2005年に公開された映画の短文感想を全て掲載しています
劇場未公開。DVDで鑑賞。
前作から全く衰えていない(反省していない)無茶苦茶な展開。『ゴースト・オブ・マーズ』『トルク』もそうだったが、アイス・キューブをフィーチャリングしたアクション映画はサイコーだ。
2007/05/07|▼この記事の直リンク先
『シカゴ』のロブ・マーシャル監督作品。ロブ・マーシャルは祇園…というか芸者の世界をファンタジーとして構築することには成功している。
しかしネックになっているのが妙な退屈さ。サユリは愛を見つける事が出来るのか?芸者たちの世界はどうなっていくのか?といった重要なプロットに何故か求心力が足りなかった。
2006/05/27|▼この記事の直リンク先
香港のアクション映画。映画が始まるとすぐに、警察官たちと犯罪者たちの激しい銃撃戦を長い1カットで見せる。このアクション描写には大興奮したけど、メインプロットが始まるとトーンダウンします。
映画のメインプロットは「体面を気にする会議室の警察官たちと、マンションを占拠した犯罪者たちのメディア合戦に、現場主義の警察官が振り回される」というモノ。これは何となく『踊る大捜査線2』を連想させます。実際に『踊る大捜査線2』との共通点も多いです。
決定的に『踊る大捜査線2』違うのは犯罪者たちの姿をキッチリと描いていること。犯罪者たちにも二つの勢力があり、犯罪者たちの絆が事件のポイントとなる部分は面白いんだけど、肝心のメディア合戦がたいしたことないからなー。
ただしクライマックスは再びオープニング並みの面白さを取り戻してくれました。
2006/05/26|▼この記事の直リンク先
2005年度公開作品_珍作映画を参考にしてください。
2006/05/25|▼この記事の直リンク先
『ジュマンジ』の続編…っていうか同じ設定を使い、レトロSF風味で焼き直しした映画。という印象を持っていたので観に行くつもりは無かったのですが、掲示板で意外と誉められていたので観に行きました。確かにこれは面白い。
特撮のセンスが良い、美術のセンスも良い、子供の心理描写もちゃんと描くし、伏線をハッキリ出しておきながら、伏線だと認識させないテクニックも素敵。クリステン・スチュワート(『パニック・ルーム』の小娘)の美少女ぶりも良かったです。
映画ってきちんと作りこめば、こんな企画の映画でも面白い作品になるんだなー。
2006/05/23|▼この記事の直リンク先
クラシック銃に魅せられ、銃による平和主義を掲げる少年少女たちの青春映画。彼らの思想からラース・フォン・トリアー独特のアメリカ批判を読み取ることもできるけど、この作品はそういった要素は大分抑えてある。。それよりも自分にとって理想的な世界を構築した主人公が、異質の存在(この映画だと黒人の少年)にその世界を侵食されていく描写が面白い。
2006/05/21|▼この記事の直リンク先
何を間違えてこんな映画を観に行ってしまったのだろう。
2006/05/21|▼この記事の直リンク先
死の商人(武器商人)の人生を描いた映画。
世界中に武器を売り散らす彼の行動は、死も撒き散らすのと同じ。アンドリュー・ニコル監督は、ニコラス・ケイジ演じる死の商人の奇妙な生き様を実に映画的に描く。
でも映画のオチは[「結局私ら死の商人も、世界最強の武器輸出国たち(先進諸国)には敵いませんよ」]という僕達の世界の現実だった。
2006/05/17|▼この記事の直リンク先
東京ファンタスティック映画祭で鑑賞。ベトナム戦争をネタにしたタイのバカ映画で、どの国も一本は持っているであろう「七人モノ」の映画。主人公たちが日本軍と戦う続編も観てみたい。
2006/05/17|▼この記事の直リンク先
「素晴らしい映画です!エンドクレジットが流れても誰も帰ろうとしませんでした!」
という感想を何箇所かで見かけましたが、僕と一緒に観に行った仲間達はエンドクレジットが流れた瞬間堂々と帰りました。
2006/05/16|▼この記事の直リンク先
この映画の製作当時はピクサーがディズニーから抜けることになっていたために、『チキン・リトル』がディズニーアニメの未来を決める作品だった。ディズニーがピクサーを買収することになった今となっては『チキン・リトル』の評判が悪かったという結果は、ディズニーにはあまり関係の無いことになった。
でも僕はこの映画好きだけどなー。ポップカルチャーをネタにしたギャグが最高だし、既存のディズニー作品には無かった親と子の関係の描き方が面白い。ヒロインがハッキリとブスとして扱われるひねくれ振りと、その設定のままちゃんとまとめるのも新鮮だと思う。
2006/05/15|▼この記事の直リンク先
『蝋人形の館』なんていうタイトルから観念的なホラー映画を連想するかもしれないけど、これはバリバリのスラッシャー!
