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2013年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞

この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞2013 ベストテン

ハダカの美奈子1

ハダカの美奈子 R-18 [DVD]ハダカの美奈子コミック ハダカの美奈子 (書籍扱いコミックス)ハダカの美奈子 (竹書房文庫)完全読本 その後の美奈子ファミリー (講談社MOOK)

順位 投票項目名 得票数
第1位ハダカの美奈子611
第2位ガッチャマン451
第3位R100266
第4位体脂肪計タニタの社員食堂161
第5位めめめのくらげ160
第6位おしん135
第7位タイガーマスク116
第8位ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー113
第9位47RONIN108
第10位101回目のプロポーズ ~SAY YES~94
第10位キャプテンハーロック94

リンク先はみなさんの投票コメントになっております。

解説と全作品一覧が載っている完全テーブルはこちらです。

ベストテン解説

  • 多くの人が「2013年の誰映画大賞はガッチャマンだろう」と予想していたはずだけど、『ガッチャマン』はまさかの2位この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞2013は史上最多得票で『ハダカの美奈子』となりました。その脅威の得票数は2012年の誰映画大賞『新しい靴を買わなくちゃ』の4倍!
  • 3位は俺個人の意見を言わせてもらえば、ここ数年でもっとも最悪の映画『R100』
  • 4位はレシピ本の映画化『体脂肪計タニタの社員食堂』
  • 5位はアーティスト村上隆の初監督作品『めめめのくらげ』。これは三部作の第一作で、第二作は今年公開予定。テレビシリーズも考えているそうですぜ。
  • 6位は子役ブームを当て込んだリメイク『おしん』。スポンサー集めに全力を尽くしているのが見え見えで、身売りや食糧難を描いた設定なのに質屋や外食産業とタイアップキャンペーンしたのが印象的だった。
  • 7位の『タイガーマスク』は伊達直人運動(児童擁護施設にランドセルを送る運動)に便乗しようとしたけど色々トラブルがあって公開が延びていた。驚異的な低予算映画で、色調も雰囲気もとにかく暗かった。
  • 8位の『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』はハッキリ言ってAKB48のドキュメンタリー映画よりも観るのがキツかったぜ。俺はGeeeeN、上地雄輔、ファンキーモンキーベイビーズ、ナオト・インティライミとかあの手の音楽が嫌いなので、新垣隆さんに「彼らのゴーストライターもやってました!」と告白してもらいたい。
  • ここでようやく初の外国映画。9位の『47RONIN』は2回の公開延期の末にようやく公開されたが大赤字となった。俺は意欲作だとは思っているけど、いかんせん普通につまらない…。
  • 10位の『101回目のプロポーズ ~SAY YES~』は、公開直前に「覚せい剤を使ったというのは本当ですか?」という週刊誌の質問に飛鳥涼がSAY YESしたため、主題歌差し替え&宣伝もほとんどできない状態になった。
  • 2013年は『ゼロ・グラビティ』『パシフィック・リム』『クロニクル』『オブリビオン』とアメリカのSF映画が凄まじかった年だけど、日本では『キャプテンハーロック(10位)』があった。井上真樹夫が声優したハーロックを小栗旬にブチ壊しにしたけど、次の小栗旬は実写ルパン三世ですぜ!

タイガーマスク1

  • それでは上位5本を実際に観た俺が解説します!
  • 第1位:ハダカの美奈子

    ハダカの美奈子 (竹書房文庫)

    傑作コメント

    ぐうたら亭いねむり さん

    事故物件をかき集めて事故物件をこさえようという前衛的精神はスゴイとおもう。

    きつね さん

    自伝の内容紹介(アマゾン)を読むと、別居、離婚、DV、妊娠、タトゥー、表紙帯にはシンナー、万引きの素晴らしき単語が並んでいますが、特にミイラという言葉が目を引きました。 ゾンビ、殺人鬼、宇宙人、CIA、暴力団、タイムトラベル、指輪を火山に捨てにいく等、まだまだネタは豊富にあるので、次作に向けて頑張ってほしいですね。

    不思議太郎 さん

    「映画公開!」と聞いて、速攻でこの賞が思い浮かびました。 一点の曇りもなく、大賞受賞される事でしょう。他の映画、命拾いしましたね。

    J さん

    誰が観に行くんだというより、アッという間に上映打ち切りになって誰が観に行けたんだという感じ

    まんまる さん

    ハダカというのは「素顔の」「ありのままの」という意味かと思ったら、どうやら本当に脱ぐらしい……  どっちにしても見たくないのは同じですが

    ネタバレ全ストーリー

    自伝映画だけど5年後の未来。世間ではビッグダディブームが終わり、美奈子(中島知子)は6人の子どもと普通に暮らしていた。長女(演じるのはスキャンダルでAKB48をクビになった平嶋夏海)は際どい水着を着るグラビアアイドルとしてデビューしたが事務所から逃げ出した。事務所に恐喝される長女を救ったのはモデルガンを持ち歩く謎のおじさん(螢雪次朗)だった。

    何年も会っていない長男からいきなり「結婚する」というメールが来た。そこで一家はおじさんの車で長男に会いに行く旅に出ることになった。

    しかしおじさんは警察に追われていた。実はおじさんはモデルガンショップの店長だったけど、火薬の調合をミスって店を爆破。最愛の娘を死なせていたのだった。過失致死の罪と自責の念から逃れようと自殺を決意していたおじさんだが、警察へ出頭した

    美奈子一家は長男が働く牧場に到着する。さて、ここからがクライマックス。長男の結婚相手(演じるのがなんと美奈子本人!)には連れ子がいるという。美奈子は長男の嫁に「一人?」と連れ子の人数を聞く。だが嫁は首を横に振る。「二人?」嫁は首を横に振る。「まさか三人?」それでも嫁は首を横に振る。

    連れ子は6人いた。いきなり6人の子持ちになった長男。美奈子は嫁に向かって「私たち引き分けね!」という。美奈子も嫁も6人の子持ちなのだ。6人+6人で12人の子どもが登場するクライマックス。だが嫁は「私の勝ちです」と自らのお腹をさするのであった…。

