっとここまで来た作品。使命をもってやっている。何としてでも公開させたい」と胸中を明かす。また、「本当の伝道という意味に立ち返り、原作者の意図を汲みたい」とし、さらに完成度の高い作品に仕上げるため、信仰の場面などを追加撮影する方向。脚本の準備を進めているという。
同作品は便利屋として知られるキリスト者の右近勝吉さんの自伝的映画。少年時代ヤクザにあこがれ、組のチンピラになった右近氏だが、ある日、宣教師の「オンリー・ビリーブ」という言葉と出合い、「人の為に生きていこう」と決意する。監督は「釣りバカ日誌」シリーズ(1~10作)を手がけた栗山富夫さんが務めた。中村雅俊さん、浅野ゆう子さんら豪華実力派キャストが出演することからも、キリスト教界で話題となっていた。
年内の配給を目指す金プロデューサーは、「製作費が足りなかったことを冷静に受け入れたい」としながらも、「クリスチャンが一致団結できるかどうか、試される映画になると思う」。資金調達に向け、キリスト教界へ献金などの支援を呼びかけている。
なぜ韓国やキリスト教が登場しているのか説明する。韓国は国民の3割がキリスト教徒で、隣国日本も布教の対象になっている(だからこそ統一教会のような異端も生まれた)。ちなみに韓国映画界は何故か宗教嫌いが多いらしくて、映画の中でも批判的に描かれる場合が多い。今年だと『チェイサー』が印象的だった。
話が逸れた。『ふうけもん』で中村雅俊が演じる「ふうけもん=右近勝吉」は元ヤクザで、キリスト系の宗教に入って改心した実在の人物だ。だから追加撮影でキリスト教絡みの宗教色をさらに強めることで、日韓のキリスト教団体からの追加資金を得ようとしているのだろう。ちなみに同じく右近勝吉をモデルにした『親分はイエス様』もキリスト教界が援助した日韓合作映画である。日本で宗教映画を作るのは何も幸福の科学だけではないのだ。
映画とは全く関係ないが、中村雅俊の息子は今年ハッパで逮捕された。今回「誰も観ることができなかった映画」が観られなくなった背景に、どれもドラッグの存在が見えてくるのが面白い。
2009-12-01