2006/05/15|▼この記事の直リンク先
ピーター・ジャクソン監督、2年連続破壊屋ベスト1決定!
2005/12/18|▼この記事の直リンク先
『トレインスポッティング』で渋谷で大ブームを起こしたのも昔の話。新作を作っても日本では全く話題にならなくなったダニー・ボイル監督作品。偶然大金を拾ってしまった少年の心温まる物語だというので、お金の意味を優しく問いただすような映画かと思いきや、ファンタジーに頼ってしまっているので残念。
せっかくお金を拾ってもポンド紙幣なのでユーロに切り替えなくてはいけないとか、少年が死んだ母親に会うために聖者達と出会いを繰り返しといったプロットが面白い。ただ[死んだ母親に会える条件がイマイチ納得いかない。死んだ母親に会うためには『ヒノキオ』みたいに厳しい条件があるべきだと思う]。
2005/12/08|▼この記事の直リンク先
”「虹の彼方に」の順番”って…[数字の色]かい!トリックが上手く機能していないじゃん。最早この手の映画の常識となった「フラッシュバックでトリック解説」がやり過ぎになっていて笑える。
2005/12/06|▼この記事の直リンク先
面白かった。が、この面白かったというのは「ドラゴンと戦うので面白かった」「ダンスの相手が決まらないのが面白かった」とか、そーいう個々の要素が面白かっただけ。快作だった『アズカバンの囚人』よりはずっと落ちます。
マイク・ニューウェル監督を起用することにより恋愛とコメディを強化するつもりだったみたいですが、おかげで学園ラブコメディダークファンタジーというわけのわからん様相になってきています。
それと[宿敵の血]が必要なら[血]を持ってけばいいのに。わざわざ[宿敵]を持って行くなんて!(原作だときちんと説明がついているそうです)
2005/12/05|▼この記事の直リンク先
秀逸な映画のコンセプトを見事に実現させたスタッフや役者の勝利ですね。
2005/11/30|▼この記事の直リンク先
僕がアクションとサスペンス以外で好きな映画のジャンルは現代劇の女性映画。『イン・ハー・シューズ』が2005年最高の女性映画らしいので期待していたんですが、意外とそれほどでもない。3人の女性の物語が秀逸なのに、姉妹の物語に決着をつける「詩」にそれほど求心力が無いのが原因かな?