    真の『この映画はいったい誰が見に行くんだ!』

    『ハダカの美奈子』には最多得票とは別にもう一つ記録的な現象がある。それは誰映画史上初のマイナー映画が大賞を取ったということだ。過去の誰映画ベストテンでマイナー映画が入ったのは石原真理子の自伝を映画化した『ふぞろいな秘密』と故桜塚やっくんが出演している『ヘイジャパ!』など、ほんのわずかな作品のみ。「誰映画」と言いつつも、結局はメジャー映画が大賞を取るのが常だった。もちろん誰映画大賞取る作品たちはどれも大コケなので「誰映画」の名には恥じてないけど。

    2013年前半の芸能ニュースをかっさらった中島知子とビッグダディ元嫁、圧倒的な知名度と皆無に等しい観客動員力。そして何より600人以上が投票したのに、この映画を観たのが俺以外に皆無という事実!これぞ『この映画はいったい誰が見に行くんだ!』大賞だ。

    内容解説

    ビッグダディ元嫁の美奈子と、いまだに占い師にマインドコントロールされている中島知子と、金持ちのボンボンと合コンやっているのがばれてAKB48をクビになった平嶋夏海が揃った映画。芸能界の掃き溜めを通り越して「芸能界の放射性廃棄物質の最終処分場」とも言える映画だ。

    日本の少子化に歯止めが効かなくなって何年も経つが、子どもを気楽にポンポン産んでも社会が育児をガンガン支援する仕組みがないと少子化は解決しない。本作はそこまで描いておらず、子沢山のシングルマザーの充実した人生が描かれる。それは良いことだと思うけど、ビッグダディと美奈子の明らかに無計画な家族計画が出てくるシーンはホラー的な恐ろしさを感じる。

    自伝とヌード

    自伝の映画化なのに5年後を舞台にしている近未来映画だとは思わなかった。自伝で描かれていた過激な要素は回想シーンとして登場する。意味不明なのは、次女が学校でいじめられていることを母:美奈子に相談するところ。ここで美奈子の回想シーンが始まるので俺は「そうか美奈子もいじめられていたんだな」と思ったら、美奈子がスケバンとして活躍する姿が回想されるのだ。それだといじめるほうじゃねえか

    この映画最大の売りだったのは中島知子のヌードだ。しかし本編ではヌードになる直前に深刻な音楽が流れ、何度もカメラが切り替わるなど、やたら壮大に描いていて笑ってしまう。普通こういうシーンはあっさり撮るんだけどね。

    この映画で褒めるところ

    原作の自伝と全く関係ないエピソードに出てくる螢雪次朗だけど、彼のおかげで映画らしさを保っている。日本映画って小日向文世、温水洋一、諏訪太郎、螢雪次朗みたいに髪の毛が薄い人が出てくると映画に厚みが増すよね。

    関連商品を勝手に紹介

    ビッグマミィ~美奈子ファミリーの休日~ [DVD]

    最近発売された新作です。

    第2位:ガッチャマン

    ガッチャマン(本編ディスク+特典DVDディスク) [Blu-ray]

    傑作コメント

    しまねこ さん

    ようやく剛力さんに原作のイメージをぶち壊されて怒っている人の気持ちが解りました

    ヒロ筋肉痛 さん

    劇場でこの映画の予告編が流れ始めた頃、「ガッチャメェーン」とタイトルコールが入る所で、毎回客席から失笑が漏れてた

    djclover さん

    もうね、「ごくせん(ドラマ)」の頃から、俺ぁ佐藤東弥の事が大嫌いだった、 今や「ガッチャマン」で本広・堤に続く 「ダメ映画監督の殿堂入り」を果たせた事を心から喜ばしく思う、 活劇の醍醐味たる「燃え」の概念を、足の小指ほど持ってない人間に 「ダークナイト」「アベンジャーズ」級のヒーロー大作を作ろうなどと 思い上がりも甚だしい!! あとゴーリキーだけに全ての罪を背負わせるのは筋違いだ! もはやそういったレベルじゃない!!

    NO NAME さん

    同時期に上映していたパシフィック・リムが いかに優れた作品だったのかを確認するためだけに存在する作品

    だいじろう さん

    実写クラッシャーの綾野剛と剛力彩芽。 前者は実写ルパン3世の五右衛門に起用、後者は起用なし。 この差はどこから。

    ネタバレ全ストーリー

    映画が始まると『ガッチャマン』本編ではなくて『おはよう忍者隊ガッチャマン』というフラッシュアニメが始まる。松坂桃李も出てきてギャグを飛ばす。全く笑えない上に、大スクリーンで観るとキツイ。で、ようやく本編開始。本編が始まると子どもが出てきて「適合者がウィルスXに感染するとギャラクターになるんだって」と映画の設定を喋り出す。

    世界は謎の侵略者ギャラクターによって半分が崩壊していた。そのころ剛力彩芽はガッチャマンの給料でショッピングを楽しんでいた

    新宿にはカークランド博士のいる国際科学技術庁がある。ギャラクターは国際科学技術庁を爆破するため、『バトルシップ』に出てきたやつと同じ巨大爆弾兵器が襲撃してくる。ガッチャマンたちは新宿で巨大爆弾兵器と激戦を繰り広げ、最終的には巨大爆弾兵器の解体に失敗してヤケになった剛力彩芽が起爆装置をぶち壊して新宿は救われる。しかし同時にギャラクターの謎の女幹部:ベルクカッツェが地球にやってくる。

    松坂桃李と綾野剛には因縁があった。二人ともナオミ(演じるのは初音映莉子)という女性を愛していたのだが、綾野剛が先にナオミにプロポーズ。しかしその直後にギャラクターの襲撃によってナオミは消されてしまう。この時点で「つまり謎の女幹部の正体がナオミだろ!」とバレバレだ

