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2008年08月の更新全て

星野JAPAN   

オリンピックも野球も興味がない。しかし気になったエピソードがある。

8月上旬の日刊スポーツでこんなコラムがあったらしい。オリンピック日本代表の星野監督が選手の判断基準で「生い立ちや家族や育ち方で見る」と言い放ち、田淵コーチが「血液型で選手を見る」と言ったのだ。選手を能力で見ろよ!「判断の参考にする」とも言っているのでこれは指導の上での副次的な要素だと思いたいが、そうだとしても野球の実力と関係ない要素が判断の参考になる時点で十分に酷い。

これは海外に知られたら笑い話になるかもしれない。毎日新聞も日本の恥を海外で宣伝したいのなら、こういう話を英訳すればいいのに。

2008-08-25

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最低映画評論家の福本次郎   

服部と前田と言えば悪名高い映画ライターの2トップだ。しかしこの二人に負けないくらいのトンデモ映画評論家が存在した!その名は福本次郎!もうとにかく酷い。映画評論家なのに映画を理解できないという致命的な特殊能力の持ち主だ。理解できないので間違った映画評論をテキトーに書いている。今、福本次郎が破壊屋周辺でのみ話題沸騰になっているのでまとめてみたぞ。

スカイ・クロラ

まず『スカイ・クロラ』評が酷い。『スカイ・クロラ』という映画は押井守の言いたいことがハッキリとわかる作品だ。

[いつも通る道でも、違うところを踏んで歩くことができる。]
[いつも通る道だからって、景色は同じじゃない。]

↑これが押井守が『スカイ・クロラ』で観客に伝えようとしたことだ。この文章は劇中のセリフにも公式サイトにもある。しかし福本次郎はこの意味がわからなかった。以下は福本次郎の『スカイ・クロラ』評論からの引用だ。

ここで描かれているのは文字通りゲームの中の出来事で、観客はコントローラを持たないプレーヤーのようなもの。しくじって撃墜されても、また次に遊ぶ時には別のキャラが選べる上、プレーヤーの操作能力は継承されている。

確かにゲーム的ループ感を持つ映画だが、その世界観が今の若者の状況を描いていることが全くわかっていない。

彼らは感情があるように見えるが所詮「ゲームのキャラ」、要するにWii用フライトシューティングゲームソフトの世界観を観客に体感させようとするタイアップ商法なのだ

福本次郎はゲームソフトが販売されている映画(スピードレーサーとか)を観ると、「タイアップ商法」「ゲームソフトのプロモーション映画」って批判するのだ。おいおい、他メディアに展開している映画なんて一杯あるだろ。ニンテンドーDSなら映画ゲームなんてたくさんあるぞ。マクドナルドでキャンペーンしている映画たちは「ハンバーガーを売るために作られた映画」だと思っているのか?
福本次郎は『スカイ・クロラ』をゲーム映画だと断じたために、こんな酷い文章まで書いている。

「トイ・ストーリー」のように無生物の哀しみをストレートに主張したほうが楽しめたに違いない。
ダークナイト

何も理解できてないことを自分からアピールしていてちょっと面白い映画評論だ。

動機が明示されないために狂人にしか見えなかった。
(中略)
結局のところ何を目指しているのだろうか。

この文章のツッコミどころは以下の3点。

  1. それがジョーカーだとわかっていない。
  2. 何を目指しているのかを読み解くのがあんたの仕事だ。
  3. っていうか『ダークナイト』ではジョーカーの行動原理はきちんと描かれているぞ。

福本次郎はジョーカーを理解できなかったために、ハービーが[トゥーフェイス]となる意味も勘違いした。[光の騎士ではなくて、闇の騎士(ダークナイト)]が確立するラストシーンが理解できなかった。だから以下のような結論を書いた。

[バットマンはジョーカーを殺さず、カラクリを知ったハービーは善悪半面の顔になる]。正義が一番必要としているのは悪の存在。
君のためなら千回でも

これは最低の映画評論だ。他の映画評論は笑いながら読めたがこの評論はムカついた。『君のためなら千回でも』という素晴らしい映画に対して、福本次郎は最低の勘違いをしている

 アミールとの間に厳然と存在する階級。ハッサンはそれを意識し始め、アミールに対して召使の目になり、何をされても反抗せず受け入れる。

(中略)