それとトニ・コレットは逆ダイエットに失敗していません?とてもじゃないけどFat Pig(豚デブ)に見えなかったぞ。
2005/11/29|▼この記事の直リンク先
個々の演出に抜群のセンスを感じますが、映画自体を楽しむよりも監督の感性を体感するような作風になっている。優れたセンスを持つキャメロン・クロウ監督が、自分自身のセンスに頼りすぎている。
2005/11/28|▼この記事の直リンク先
性格も体型の違う仲良し4人組の少女にピッタシ合う魔法のジーンズがあった。4人の少女はそれぞれの夏をそのジーンズと共に過ごす事に…。
少女達それぞれの夏の物語がジーンズを狂言回しにして描かれる。陽気で健康的な少女がメキシコのサッカー合宿で恋をする物語。内気なギリシャ移民の少女が生まれて初めてギリシャで夏を過ごす物語(一番の美少女なんだが『シン・シティ』で娼婦役もやってた…)。反抗的な少女が、地元に残って生意気な女の子と一緒にドキュメンタリーを製作する物語。プエルトリカンの血が混じっている少女が、離れ離れになった父親の元に行くと、彼は優等生的な白人家族を築いていて…という物語(一番出来が良いエピソード、少女を演じた女優も賞をとっている)。
大げさな感動は用意せずに、上手く抑えた展開が心地よい。少女達は「ジーンズは奇跡を起こす」と信じているけど、[ジーンズは一切奇跡を起こさず、「自分が成長するきっかけになった」という点に落ち着くのが良いです。]
2005/11/11|▼この記事の直リンク先
(監督の)ギリアム色が単なる薄味娯楽大作に成り下がっているのはいいとして、脚本も編集も場面が繋がっていない部分があるのはちょっと…。
「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのは?」の一番美しい女性を演じたモニカ・ベルッチはすげえ!女の頂点みたいなものじゃん。
2005/11/08|▼この記事の直リンク先
2005年のベスト1候補、ベスト3には確実に入ります。
2005/11/07|▼この記事の直リンク先
優れた女性のドラマ映画なんですが、それとは別に中盤の空港のシーンが、今年の映画の中でも随一のサスペンスでした。一連のサスペンスが終わった後、緊張が切れた観客たちから一斉にため息が漏れていました。
2005/11/03|▼この記事の直リンク先
友人のブログに「主人公がエイドリアン・ブロディに似ている」と書いてあって笑った。確かにデザイン・コンセプトが似ているよ。
2005/11/01|▼この記事の直リンク先
「タランティーノが大ブレイクしていた時期があったけどよー、『トゥルー・ロマンス』はオレが作っんだぜ!」と言わんばかりに、トニー・スコットがザックザクに編集も物語も切り刻んでます。
2005/10/30|▼この記事の直リンク先
久しぶりに韓国のダメ映画を観た。プロットは『スパイダーマン』みたいなもんで、ある日突然特殊能力(カンフーならぬ韓風)を身につけたボンクラの物語。ただしこのボンクラの描写が下手!感情移入や同情が全く出来ない。『アラハン』を観ると『スパイダーマン』のピーター・パーカーのキャラ設定がいかに優れたものだったのかよくわかる。
ただこのボンクラを導き力を託すおじさんの存在に、韓国の儒教の側面が出ていて面白い。酷い映画だったけど、日本の最近のカンフー映画が『恋人はスナイパー 劇場版』だった事を思えば…。
2005/10/28|▼この記事の直リンク先
映画ファンじゃないとわからないと思いますが、『ゲット・ショーティ』の続編です。音楽業界を舞台にしたコメディで、歌姫のデビューを巡る洒落た悪党たちのパワーゲームと、単発ギャグが楽しめる。
黒人ファッションに憧れているヴィンス・ヴォーンとゲイ趣味のザ・ロックのコンビが非常に面白い。特にザ・ロックが名作『チアーズ!』を再現するシーンは爆笑。もちろんミュージシャンネタは豊富で、エアロスミスはメインプロットに食い込んでいる。他にウケたネタは、バカなチンピラ役をアウトキャストのアンドレ3000が自然に演じているのと、カメオというよりもエキストラみたいな扱いだったリンプ・ビズキットのフレッド・ダースト。
2005/10/27|▼この記事の直リンク先
銀河バイパスを建設するために地球は突然破壊された。60億の尊い生命も美しい自然も先進国の文明も会社も学校も全部宇宙の塵になった。しかしたまたま生き残ったイギリス人(ダチが宇宙人だったのが縁で)がいた。彼はいきなり宇宙の大冒険に旅立つことになる。
イギリスのコメディ映画って、敬遠したい(つまりつまらない)ジャンルだと思ってたけど、これは面白い。『宇宙船レッド・ドワーフ号』に志が似ているけど、『宇宙船レッド・ドワーフ号』がある種科学的なアプローチがあるのに対して、こっちは哲学的アプローチ。といっても哲学的なのは「アプローチ」だけでオチは全部突き放したギャグだった。
2005/10/26|▼この記事の直リンク先
本来はけっこう前に公開予定だったのが、この映画の公式サイトを見て「有限会社ひきもどし」という会社が本当に存在すると思った人たちがネット上で激怒。結局公開が延びたらしい?そんなことでこの映画が叩かれるのはちょっと残念。
2005/10/23|▼この記事の直リンク先
2005年の映画でもっとも高い評価の作品なので期待していたんですが、思ったより乗れず。『キル・ビル』と違って世界観に没頭出来なかったのが原因です。
2005/10/20|▼この記事の直リンク先
『カンフー・ハッスル』よりも「ありえねー!」というキャッチコピーが相応しい珍作!落雷を受けて暴走したのは無人ステルスじゃなくてお前の方だろ!とツッコミたくなる主人公の行動!どんなに許しがたい敵でも死力を尽くして戦ったのなら友となる!『魁!男塾』チックな後半の展開が最高!