    ギャラクター幹部のイリヤが地球にやってきた。名前は外国人っぽいけど、演じているのは化粧がやたら濃い中村獅童だ。中村獅童の目的はカークランド博士だ。カークランド博士は最強兵器:モスコーンを作り、モスコーンのリモコンを自分の体に埋め込んだ………というバカ丸出しの設計なので、とうぜん中村獅童がカークランド博士を拉致ってモスコーンは奪われた。どうでもいいけどコレだと新宿でカークランド博士を爆破しようとしてたのと矛盾する。ありがちな脚本のミスだ。

    綾野剛が中村獅童を追い詰めると、中村獅童は正体を現す。その正体はナオミだった!中村獅童の正体が婚約者の美女だった!これには俺も驚いた。ナオミが中村獅童でありベルクカッツェなのだ。

    いろいろあって、ガッチャマンたちは敵の巨大要塞に突撃。途中明らかにガッチャマンたちが敵の巨大要塞を操縦している意味不明シーンがある。そしてモスコーンが奪われたため地球はあと30分で崩壊の危機となる。ここで観た人全員ブチ切れること間違いなしの「あと30分で地球が終わるのに剛力彩芽と松坂桃李が痴話ゲンカ」が始まる。さらに剛力彩芽が「私だって醜いスーツ着せられて戦ってるのに!」を言う。これ予告編だとおかしく感じないけど、剛力彩芽はガッチャマンの給料で楽しんでいるハッチャケキャラという設定なので本編だと違和感ありまくりの珍セリフだ。

    松坂桃李と綾野剛VSベルクカッツェ(ナオミ)が戦うクライマックス。綾野剛はギャラクターのウイルスに感染していて、ギャラクターの一員になるか選べとナオミに言われる。選べるのかよ!

    なんだかんだでナオミが死んでガッチャマンたちは地球を救う。ラストシーンでギャラクターになった綾野剛が出てくる。

    ヤッターマンとの比較

    本来は日本映画界の核兵器:三池崇史が『ガッチャマン』を監督する予定だった。だが三池崇史は「『ガッチャマン』の実写化には『ダークナイト』級のスタッフが必要になる。でも『ヤッターマン』なら今の日本映画のレベルでも実写化できる」と言って『ガッチャマン』を断り『ヤッターマン』を実写化した。

    『ヤッターマン』で育った男性たちにとって思い入れのあるアニメヒロイン:ドロンジョは深田恭子が演じることになった。三池崇史はドロンジョのエロかわいいツンデレ要素をそのまま実写化。深田恭子はその期待に応えてハイレグボンテージで間抜けなポーズばっかり取っていた。

    『ヤッターマン』の実写化には、オスカー事務所からは福田沙紀(コイツのゴリ押しに失敗したから剛力彩芽のゴリ押しが始まった)を押し付けられていたが、福田沙紀のキャラはおいしいシーンが何も用意されていなかった。そこらへんの三池崇史の采配も良かった。『ヤッターマン』の映画化は成功だった。

    しかし実写『ガッチャマン』は大失敗した。ドロンジョ級に思い入れのあるパンチラヒロイン:白鳥のジュンは剛力彩芽が演じることになった。「白鳥のジュンのパンチラは見たいが、剛力彩芽のパンチラは見たくない」という縛りやトーマスさんの名言があるが、ファンも全員同じ気持ちだろう。もちろんパンチラは一切なかった。

    実写化の正体

    『ガッチャマン』は公開前からかなりバッシングされた。なぜならマンガやアニメの「実写化」が失敗することは誰もが知っているからだ。「実写化」というのは建前であって、芸能事務所が自社タレントを売り出すのが目的だ。メリットとえば「宣伝がやりやすい」「スポンサーが集めやすい」というだけ。それ以外に理由はない。

    よくマンガやアニメが実写化されるけど、今の日本映画にとって原作マンガや原作アニメというのはどうでもいい話。だから実際に実写化された映画を観ると、それは実写化じゃなくてハリウッド映画を真似ているだけ。本作はまさにその象徴で、色んなハリウッド映画を堂々と真似ている。『アベンジャーズ』『スパイダーマン』『ミッション・インポッシブル』『ダークナイト』『バトルシップ』などなど…。意外なことにそれが良い意味で面白い。むしろパクリをやらなかった後半が悲惨なことになっていた。

    その他ツッコミ

    観た人全員が「よくわからない…」と思うはず。とにかく設定を連発する映画だ。とくに意味不明なのは石とウイルスの設定だ。もともとは三部作の第一作となる予定だった。続編が絶望的になった今となっては石とウイルスの謎について永遠に明かされることはないだろう

    この映画はヒットさせる気満々で「製作費80億円!」という嘘情報を東スポが流したほどだった。しかし実際は明らかに体育館で撮影しているシーンがあった。

    映画の設定から2013年最高の映画である『パシフィック・リム』を連想させるのも、この映画の不幸だった。比較にもならん。特にオープニングでやっていることは『パシフィック・リム』と全く同じなのに月とスッポン状態。例えば『パシフィック・リム』は主人公が心理情景の次に映画の設定を語り始めるのに、『ガッチャマン』はいきなり映画の設定を語る。観客がまるでついていけない。

    この映画で褒めるところ

    監督はわかりやすさを優先させるために編集段階で余計なシーンをカットしまくったそうだ。この監督の判断は正しい。日本映画としては珍しく100分にまとまっていて、起承転結や場面展開がキッチリついていて好感モテる。

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    ガッチャマン1

    ガチャブームとはいえ、これをやる人はいないだろう。

    第3位:R100

    R100 [Blu-ray]

    傑作コメント

    ゲーナ さん

    「R100」でツイート検索すると、「これからR100観るよー♪」と言っていた人が、100分後に全身憎悪まみれになってツイッターに登場する様は圧巻でした。

    NO NAME さん

    監督デビュー作からずっと配給してきた松竹がやっと見切りをつけたというのに、それに乗っかるワーナーブラザーズ・・・。ん

    脳みそとろりんちょ さ

    キタノブルー・・・北野武監督が好んで使う気品あるブルーのこと

    マツモトブルー・・・松本人志監督作品を見たあとの気持ちのこと

    szkmb さん

    かつての信者どころか、今までボロクソにこき下ろしていたアンチまで生暖かい目でスルーし始めた時はもう本格的に駄目だと思った

    crystalgrowth さん

    つまらないのはいつもの事なので良い。 問題は劇中でつまらない事の言い訳をしたことだ。コレは恥ずかしいぞ。

    ネタバレ全ストーリー

    主人公は妻が意識不明の重体となったため息子と二人暮らし。義理の父親からの支援を受けながら辛い生活を何とか送っている。

    その一方で主人公はMなので、SMクラブにも入る。いつSMプレイが始まるわからないし、退会もできないSMクラブだ。入会後には突然現れる女王様の攻撃に主人公は満足をしていた。