友達のままでいたいと思っているアミールはそんなハッサンの態度が気に入らず、疎遠になっていく。

(中略)

大空に舞う凧はどんな強い逆風を受けても決して流されない民族のプライドを象徴しているようだった。

さらに福本次郎はハッサンとアミール疎遠になっていく原因として「大人の事情を理解し始めた年頃」と指摘していた。

福本次郎は演出や演技の意図が理解できない男だ。だからハッサンが[レイプされた]ことに気が付いていない。ハッサンが不良少年たちに[レイプされた]時、アミールは怖くて助けに行けなかった。アミールにとってハッサンの存在自体が自分の不名誉の証となった。だからアミールはハッサンに対して残酷な態度を取るようになったのだ。だから大人になったアミールは少年時代の贖罪を果たすため、ハッサンの息子を助けにタリバンのところに行くんだよ。「友達のままでいたいと思っているのに、そんな態度が気に入らず」って何ふざけたこと書いているんだ?女性をレイプしようとするソ連兵にアミールの父親が立ち向かうシーンの意味がわからなかったのか?

それに「民族のプライドを象徴」だって?アミールがパシュトゥーン人でハッサンが被差別側のハザラ人だってことがわからなかったのか?(ただし[アミールとハッサンは異母兄弟])。凧が象徴するのは民族のプライドじゃなくてアミールとハッサンの絆だよ!福本次郎の「凧は決して流されない」というのも間違っている。凧というものは「流されない」ではなくて[強い逆風を受けることで高く上がるものだ。アミールとハッサンの絆も辛すぎることがあったけど、その絆が再び結ばれて空高く上がる]。あのラストシーンはそういう意味だよ。


福本次郎のトンデモ評論はまだまだたくさんある。その一部を紹介する。

最高の人生の見つけ方
男のロマンを理解できない女の狭量さが、物語の足を引っ張る。せっかくエドワードという友を得たのだから、カーターもたまっていたリビドーを解放してもよかったのではないだろうか。

リビドーを解放?うわあこいつ最低。余命わずかの夫が自分の元にいてくれない妻の悲しみがわからないのか?エドワードがそれをカーターに気づかせようとしたのがわからないのか?[それに気がついたカーターがリビドーを解放せずに愛する妻の元へ戻る意味がわからないのか?]

崖の上のポニョ
小さな赤い魚たちが黒く大きなうねりに変化し、津波となって宗介たちの街を襲う。それはポニョの掟破りに対する大いなる海の怒り。

小さな赤い魚たちはポニョの妹で、ポニョを応援しているだけだよ!

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-
クライマックスでは、闇のグループと戦うために馬上の騎士をなるニコラス。

馬上の騎士って………この映画のモチーフが西部劇だということに気がついてない。だからハリウッド映画の刑事アクションに憧れるダニーの立場(=監督の映画愛)もわからなかったんだろうねぇ↓。

上司や恋人とに会話で妙な弛緩が現れて、演出のトーンが揺らぐ。村に赴任後もコンビを組むダニーという警官を狂言回しにするのかと思いきや、彼の立場もイマイチ不鮮明。
JUNO/ジュノ
養子に出すことが決まっている以上情が移らないほうがよいという考えから生まれる態度なのか。

映画評論家なのにアメリカでの養子に対する考え方を知らないようだ。それがわからないとこの映画を誤解してしまう(福本次郎に限らずそういう人は多い)。 ジュノは自分の赤ちゃんを幸せな夫婦に預けようとした。だから[その夫婦の幸せが壊れることを知ると泣き出した。この映画は大人になれない大人を描いているのだ]。しかし福本次郎はあのシーンの意味が全く理解できなかった。以下のような見当違いの結論を導き出す。↓の程度の脚本でアカデミー賞が取れるわけないじゃん。

さまざまな人間関係が描かれるが、共通しているのは人間同士の付き合いはお互い努力しないといい関係を保てないということだ。

こんな風にもっともらしい文章が書いてあれば、福本次郎の読者は満足するのだろう。


福本次郎はネタバレ評論家なので、自身の映画評論ではラストシーンの自分なりの解釈を書いている場合が多い。もちろんその解釈は間違っている。そんなヤツを集めてみた。

ウォーター・ホース
クルーソーこそ、父がアンガスに贈った最後の贈り物。それは「夢を信じろ」というメッセージだ。

全っ然違う!『ウォーター・ホース』は少年の通過儀礼の映画だよ![クルーソーとの別離を通じて父親の死を受け入れる]んだよ。

ラスベガスをぶっつぶせ
賭け金をやり取りする以上に貴重でユニークな経験をしたベンは、[その経験を武器に再び奨学金の面接に望む]。カネよりも大切なものがあることに気付き、一回り成長したベン。