2005/10/13|▼この記事の直リンク先
パンフレットの代わりに「日本人女性のSEXに関する意識調査」というやつのレポートが配られた。ミニシアターに来る女性向けのレポートなのでやたら上品。男にこんなの配られてもなぁ。
2005/10/12|▼この記事の直リンク先
僕が大好きな『CUBE』『カンパニー・マン』のナタリ監督の最新作。前2作が謎の状況に置かれた人間がその謎に挑むという、観客の知的好奇心を刺激する映画だったのに対して、今回は謎の状況に置かれた二人の人間が織りなすドタバタコメディ止まりの映画になっている。
2005/10/05|▼この記事の直リンク先
日本映画ではなくて香港映画です。日本を舞台に香港映画の熱さが炸裂するのは良いんですが、どーしようも無いユルユル感まで香港映画そのものだった。
2005/09/29|▼この記事の直リンク先
ダークでゴシックなファンタジー作家だったティム・バートンは、”普通の感性”を身に付け『ビッグ・フィッシュ』を作った。そして次に彼が作り上げたのは…バリバリのポップ・ムービーだった!もちろん『チャーリーとチョコレート工場』には毒気のある要素が満載なので、ポップ・ムービーだと思わない人も多いでしょう。でも甘いお菓子と楽しいウンパ・ルンパ達で飾られた世界は、どんなにキツい毒気も楽しく彩ってしまう。
マイケル・ジャクソンやプリンスを見ればわかるように真のポップスには毒気がタップリなのです。
2005/09/28|▼この記事の直リンク先
○○とは違うとは言え、制服を着た警察官が財布を盗もうとして見ず知らずの人を刺し殺すなんていう脚本書くなよ!映画の中では現実には有り得ないような猟奇殺人も存在するけど、これは単純なリアリティに乏しい殺人事件です。
2005/09/25|▼この記事の直リンク先
『猿の惑星』『アメリカン・ビューティー』『キャスト・アウェイ』『炎のランナー』などのパロディネタが面白い。動物達が大好きな都会から離れて自然へ送られる羽目になる理由の一つが、[動物愛護団体の主張]だったというのがウケた。
2005/09/23|▼この記事の直リンク先
ロン・ハワード監督ってこんなにフラッシュバック多用する人だったっけ?
2005/09/18|▼この記事の直リンク先
夏休み子供映画なんですが…エロい!三池監督は「子供を初めて勃起させる映画」を目指していたそうです。
2005/09/15|▼この記事の直リンク先
公開前日のゾンビ・オールナイトに行ってきました。夜通しゾンビ映画観てました。宣伝ギャル達と写真撮って来ました(顔出しの許可を撮ってあります)。僕の頭の上にジョリ姐が!