    だが女王様たちの攻撃は過激になる一方で、小学生の息子もSMプレイの犠牲となる。さらになんでも飲み込めるSM女王が登場し、妻も義理の父親も食い殺された

    主人公はSM女王軍団と戦争になり、SM女王たちを皆殺し。そして主人公は妊娠する。なぜだかわからないけど「MがSを極めると妊娠する」という説明が入る。ラストシーンでは妊娠した主人公が息子と幸せそうに写真を撮っている

    実はこの映画はボケた人が作ったつまらない自己満足の映画だったのだ!

    内容解説

    最後の一行は俺の感想じゃなくて本当にそういうラストシーンなんだが、まあ俺の感想も同じだ。妊娠のくだりは映画の展開として最悪レベル。そもそもSMですらないので倒錯感も無い。ただの嫌がらせや暴力が延々と続くだけだ。

    『大日本人』と『しんぼる』が公開されたとき、この二作に対する映画評論が世間に溢れかえった。『R100』はそういった「映画を評する」という行為を無に帰すための取り組みだ。「これは100歳の映画監督が作った酷い映画」という設定だし、劇中で映画の感想が語られるシーンが何度もある。展開は筋がまったく通っていない。松本人志の取り組みは成功しており、「つまらない」以外に評する言葉が見つからない。でもそんな俺の反応も松本人志の手のひらの上なのかもしれない。

    この映画で褒めるところ

    ここ数年でもっとも鑑賞ストレスの高かった映画。褒めるところは無い。強いて言うなら、序盤の父子家庭描写は良かった。

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    r100

    ネット上で話題になったNMB48の強制鑑賞会。アイドルも辛いよ…。

    第4位:体脂肪計タニタの社員食堂

    映画 体脂肪計タニタの社員食堂 (DVD2枚組)

    傑作コメント

    NO NAME さん

    社員食堂のレシピを映画化されても・・・

    縛りやトーマス さん

    ダイエットをしようとする社員三名はデブな上に仕事もロクに出来ない奴として描かれ、そのダイエットですら途中で放棄しようとする。 「デブは仕事もできない、何やってもダメな奴だ!」 というデブに対する悪意に満ちた映画。デブの何が悪いんや!

    スナイパー熊 さん

    「この映画観てダイエットしなよ。」と知り合いから言われたときは殺意が芽生えました。

    NO NAME さん

    映画は見てませんが、タイアップで出てたインスタントのみそ汁やらスープやらがことごとくマズかったのが許せませんでした

    yama さん

    「タニタはコネ入社やデブ差別が公然とまかり通る企業という描写」 「劇中に出てくる社員食堂メニューは実際のものとは関係ない」 ・・・すいません、この映画タニタに何の得にもなってないんですけど。

    ネタバレ全ストーリー

    実在する計測器メーカー:タニタ。主人公はタニタの社長の息子だ。ある日会社の社長が倒れてしまったので、主人公は代打で発表会の音頭を取ることになる。主人公はかなり太っているので、他の太っている社員たちと一緒に発表会までのダイエット計画を立てた。そのために高校の同級生で今は管理栄養士のナナコ(優香)に社員食堂のメニューを作ってもらうことにした。

    しかし社員たちは日々の仕事や私生活トラブルのストレスから、どうしても飲食に走ってしまう。最終的には太った女性社員の自殺未遂事件まで起きる。その女性社員の飛び降り自殺は、ミルフィーユで吊ることで食い止めた。

    問題はまったく解決していないけど、クライマックスで主人公が想いを熱弁すると問題はぜんぶ解決した。ダイエットキャンペーンも成功する。倒れた社長は看護婦の壇蜜を愛人秘書にして復帰した。

    ラストシーン、今は痩せた社員の一人がナナコに告白しようとする。だが実はナナコはデブ専で太った彼氏がいるのだった。

    内容解説

    タニ1

    秘密保護法や消費税増の前に、日本映画で唐突なミュージカル禁止法案を通すべきでは。

    レシピ本の映画化という前代未聞の企画。とはいえストーリーはイチからフィクションで構築している。

    この映画の設定が厳しいのは「肥満の人間そのものを否定する」ということになってしまうことだ。残念ながらそういう意味でけっこう酷い映画。ただラストシーンで「太った人が好き」という価値観を出しているし、「現代の20代女性の摂取カロリーは戦後以下」というセリフで過度のダイエットに警鐘を鳴らしているのも良い。

    この映画が本当に厳しいのはバラエティ色豊かな演出だ。映画がカラオケ風になったりミュージカル風になったりするのがキツい。劇中の壇蜜のエピソードは作品の質を大きく落としてでも話題を作る!という意図が見え見えでげんなりした。

    とくにクライマックスが酷い。ダメな日本映画が絶対にやる黄金パターンのクライマックスが炸裂する。↓このパターン。

    1. 悲しいBGMが流れて主人公が走りだす
    2. 主人公が誰かに「変わらなきゃダメなんだよ」って説教される
    3. 主人公が「仲間と一緒に頑張ってきたんだ!」と叫ぶ
    4. 周りの人たちみんなが感動する

    この映画で褒めるところ

    ダイエットのノウハウが面白い。○○ダイエットというのは一切ない。あくまでもカロリーと生活習慣の話。リハビリのように描いている。メンタル部分にも踏み込んでいるのも良い。