えええ?[ベンはもう奨学金の面接を受ける必要がない]ってことがわからないのか?あの奨学金を受けることが出来るのはどういう人物なのか劇中説明があったじゃん(例えばハンディキャップのある人)!それでもあえて[ベンが面接を受けた]のは、映画的なオチのためだということがわからないのか?

インクレディブル・ハルク
超人的な体を手に入れたのに圧倒的な無力感に苛まれ、結局何も変わらなかったことを受け入れるしかないブルース

わはは!あのブルースの表情から読み取ったのがそれかい!

イースタン・プロミス
死が日常の世界に住む男たちが、赤ちゃんという生を目の当たりにして、[わずかに残った良心に気付く場面]。
[「女を犯すことも子供を殺すこともできない精神的に去勢されたマフィア」を演じた ヴァンサン・カッセルと、「圧倒的な迫力の中に優しさを隠している男」を演じたヴィゴ・モーテンセン]。彼らの素晴らしい熱演も福本次郎の前には無駄に終わったな。

そしてリンク先にあるゼア・ウィル・ビー・ブラッド評論(ネタバレ)あまりにも凄すぎる!凄すぎるので読みながら悶えた。こんな奴にも映画評論の仕事が来るのかよ!

まだまだ大量にあるので、いつか福本次郎ネタの第二弾やります。

2008-08-24

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俺たちイケディアン!   

また創価学会ネタである。映画とちっとも関係無い更新が続いて申し訳ない。何故創価学会ネタをやるのかというと、僕が聖教新聞を読むようになったからである。こういうことを書くと 「えー、ギッチョさんの周囲にいる学会員がギッチョさんを折伏しようとして聖教新聞読ませているの?ギッチョさん大丈夫かなぁ」 と思われるだろうが安心して欲しい。僕は自分の意思で聖教新聞を読んでいる!それじゃあ余計に心配するか。いや、本当にネタ探しのために読んでいるので安心して欲しい。うんでネタを見つけた。

イケディアン

わははイケディアン!すごい言葉だ!池田主義者のイケディアン!しかもインドのイケディアンってことはイケディアンインディアン!(←これは酷いか)

この池田主義者を意味する「イケディアン」という言葉はまだまだマイナーらしく、ググっても検索結果は172件しかない。「池田主義者」だとたったの8件しか出てこない。そのうち破壊屋が検索結果を増やしてしまうだろうが。

「イケディアン」の検索結果のTOPに出てくるのはバリバリのイケディアンのブログだった。このイケディアン・ブロガーは破壊屋が以前SGIネタをやった際に意見を言ってきた人だ(ってことは破壊屋を読んでいる可能性が…)。 去年の記事だが、イケディアン・ブロガーは創価学会内に池田大作を批判する意見がある状況に対して、以下のように書いている(この人には何の恨みも無いのでリンクは貼りません)。

池田先生の思想や哲学を受け継いで実践する人を、“イケディアン”という。
創価学会員は、当然イケディアンであるべきだ。

イケディアンではない創価学会員に対しては

もはや創価学会員でないとみなすべきである。

非イケディアンは、形式的に創価学会員であっても、創価学会員ではない。非学会員として、折伏すべきだ。

自分から去れないのであれば、こちらから去ってもらうべきだ。

と強い態度で出ている。日本を批判すると「日本から出てけ」というやりとりがちょっと前のネット上でよく行われていたけど、あれと同じ酷さだ。

イケディアンではない創価学会員に対して除名を行っていない現状については

いうなれば、死刑の執行猶予期間ということである。
この執行猶予中に、改心すればよし、そうでなければ執行するべきだ。

イケディアンになることが「改心」なのね。

さらに創価学会の入会条件に「Are You イケディアン?」を追加しようと訴えている。

イケディアンにしか学会に入会する資格を与えるべきでない。
現在の非イケディアン学会員を除名にする以上、それが筋というものだ。

このイケディアン法には大賛成!とっとと入会条件を厳しくして欲しいなぁ。選挙前の電話や突然の学会員の訪問とかも減るんでしょ?