2005/09/09|▼この記事の直リンク先
夏休みの平日に観に行ったのに、映画館の中はおじいちゃんだらけ!『NANA』の時は若い人だらけだったんですが…
2005/09/06|▼この記事の直リンク先
原作が無性に読みたくなりました。私の周囲の人間で原作持ってる方がいたら貸して下さい。
映画版は章司ってキャラにめっちゃ感情移入してました。
2005/09/05|▼この記事の直リンク先
ドイツはこういうタブーに踏み込んだ映画が作れていいな。日本なんて裕仁さんを描いた『太陽』が、公開されないのはおろかDVDですら観れない。
2005/09/03|▼この記事の直リンク先
ディズニーの実写映画。ロジャー・エバートの映画評で「幼い子供向けは映画館の座席の上で喜ぶだろうが、彼らのお兄さんとお姉さんは無理だろう。お父さんとお母さんは上映中にiPODを使うだろう。」というのがあった。つまり子供騙しにすらなっておらず、騙せるのは幼子だけということ。まあいいんじゃないの。
2005/09/01|▼この記事の直リンク先
魔女の力を使うのはもう止めているけど、朝食メニューを食べたいがためにウッカリ魔法を使ってしまい……ってシーンが予告編であったけど、劇中だとウッカリ魔法で[殺人手前]までしてました。
コメディとしてはまあまあ何だけど、ラブロマンスとしてはイマイチ。それもダーリン役の男にかわいらしさが無いから。でも変則リメイクとしては一見の価値有りかも。
シットコムって観覧形式で撮影しているという事を初めて知りました。
2005/08/30|▼この記事の直リンク先
登場人物達が解決しなきゃいけない問題を一切抱えていない脚本に最初は戸惑いました。しかし女子高生達の好演が”本当の青春なんてそんなもんさ”という点に導いてくれるので、何とか救われた感じ。
ペ・ドゥナの日本語の会話はやたらおかしかった。日本語が出来る韓国人と会話すると、僕も向こうもあんな感じになっちゃうんだよなー。
2005/08/29|▼この記事の直リンク先
以前破壊屋がネット右翼たちに攻撃されたときに「続きは『チーム・アメリカ』公開時にして下さい。」と言って収束させましたが、やはり彼らは再び来るのでしょうか?
2005/08/28|▼この記事の直リンク先
『ミリオンダラー・ベイビー』に匹敵するアジア映画。残酷な現実から目を背けない描写の積み重ねが秀逸。
2005/08/25|▼この記事の直リンク先
観客がヘッド・バンギングしている映画なんて初めて観ましたよ。気持ちはわかりますが、大変ウザかったです。しかしその僕も「バッテリー」の時に、思わず彼らと同じように頭を揺らしてしまいました。
2005/08/18|▼この記事の直リンク先
劇中出てくる企業が素晴らしいです。商品の欠陥が判明するとすぐにお客様に広報し、迅速な対応でリコールする。そして役員たちはリコールに誰も異議を唱えない。某企業も見習ってほしいものです。まあリコールの対象はアレなんですが。
2005/08/07|▼この記事の直リンク先
一番ウケたギャグは、トイレ(もちろん使うのはロボット)の男と女の区別をつけるマークが○○になっていた事。そうか、その手があったか。観ない人のために→○○とは…[コンセントのオスメス]。
2005/07/31|▼この記事の直リンク先
日本語吹替版の映画は観ないことにしているんだけど、映画館に入っていざ上映が始まると吹替だった…。首都圏の映画館だったらちゃんと表記してあるのにぃ。
2005/07/27|▼この記事の直リンク先
不幸な女性を救おうと違法中絶手術を行ってきたヴェラ・ドレイク。映画は前半部分で観客をヴェラ・ドレイクとその家族に感情移入させた上で、後半部分でヴェラ・ドレイク達に道徳・法律問題・悲劇を突き付けてくる。
[ヴェラ・ドレイクの家族が、ヴェラ・ドレイクについて悩みながら食卓を囲んでいるシーンで映画は突然終わる。ヴェラ・ドレイクの家族が悩んでいることは観客がこの映画を観て悩んでいることと同じだと思う。]
それはともかくとしてこの作風は嫌い。