    関連商品を勝手に紹介

    映画の中のタニタはコスト削減に努力する姿が描かれていたけど、現実のタニタはわけわからん付加機能をつけることに努力している。

    第5位:めめめのくらげ

    めめめのくらげ DVD

    傑作コメント

    foobar さん

    公式サイトの「第1作公開の前に、既に『めめめのくらげ2』の製作もスタートした」という文章で目眩がした。もう2014年の誰映狙いとは

    ダーク・ディグラー さん

    そういや細田守と組んだ時ハリウッドにジャパニメーション作るって発言してたけどそれがコレなんですね・・・・・・・

    まこと さん

    比類ない全能感に満ちていて、裸の王様になっている点ではR100の松本人志と匹敵する監督の作品。まだ松本は漫才ではオリジナリティがあったが、こちらは日本のアニメをぱくって有名になっただけの人なので、さらに低品質なのである。ぎりぎりまで予告編ができなかったことにも注目したい。現場の人たちの苦労を察してあまりある。

    サニーサイド3号 さん

    ところで、この映画は味覚糖ののど飴「e-ma」とのコラボレーションを展開しているのですが、約200円ののど飴2点を村上隆先生デザインによるケースに入れてなんと1,200円という錬金術ぶり。ちなみにこれが最も安価なコラボ商品で、いちばん値が張るものはまさかの30万円、しかも完売。お金って、あるところにはあるのだなあとしみじみしてしまいました。

    ホルマン さん

    村上隆が自作を威に盾に、「今の日本はアートアレルギーのアート不毛地帯です」と語っていたのを見て、「てめぇこそがアートアレルゲンだろうが!」と憤慨したのも思い出です。

    ネタバレ全ストーリー

    東日本大震災の津波によって父親が死んだ少年:マサシ。マサシは母親と一緒に田舎町に引っ越す。その町の子どもたちはみんなLife Form Resonance Inner Energy Negative Emotion Disaster Prevention、略してFRIENDという生命体を持っていた。あまり略にはなってない。ちなみにFRIENDは子どもたちの負のエネルギーに共鳴するというモンスターズ・インクみたいな設定だ。マサシはクラゲ型FRIENDと友達になる。

    町には謎の研究所があって、黒いマントの研究員たちが働いていた。彼らの目的は子どもたちの負のエネルギーを集めて、巨大FRIENDを召喚して日本を破壊することだった。

    めめめのくらげ2

    謎の研究所はマサシの叔父さんのクローンを作り出し飛び降り自殺させる。オジサンが死んでショックを受けるマサシ。さらにミニスカ巨乳美少女型FRIENDの激しい戦いと、マサシの悲しみが融合して巨大FRIENDを召喚する。ちなみにミニスカ巨乳美少女型FRIENDは6800万円する村上隆のフィギュア:miss KO2のことね。

    だが巨大FRIENDは、街の子どもたちのFRIENDが集まったことにより倒された。巨大FRIENDが消えると同時に子どもたちのFRIENDも消滅。悲しみに泣き出す子どもたちだが、FRIENDはスマホから復活できるのであった

    内容解説の前に

    この映画はちょっと批判しにくい。なぜなら監督の村上隆は、エゴサーチで自身の批判に回答してくる人なのだ。それだけならまだしも、俺はすでにこの映画の製作発表ニュースをバカにして村上隆監督から反論を受けて謝罪済なのである!

    内容解説

    とにかくFRIENDが何なのかサッパリわからないので、村上隆の初メガホン「めめめのくらげ」は3部作、さらに“10年計画”もの記事から引用する

    村上によれば、“ふれんど”は「子どもたちの負のエネルギーに共鳴した生物。(震災後)新しいエネルギーを作り出す過程で生まれた設定」だといい、「現代人にとってのコミュニケーションの媒介者でもある」。純粋な子どもたちとは対照的に、未知のエネルギー研究施設や謎の黒マント集団、新興宗教団体といった大人たちも暗躍し「震災を機に、あらわになった戦後日本のゆがみを追及したかった。復興はもちろん、文化の衝突と融合もテーマのひとつ」と物語の背景を説明した。

    という本人談の製作意図を映画本編から見出すのは不可能に近い。ストーリーは狂っているけど、やっていることは『サマーウォーズ』と同じ。『サマーウォーズ』のSNSの代わりにポケモンが出てくるの。ポケモンじゃなくてFRIENDか。

    『サマーウォーズ』の他に『AKIRA』の影響も強い。巨大な破壊エネルギー後に、復興や未来に向かう意思が出てくるのは『AKIRA』と同じだ。

    どうでもいいけど村上隆の映像製作集団カイカイキキはロリネタが好きらしく、劇中スク水や女子小学生の着替えシーンがハッキリと出てくる。

    この映画で褒めるところ

    劇中出てくる新興宗教団体が、創価学会やオウム真理教など色んな団体を混ぜ合わせ、現実に対するフィクションになっていて上手いと思った。教祖のファッションが大川隆法と一緒なのは笑った。

    関連商品を勝手に紹介

    めめめのくらげ3

    e-maとはのど飴。のど飴を買うと、ランダムで村上隆デザインの食玩がついてくる。100種類もあるのでどれだけ大金つぎこんでもコンプリートはほぼ不可能だが、たったの30万円出せばコンプリートできる。

    6位以降の映画

    • 『明日、ママがいない』に呆れ果てたでネタバレを書いたけど『おしん』のラストシーンは最悪だった。ブラック企業の価値観を肯定する現代日本社会をおしんから学んだよ。
    • 『NMB48 げいにん! THE MOVIE お笑い青春ガールズ!』の「友情崩壊、嫉妬、裏切り」って、グループ内でCD売上を競い合いスポンサーを取り合う48グループそのものでは…。
      NMB481