「イケディアン」という言葉は、ガンジーの思想を受け継ぐ「ガンディアン」という発想から生まれた。しかしもっと別の背景もあるのだろう。極端な池田大作崇拝に反発する動きが創価学会内部でもあって、その動きに対抗する形で「イケディアン」という考えがあるのかもしれない。もしくはイケディ(池田大作)がもう高齢なので、そろそろイケディのXデーのことを考えなきゃいけない。Xデー後にも学会員たちの統率を保つために「池田大作の思想や哲学を受け継ぐ」というイケディアンの概念が必要なのかもしれない。


でもこの「イケディアン」という言葉はインパクトがある。俺たちシリーズっていう映画があるけど、『俺たちイケディアン!』ってのが作れそう。『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のキャッチコピーは

だけど、『俺たちイケディアン!』の場合

というように流用できる。

ところで滝沢秀明ってイケメン(イケディアンの男)なのかな?

2008-08-22

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若ノ鵬の大麻事件は残念だ   

若ノ鵬関が大麻取締法違反で逮捕された。本当に残念だ。こんなに惜しい話は無い。幕内力士が大麻を吸っていただなんて!シャブじゃなかったことが本当に残念だ!

大麻なんてジャニーズの大野に吸わせておけばいいんだよ。力士ならシャブをやって欲しかったよ。大麻じゃなくてシャブだったら以下のように色々な想像が出来たのに。

辛い稽古はシャブで乗り切る!
横綱大関との取り組み前にもシャブ打ってパワーアップ!
しゃぶしゃぶとちゃんこ鍋が合体した「しゃぶちゃんこ」には、さらにシャブをブチ込んで「しゃぶちゃんこシャブ」!
注射(八百長)がはびこる各界を、ホンモノの注射で勝ち抜いてやる!

若ノ鵬関にはその位の気迫を見せて欲しかった(←心ない言葉)。

2008-08-21

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SGI!   

ロシアのジャーナリズムといえば、殺されたジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤの事件が有名だろう。そんなロシアのメディアに対する意識がよくわかるニュースがある。

ロシア人の6割「検閲は必要」
ロシア人の約6割は国家によるマスコミの検閲が必要だと考えていることが18日、政府系の全ロシア世論調査センターの調べで明らかになった。それによると、検閲が必要と考えているのは回答者の58%、反対者は24%で、ロシア憲法が検閲を禁じていることを知っている人は35%にとどまった。検閲賛成者は理由として、「マスコミは暴力や淫乱、低俗なものを見せる」(40%)▽「中傷や虚報を避けるため」(22%)▽「マスコミを通じて文化・教育水準を高めるため」(11%)などを挙げた。
ロシアではプーチン前政権やそれに近い筋が主要テレビ局を支配下に入れるなどし、言論自由度は169カ国中144位(「国境なき記者団」調べ)とされるまでに悪化している。(モスクワ 遠藤良介)

たいていの人はこのニュースを聞くと「ちょっと恐い話」だと思うだろう。しかしこのニュースを喜んでいる日本のメディアがあるのだ。それは聖教新聞だ。

こんな奴らが連立与党を組んでいるのか………(週刊新潮は僕も嫌いだが)。


オマケ:創価学会はアメリカにダイサクイケダ山頂公園を持っていて、その公園を宣伝で大きく使っている。聖教新聞の一面で使う。でも英語名のDaisaku Ikeda tip top parkで英語検索しても検索結果はたったの2件だったよ。地図にも載ってない。どっかの公園に「Daisaku Ikeda tip top park」という看板を置かせてもらっただけかも。

2008-08-19

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サマーソニック08   

あーちゃんです。

のっちです。

ぎっちょです。

かしゆかです。

って、これはサイドステージに出演していたPerfumeコピーの方たち。真ん中の女性はタレントだった。ブログはこちら


行って来ましたサマソニ。隣の会場ではエホバの集会やっていたぜ。


サマソニ客とエホバの看板


スタジアムと花火


スタジアムと花火とオブジェ


ライブ終了後のマリンステージ


Perfumeの話。サマソニのPerfumeは大変なことになっていた。他のブログの記事なんか読んでも論争になっているとこもあるが、僕は単純に客の人数のお話をする。
サマーソニック東京というのは