2005/07/26|▼この記事の直リンク先
結局プリークェル・トリロジー(エピソード1から3まで)は全部3つ星になったなぁ。
2005/07/20|▼この記事の直リンク先
父のような少年と、彼に子供のように教えを乞うおっさんの関係を描いた、変則版父と子の物語。他にも「飛翔」にまつわるメタファーや、高校生達の青春劇にもなっているんだけど、そっちは弱目。
120分越えているのはちょっと長い。確かに上映時間を長くすれば人間ドラマがじっくり描けるようになるけど、そこをキチッとして短くまとめて欲しい気もする。
『ヒノキオ』と一緒に観た。日本映画の良作が連続して観れて良かった。
2005/07/13|▼この記事の直リンク先
これは面白い!会話の内容が飛躍しすぎる、ロボットの設定が間抜けすぎる、親と子のコミュニケーションの展開が弱い、ドキドキするシーンで「ドキドキ」と効果音が入る等欠点をあげればキリが無い。だけど「ヒノキオ」はSF映画、コミュニケーション映画というよりもファンタジー・ラブストーリーとして抜群に面白い。そういう意味では『キャメロット・ガーデンの少女』なんかに近いかもしれない。あとなんとなく『ノーライフキング』にも似ている。
どーでもいいが、この映画に出てくるガキ大将の子分(バカ)が小学校時代の僕に似ていた。そしてこのバカが出るたんびに前の席に座っていた小学校低学年位の女の子たちが「やだぁ!」「ぎゃあぁー」とか騒ぐ。「やだ」とは何だよ、「やだ」とは!あいつはオレなのに!
2005/07/11|▼この記事の直リンク先
登場人物はちゃんと感情に沿った台詞を喋る。演出と演技が全てを語り説明的な台詞は最小限。撮影は丁寧で編集はわかりやすい。今年は『Dearフランキー』のようなマトモな映画が少ない気がする。
2005/07/04|▼この記事の直リンク先
これは大阪人がもっとも活躍する映画ではないだろうか。いや、画面には一瞬たりとも出てこないが。
2005/07/03|▼この記事の直リンク先
破壊屋開設以来初めてリュック・ベッソンの映画に一つ星以外をつけた。今回はリュック・ベッソンの脚本よりも、監督(トランスポーターの人)の手腕が酷すぎる。
インタビューでのジェット・リーの発言「愛がともなわない武術はただの暴力」という言葉に全身の力が抜けた。ジェット・リーは仏教を学んでいてそこからきた発言だけど、仏教なんて学ばなくても愛と武と暴力については『グラップラー刃牙』を読めばわかると思う。(それも違うか)
2005/06/26|▼この記事の直リンク先
ジョン・レスリーさんに『最後の恋のはじめ方』が面白いと聞かされて、観に行ったんだけど既に終了。仕方なく「仕事もきっついし、ドリューでも見て自分を癒すか」と思って入った。そしたら意外な拾い物。安易な言い方だけど、ものすごくロマンチックな映画だと思う。でもこの手のトリックは今年何度目だ?
2005/06/25|▼この記事の直リンク先
クリストファー・ノーランの新作…って気が全然しない。
『スパイダーマン』が普通の男がスーパーヒーローに成長していく物語だったのに対して、『バットマン ビギンズ』は普通ではない男がダークヒーローに変貌していき、その過程で自分のアイデンティティ…というかキャラクターを確立していく物語だった。
2005/06/24|▼この記事の直リンク先
『エレクトラ』『フォーガットン』『電車男』をまとめて観て来た。全部珍作だったが、この中では『電車男』が一番マトモで、『フォーガットン』が一番酷かった。酷い映画だったが、ばっひょーんと飛んでいく感じがたまらない(観た人はわかる)。
2005/06/08|▼この記事の直リンク先
『デアデビル』のヒロインのエレクトラを主役に据えたスピンオフ。エレクトラは『デアデビル』で死んだはずなんだけど、どうして生き返っているのでしょうか?オープニングのナレーションが説明します。「彼女は気紛れ(KIMAGURE)で生き返ったのだ」。この後映画本編でも気紛れで未来を予知したりします。多分この映画のスタッフは「気紛れ」を某超大作映画の理力みたいなもんだと思っています。