    • 広末涼子+ジャニーズの転生映画『桜、ふたたびの加奈子』は99位だった。ちなみに監督が佐村河内と長年の付き合いがあり本作も佐村河内が作曲している。今投票していたらもっと上位にいっただろう。
    • 外国映画では、日本絡みの『47RONIN』はさておき、『ダイ・ハード/ラスト・デイ(18位)』と『アフター・アース(24位)』は実際に観た人が怒って投票していた。
    • 変な企画映画が多い年だった。ヤバめの自伝を映画化した『奇跡のリンゴ(14位)』『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで(20位)』はまだマシなほう。ベストテン圏外では、タイトルに草が生えている『風俗行ったら人生変わったwww(13位)』、バラエティ番組の映画版『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE(15位)』があった。人狼ゲームの便乗映画は『人狼ゲーム』と『リアル人狼ゲーム』の二本が作られた。中でも特筆すべきはイケメン声優とニコ生の歌い手がサバゲーをして遊んでいるところを映画館で流した『劇場版ワルノリっ(26位)』だ。何じゃそりゃ。
    • 韓国ネタは32位の『GOGO♂イケメン5』が最高順位だった。誰映画の上位に行くのは話題作でもある証拠なので、これも韓流ブームの終りの象徴だろう。逆に『利休にたずねよ(28位)』が嫌韓層の票を集めていた。

    • 毎年恒例の「変なタイトルの映画」では『連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない(39位)』『こたつと、みかんと、殺意と、ニャー。(48位)』『私は公務員だ(67位)』が票を集めていた。

    6位~20位の傑作コメント

    おしん

    吉田行 さん

    上戸彩があんな貧農地帯に生まれていたら10歳までに売り飛ばされているはず。せめて大久保佳代子を使うべき

    ダーク・ディグラ さん

    数十年後『あまちゃん』も映画化するでしょうねー(棒)


    タイガーマスク

    マヌルねこ さん

    「梶原一騎原作レイプ映画シリーズ」で残る大物は『巨人の星』だけか…。


    47RONIN

    NO NAME さん

    別次元の『忠臣蔵』として鑑賞するのが正解かもしれません。


    風俗行ったら人生変わったwww

    名前を取得できませんでした さん

    何も変わらねぇよ。 ソースは俺。


    映画 謎解きはディナーのあとで

    NO NAME さん

    これ以上、「安堂ロイド」とかが映画化しませんように。

    サニーサイド3号 さん

    映画宣伝用のメインビジュアルに2箇所も記された 「hannin wa dare?」 というキャッチの脱力加減は2013年屈指のレベルなのではないでしょうか。


    人類資金

    yama さん

    M資金を狙う謎の男が香取慎吾っていう時点で真面目にやる気ねーだろ。

    数々の傑作コメントはこちらで読めます。みなさん本当にありがとうございました!

    総評

    • 誰映画名物の「抜きつ抜かれつの1位争い」は発生しなかった。投票開始30分の時点で『ハダカの美奈子』に得票が集まって当確になっていた。
    • 2013年から即時投票を可能にしたので、全体的に票数が増えた。投票してくれたみなさん本当にありがとうございます。
    • 2位『ガッチャマン』と3位『R100』は「観る前から誰も期待していない」「大コケ」「悪評がネット上で話題になる」とダメ映画の要素が3拍子で揃った。
    • 例年だと圧倒的な強さを誇っていたジャニーズとAKB48だけど、今年はベストテン内には無し。個人的にはジャニーズとAKB48のバカ騒ぎ映画には2013年も苦しめられたので意外だった(例:『ATARU(12位)』『コドモ警察(21位)』)。ベストテン中半分の作品が低予算映画というのも2013年誰映画の特徴だ。
    • これを書いている時点で、佐村河内守のゴーストライター騒動が大騒ぎになっているんだけど、新垣隆は交響曲を作るテクニックを「マーラーを真似しただけ」と答えていました。それだけであんなに売れる交響曲を作れるのか。邦画だと『アベンジャーズ』を真似て『ガッチャマン(2位)』、『ダークナイト』を真似て『タイガーマスク(7位)』が出来るんだぞ。
    • 技術としては終わった感が強いFLASHだが、日本でFLASHアニメ映画がバンバン作られるのは不思議だ。製作費が安いからか。
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    関連するエントリ

    破壊屋のSF映画ベストテン

    ワッシュさんの男の魂に火をつけろ! SF映画ベストテンに参加します。まずはワッシュさんのコピペ用のためにもベスト10並べます。シリーズものは全部第一作です。

    1. AKIRA
    2. 機動警察パトレイバー 劇場版
    3. マトリックス
    4. バック・トゥ・ザ・フューチャー
    5. 2001年 宇宙の旅
    6. スターシップ・トゥルーパーズ
    7. トゥモローワールド
    8. スター・ウォーズ
    9. 第9地区
    10. パシフィック・リム
    1位:AKIRA
    AKIRA 〈Blu-ray〉

    ミレニアム・ファルコン?スピナー?デロリアン?パワーローダー?何言ってるんだよ!SF史上最高の乗り物は金田スペシャル(画像のバイク)に決まっているだろうが!

    2位:機動警察パトレイバー 劇場版
    機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

    エヴァンゲリオン?ガンダム?マクロス?ヤマト?何言ってるんだよ!SFアニメとはパトレイバーに決まっているだろ!

    3位:マトリックス
    マトリックス スペシャル・バリューパック (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]

    ずーっと映画ファンやっているので何度も「映像革命」に遭遇してきたけれど、俺には『マトリックス』の衝撃が一番でかかった。

    4位:バック・トゥ・ザ・フューチャー
    バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]

    俺はSF=タイムスリップという認識があるんだけど、子供の頃に観たこれの影響のせい。

    5位:2001年 宇宙の旅
    2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

    「長い旅の果てに死を乗り越えることで神に触れる」。文字にするとこれだけだけど、毎年1、2本くらいは『2001年 宇宙の旅』と同じ話!と分類できる作品に遭遇する。

    6位:スターシップ・トゥルーパーズ
    スターシップ・トゥルーパーズ [Blu-ray]

    もう最高!としか言いようがない作品なのでそれしか言わない。

    7位:トゥモローワールド
    トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション [DVD]

    公開当時は「ハリポタの監督の最新作!」と宣伝されたために観客をガッカリさせた。が、同監督の『ゼロ・グラビティ』が高い評価を受ける現在、再評価されれるといいな。21世紀のSF映画の頂点。

    8位:スター・ウォーズ
    スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]

    『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』とどっちにしようか悩んだけど、やっぱりここはパロディよりも元ネタを取り上げる。

    9位:第9地区
    第9地区 [Blu-ray]

    ゲームと映画って相互に良い影響を与え合っているんだけど、これはそんな一本。

    10位:パシフィック・リム
    パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]

    ロボットものならマイケル・ベイの『トランスフォーマー』も良いんだけど、『パシフィック・リム』のほうが泥臭いカッコよさを最新映像で描くことに成功しているので。

    俺にとってSFって小説じゃなくて、マンガとかアニメとか映画なんだなー。

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    関連するエントリ

    2013年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞の投票開始!