という風にステージが分かれている。マリンが一番大きくて、リバーサイドは小さい。 そしてマズいことにパフュームを比較的小さいダンスステージにしてしまった(ダンスステージという名前がついているが、客の数が多ければダンスミュージックでも他のステージでもやる)。

そのためにダンスステージには人が溢れてしまい入場規制がかかった。会場入り口には入場規制で入れない人たちが押し寄せたため混乱となった。入場規制用の柵まで会場内に押し込まれた。僕の友人は柵に足を掛けて乗っかっていたため、柵に乗ったままセグウェイみたいな感じで会場内に押し込まれたらしい。 僕は一時間前に会場内に入っていたので幸運にも混乱に巻き込まれることはなかったが、それでもケガをしている人は近くにいた。そんな混乱状況だったのでPerfumeはMCで時間を潰していた。さらにはPerfumeのメンバーたちの呼びかけで、観客の周辺にケガ人がいないか探していた。

僕はこのサマソニのやり方がマズイと思った。何故ならサマソニは3年前にもZAZEN BOYSで同じ大失敗をしているのだ。当時のお詫びはこちら

今や武道館クラスのPerfumeを小さいステージでやれば混乱が起きることはわかっていたはずだ。しかも7つのステージのうち、Perfumeとライブ時間が被っていたのはたったの1つ。残りの5つのステージではライブをやってなかった。Perfumeファンで無い人もとりあえずPerfumeを観に来るに決まっているじゃん。

次の日にはやはり集客の多い小泉今日子もかなり小さいアイランドステージにしてしまい、こちらも大混雑で入場規制がかかったらしい。

主催者側がこのような観客を舐めた態度を取るのには色々と事情があるのだろう。でもフェスなんだから集客力のあるアーティストはちゃんと大きいステージでやって、観客が安全に気軽に楽しめるようにしてもらいたい。


俺の話。
サマソニ当日は朝からずーっと深町さんの『東京デッドクルージング』を読んでいた。下流国となった日本を舞台に日本の国粋主義者テロリストVS中国諜報機関VS脱北スパイの3つ巴バトルを描いた小説だ。まさに「凶暴なニューレイブ&メタル&ラウドロックなどを聴きながら読む」に相応しい小説だった。
サマソニ会場に着いて深町さんと合流。読み終わったばかりの著書にサインを貰った。そして深町さんと二人でPerfumeを観ることにした。最高にハードな小説を書き上げた男が、僕の隣でPerfumeにコール&レスポンスを返しているのは不思議な感じがした。
先ほども書いたがPerfumeのライブは混乱状態を収めるためにグダグダになってしまった。Perfume終了後に深町さんは「本当のPerfumeのライブはもっと凄いんだ。このPerfumeのライブはギッチョくんに見せたくなかった。」と言っていたが、僕はとりあえず生でPerfumeが見れたので満足。
その後は深町さんと別れて、いつものライブ仲間たちと合流。昼の12時から夜の12時までライブ漬けの超ハードな一日だった。


サマソニ東京一日目で印象強かったモノ、ベスト3

ザ・ヴァーヴの『ビター・スウィート・シンフォニー』
まったく思い入れの無いアーティストだが、『ビター・スウィート・シンフォニー』のイントロが流れた瞬間だけは感動。
マキシマム・ザ・ホルモンのMC
ナオ「わたしもパフュームみたいに踊りたいなー」
ダイスケ「オマエがパフュームやったら、パフュームじゃなくてバキュームじゃ。」
ハッタリカ
メンバーの一人が僕の友達の友達らしいので、ライブ終了後に声をかけて挨拶した。その共通の友達の結婚式で再会することを約束。