2005/06/07|▼この記事の直リンク先
ハリウッド映画なんかを映画館で観るとき、「みんな何で笑ったり拍手したりしないのだろう?」といつも思う。アメリカの映画館なんかは上映中歓声やブーイングをあげるらしいし、映画秘宝のイベントだと観客達は一斉に爆笑したり、俳優が登場するシーンで拍手したりして本当に楽しい。来日した映画人のインタビューで「何で日本の観客は映画を観ている時も沈黙しているんだ?」というのもあった。僕も「バカ映画の爆笑シーンで笑っているのは自分だけ」という状況を何度も味わってきたし、周りの客の迷惑にならないように必死に笑いをこらえるのもしょっちゅうだ。日本の映画館はもっと観客の一体感が味わえるようになったらいいと僕は考えている。
そして今日『電車男』を観てきた。主人公がヒロインと出会うシーンなんかで
観客達が「キターーーーーーーーー!」と言っていた。それは僕の考えているのとちょっと違うぞ。
2005/06/05|▼この記事の直リンク先
クリント・イーストウッドの2年連続キネマ旬報ベスト1は確実だな。
2005/06/04|▼この記事の直リンク先
クライブ・オーウェンのしつこさが笑える。エロチャットや、浮気を問い詰めるシーンや、ストリップのシーンなど、こいつの会話が出てくるシーンは全部長い。
ところでプロディジーを聴きながらナタリー・ポートマンのストリップが見れるクラブは、僕も是非行きたいのだがどこにあるのだろう?
2005/06/01|▼この記事の直リンク先
政治的なバランス感覚が優れた脚本にひたすら感心。
2005/05/18|▼この記事の直リンク先
今年のベスト3圏内に入るかもしれん。
2005/05/15|▼この記事の直リンク先
シリーズで一番出来が悪いけど、ジェシカ・ビールが良かったのでオマケの評価。
2005/05/12|▼この記事の直リンク先
世間一般で言う”韓流”とは絶対に迎合していかないつもりだったが…まさかイ・ビョンホンの映画を連続して誉めることになるとは。
2005/05/11|▼この記事の直リンク先
主人公のチームが活躍すると拍手が起きたりして凄い楽しかった。でもブシドー・チ○ッ○・ノ○スが登場したときに拍手したのは僕一人だった…
2005/05/10|▼この記事の直リンク先
クリスマスイブに東京の地下鉄システムがクラッキングされた。そのために現在運行中の240台以上の電車が全て手動運転に切り替わった。このままでは乗客の生命が危ない!「現在運行中の電車を止めていけば安全じゃん」誰もがそう思うだろう、僕もそう思った。だが電車を止めることは出来ないのだ。何故なら地下鉄で手動ブレーキをかけたら240台の電車が次々に連鎖的に衝突するからだ!…ってこの説明をしているシーンで吹き出してしまった。東京の地下鉄ってそんなにヤバいの?過密ダイヤの中を日勤教育受けた新米運転手が、オーバーランして時速130キロで急カーブに侵入するよりも遥かに危険な設定だな。
2005/05/09|▼この記事の直リンク先
『バッド・エデュケーション』と同じ日に観たので、偶然にもその日はスペイン映画の2本立てだった。
2005/05/06|▼この記事の直リンク先
ペドロ・アルモドバル監督作品をベタ誉めしてきた僕が言うのも何だが、以前から「男がペドロ・アルモドバル作品好きなのってゲイっぽいよなー」と思っていた。まさかその通りの作品を作ってくるとは思わなかった。
2005/05/04|▼この記事の直リンク先
速攻でオチがわかった。[鏡(映すのは…)]が出た時点でオチはアレに決まっている。(ホントのこと言うと今年同じトリックの映画があったからわかった)
2005/04/25|▼この記事の直リンク先
2005/04/25|▼この記事の直リンク先
若い女の子に観て欲しいのか、映画館で女の子向けのブリーチを配っていた。でも客層は平均年齢高かった。みんなあのブリーチをどうするんだろう。
2005/04/17|▼この記事の直リンク先
悲しくて痛い。
2005/04/04|▼この記事の直リンク先