    ハダカの美奈子

    アレ

    「2013年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞」を開始します!投票フォームはこちらです。投票締切日は12月31日です。

    • ツイッターで告知してから30分足らずでマイナー作品のアレに投票が集中!すでにアレの一位で当確状態です。
    • 今年から「誰映画」を半独立状態にしました。新しい「誰映画」のTOPページはコチラです。
    • 投票フォームは順位で並んでいるので、投票フォームを見れば順位はわかります。映画の解説も随時追加します。今年からランダムですがコメントも見れるようにしました。
    • タグ機能も作りました。二位以下は「爆死」タグの作品たちが壮絶に争っています。
    • どうでもいいけど、今年は似たようなタイトルが多い!『エンド・オブ・ホワイトハウス』と『ホワイトハウス・ダウン』とか。アニメの『空(から)の境界』と実写の『空(くう)の境界』とか。違いがわからなかったら両方に投票すれば良いと思います。

    観なかった映画の理由を書くも良し、観てしまった映画に怒りをぶつけるもよし。2013年の芸能&ネットニュースを思い返しながら投票すると楽しいです。

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    関連するエントリ

    2012年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞

    だれ映2012 ベストテン

    / /
    順位 投票項目名 得票数 興行収入
    第1位 新しい靴を買わなくちゃ 157 3億8千万円
    第2位 LOVE まさお君が行く! 148 2億6千万円
    第3位 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 85 59億7千万円
    第4位 映画 ひみつのアッコちゃん 70 6億円
    第5位 綱引いちゃった! 60 3億1千万円
    第5位 劇場版 私立バカレア高校 60 不明だが最低でも2億円は超えた
    第7位 劇場版テンペスト3D 57 不明だが相当低いはず
    第8位 今日、恋をはじめます 52 不明だが最低でも15億円は超えた
    第9位 愛と誠 51 不明だが1億円未満のはず
    第10位 北のカナリアたち 48 14億円
    第10位 神秘の法 48 7億円

    興行収入の情報のほとんどはキネマ旬報を参考にしています。

    全ランキングはこちら

    新しい靴を買わなくちゃ2

    たくさんの投票、本当にありがとうございました!年末年始は忙しいので、みなさんのコメントで爆笑させてもらうのがストレス解消でした。自分の好きな映画が叩かれても爆笑できるから不思議。

    以降は全体的にネタバレ気味なので注意!とくに踊る大捜査線、綱引いちゃった、バカレア学園は完全にネタバレしてます。

    だれ映 2012 みなさまのコメント

    だれ映ベストテン画像

    ベストテンのアフリエイト画像を順位で並べました。『劇場版テンペスト3D』だけ関連商品が無かったです。踊るFINALのDVDが2万円っつのーがビックリ。

    『新しい靴を買わなくちゃ』Blu-ray豪華版(2枚組) ※初回限定生産 LOVE まさお君が行く! Blu-ray【通常版】 (仮) 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 FINAL SET [Blu-ray] 映画 ひみつのアッコちゃん(本編BD1枚+特典DVD1枚) [Blu-ray] 綱引いちゃった! (小学館ジュニアシネマ文庫) 劇場版「私立バカレア高校」豪華版(初回限定生産) [Blu-ray] 今日、恋をはじめます (小学館文庫) 映画 愛と誠 オリジナル・サウンドトラック 【Amazon.co.jp限定】北のカナリアたち (特番20分~30分映像特典付き) (完全限定生産版) [Blu-ray] 映画「神秘の法」が明かす近未来シナリオ―公式ガイドブック〈1〉 (OR books)

    総評(前半)

    上位二本の圧勝

    パリでアラフォー女性が転ぶと向井理と恋仲になれるという『新しい靴を買わなくちゃ』が1位に輝いた。予告編で向井理が言う「俺もアオイさんのエッフェル塔になれたらいいのに」という下ネタを連想させるセリフの破壊力もかなりのもんだった。2位は『LOVE まさお君が行く!』で、これで香取慎吾は三年連続だれ映ベスト3入りとなった………というか三回連続主演作がコケたという事実がヤバい。2012年はこの二本がだれ映の象徴だった。現実でもこの二本の映画は大コケだった。

    2012年のだれ映は『新しい靴を買わなくちゃ』と『LOVE まさお君が行く!』のデッドヒートだった。この2作は3票差以上がつかないという時期が長く続いた。最終的には当初2位だった『新しい靴を買わなくちゃ』が汚名挽回して1位になり、2位に転落した香取慎吾はだれ映大賞の名誉返上を果たした

    だれ映ベストテン

    踊るファンすら失望させる脚本の悪さと、フジテレビを失望させた興行成績が特徴的な『踊るFINAL』が3位。大丈夫、フジテレビは『テルマエ・ロマエ』が踊るよりもヒットしたから。

    『映画 ひみつのアッコちゃん』と『今日、恋をはじめます』マンガ実写化がだれ映で得票が多いのは変わらず。ここまで実写化が続くといい加減原作漫画ネタが切れると思うのだが、2013年はついに『究極!!変態仮面』(女性の下着を顔に被るスーパーヒーロー)がメジャー映画として実写化される。

    AKB48では『劇場版 私立バカレア高校』が5位にランクイン、でもこれジャニーズ映画であってAKB48は添え物なんだよね。

    ランダム写真商法のAKB48なんて単なる小娘、元祖プロマイド女優のサユリ様が主演の『北のカナリアたち』が10位にランクイン。

    ご当地映画の『綱引いちゃった!』、テレビドラマの再編集『劇場版テンペスト3D』は当然のランクイン。2012年最大の大コケ映画『愛と誠』が9位と票を伸ばさなかったのは意外だった。