サマソニ東京二日目で印象強かったモノ、ベスト3

二日目は思い入れのあるアーティストがいないので、気楽にフェスを楽しめた。

ダイノジ&芸人たち
今年のサマソニのベストアクト!すげー笑った。ロックをガンガンかけながらパフォーマンスをやるという幸せな空間。エア・ギターやエア・管弦楽器のみならず、エア・オアシスのギャラガー兄弟の喧嘩など、もはやわけわからない状態だった。
WAGDUG FUTURISTIC UNITY
マッド・カプセル・マーケッツのボーカルの新プロジェクト。というのをすっかり度忘れしていて、当日慌てて鑑賞。かなり良かった。でもバンド名の発音がわからん。
The Hoosiers
こいつらもバンド名の発音すら知らない。友人たちと客席で休んでいた。しかし………メンバーとスタッフがスパイダーマンの格好をしていた!こりゃ僕も出なきゃいけない!ということでスパイダーマンに変身して、アリーナへ向かった。だからといって特に何も無かったが。

2008-08-19

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バスケ映画   

3本のバスケ映画が公開される。この中から1本だけ選びたい。予告編を観て一番ゲラゲラ笑えた映画にすれば良いだろう。というわけで『フライングラビッツ』だ。

2008-08-19

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ハムナプトラ3の字幕   

『ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝』を観に行った。戸田奈津子の変な字幕があった。寒冷地の銃撃戦で「銃がフリーズする」というのだ。で、劇中では銃が「フリーズ」して撃てなくなる。たぶんジャム(装填不良)のことを言いたいのだろう。

さらに英語を直訳すると[「おまえの体は不老不死ではなくなった」]という重要セリフの字幕を「死なせてやる」にしていた。

2008-08-16

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東京デッドクルージングの人物相関図   

僕の弟が『東京デッドクルージング』(面白いぞ!)を読み始めたので、読書の助けになると思い人物相関図を作ってあげた。そしたら結構出来が良いのが作れた。

東京デッドクルージングの人物相関図
(ディスプレイよりもずっと大きい画像です)

『東京デッドクルージング』を夏休みの読書にしたい方は、是非この図を使ってください。
『東京デッドクルージング』はかなりパワフルな小説だけど、人物相関図にまとめてみると「バランス感覚」が非常に優れた小説であることがわかる。ここでの「バランス感覚」にはいろんな意味が含まれている。

東京デッドクルージング このミス大賞シリーズ

2008-08-16

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ホット・ファズのイベント   

土日がメッチャ忙しい。会社帰りのレイトショーで映画を観ている日々。


僕は参加できないけど、ホット・ファズのイベントが再びあります

<「ホット・ファズ」ムーブオーバー記念イベント>

日程:8/16(土)17:00-20:00

場所:「Bar Isshee」(渋谷センター街奥)

<Bar Isshee>

http://isshee.at.webry.info/

料金:1800円1ドリンク付

内容:ホット・ファズ」関連の映像上映(第一回イベントやシークレット映像、「SPACED」の映像など)やDJありのパーティ形式

開催場所のバーは僕も個人的に利用しているバーだ。


どうでもいいけど『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』ってタイトル間違えているよな。正しくは『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスオフィサーズ!』だよな。
と思ったらoffiserの複数形ってofficerだから末尾のsはいらないのか。というわけで正しいタイトルは『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスオフィサー!』で。

2008-08-15

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8月の死の航海   

『トワイライトシンドローム デッドクルーズ』を観るために渋谷に行く途中、発売されたばかりの深町秋生の『東京デッドクルージング』を購入。僕の母親が深町秋生を読むので2冊買って1冊母親にプレゼントしようと思っていた。しかし深町秋生のブログを読んだ母親が『東京デッドクルージング』の表紙に凄い嫌悪感を示したので、プレゼントは断念。部屋のインテリアにも使えそうなカッコいい表紙なんだけどなー。

明日からサマソニなので、幕張内でデッドクルーズをする2日間になるだろう。見かけたら声でもかけてください。

2008-08-08

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夏の事故   

僕は川の事故で友人を亡くしているのであまり不謹慎なことは書きたくないが、神戸の増水事故やマンホールの事故のニュースを耳にすると、荒れ狂う波を率いるポニョの姿が頭の中に浮かぶ。

他に印象強い事故はフィギュア即売会でのエスカレータ事故だ。あの事故は入場時に発生したらしいが、退場時だったら客たちが購入したフィギュアがぶっ壊れていたかもしれない。そうしたら2重の不幸だった。僕は今週末にサマソニに行くけど、幕張メッセは大丈夫なのだろうか。


そういえば僕だってスキー場に閉じ込められたことがある。 8月はいろんな所に出かける予定だけど事故が一番怖いよ。

2008-08-06

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