    画像をクリックすると拡大されます。

    第1位 新しい靴を買わなくちゃ

    タイアップキャンペーン

    公式キャンペーンなのに「靴ををお買い上げ~」って間違えている…

    新しい靴を買わなくちゃ1

    ネタバレ無しのストーリー

    兄:向井理と妹:桐谷美玲はパリに観光にやってきた。だが桐谷美玲の目的はパリ在住の恋人(綾野剛)に押し掛けるだった。桐谷美玲は兄をセーヌ川に置き去りにする。途方にくれる向井理だが落としたパスポートを偶然通りかかった中山美穂が踏んで転んで破ってしまう。延々と続く二人の「あはは、うふふ」。それと桐谷美玲が演じる面倒臭い女。観客はこの極限の恐怖に耐えられるか!?

    大コケ映画

    ヒロインが中山美穂、北川悦吏子の脚本、岩井俊二の映像、そしてパリというロケ地。かつて流行ったものを組み合わせたけど「それって今は流行ってないよね?昔の話だよね?」とバレていたために観客が来なかった。おかげで向井理までも過去の人のように見えてきた。芸能界は新しい理を探したほうが良いぞ。

    製作側が狙った客層はかつてトレンディドラマを観ていた層だけど「トレンディ」という言葉を口にした時点でそれがトレンディでないことはわかりきっていたことだ。トレンディドラマはブームが終わった瞬間からギャグになったのに、今の日本でなぜそれを復活させようとしたのか。復活しなくてもいいものが復活に失敗したという点ではドラクエに例えるとシドーが倒されたようなもんか。中山美穂、鈴木保奈美、山口智子もみんな2012年の復活に失敗した

    『新しい靴を買わなくちゃ』は公開初登場が9位、翌週にはランク外という大惨敗の結果に終わった。同じ日に公開されたヤクザ映画『アウトレイジ ビヨンド』は女性客も動員して大ヒット。『アウトレイジ ビヨンド』が『新しい靴を買わなくちゃ』をボコボコに下したのは2012年の映画興行の中でも嬉しいニュースだった。

    トレンディな設定

    この映画の最大の欠点は設定のつまらなさにある。「パンをくわえた転校生と曲がり角でぶつかる」と同じ次元の話を実写で大人がやるというのは本編観なくても、予告編を観なくても、設定を耳にしただけでうんざりさせられた。

    Wikipediaのトレンディドラマを読むと、『新しい靴を買わなくちゃ』がトレンディドラマのフォーマットを守っていることがわかる。そして今まで作られてきた時代錯誤な恋愛映画の失敗作たちも同じフォーマットを使っている。中山美穂はレストランなどを紹介する編集者で、これは『未来予想図』『恋するナポリタン』などと同じ設定だ。向井理はカメラマンなんだけど『ハナミズキ』でも向井理はカメラマンだった。まあ向井理がいつもカメラマンなのはPENTAXカメラのイメージキャラクターだから仕方ないんだけど。

    どうしてこんな映画が生まれたのか?

    ハッキリ言ってしまえば観客のためではなくてスポンサーのために作られているからだ。「新しい靴を買わなくちゃ」というセンスは全く無いが購買意欲を連想させるタイトルからもそれがよくわかる。この映画の製作者たちがスポンサーから金を引き出すために
    「この映画のターゲットはバブルを体験した40~50歳の女性です!
    金が無くてブランドにこだわらない現代の若い女性と違って、ちゃんと金を出す世代です!
    彼女たちにウケる映画を作ります!
    というわけでスポンサーにつきませんか?」
    とプレゼンテーションする姿が目に浮かぶ。

    『新しい靴を買わなくちゃ』は、『FLOWERS』や『恋するナポリタン』と同じく「仕事で悩んでいるワタシとか癒してくれるイケメンとか旅行とかおいしい料理出せば、女来るっしょ」という発想で映画作ったら女性が来なくて大コケした作品だ。コケて良かった映画だよ。

    元ネタ映画

    設定も宣伝もトレンディ・ドラマ臭がタップリでうんざりだけど、映画本編自体はトレンディ・ドラマからほど遠い作風で元ネタ映画も存在する。元ネタ映画は『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』で、パクリというわけじゃないけどかなり強い影響を受けている。『恋人までの距離』はカルト的な人気を誇る恋愛映画で、ウィーンの街で出会ったアメリカ人男性とフランス人女性が日の出まで(ビフォア・サンライズ)延々と会話をしているだけ。それと同じことやろうとして失敗した。ちなみにEXILEのMAKIDAIも同じく『恋人までの距離』日本版に挑戦している。場所はフランスのリヨン。その映画のタイトルは『白夜』で、もしあなたがこれから『白夜』を観るというのなら、あなたの映画人生のワースト3に入りますよ!と断言できるくらいつまらない映画だ。

    傑作コメント

    ゲーナ さん
    「あのハレーションと逆光の中キャッキャうふふと戯れる向井理と中山美穂」という予告の一場面が全てを物語る映画。
    あんの さん
    職場の先輩(女性)が「バブルの頃でも見に行く気にならなかったと思うわ」と断言していた
    NO NAME さん
    観に行った人に、これを観ようと思った理由が聞きたい
    私には、これを観る理由が思いつかない。
    縛りやトーマス さん
    北川悦吏子、岩井俊二、中山美穂、坂本龍一とタイトルとは裏腹にまったく新しくない人たちが集まったラブコメ
    ホテルのロビーで振り返ると美穂がいる!というタイムマシンに乗ってきたような古ぼけた展開には唖然とした。
    何もかも新しい物に変えなくちゃ!
    かめきち さん
    未だにトレンディドラマの世界に生きている女優と脚本家による悪夢の共演
    NO NAME さん
    狙っていた男性を誘って見に行ったのですが、中山美穂のブリっ子にただただ鳥肌が立つだけの2時間でした
    後日、その男性とはめでたくセフレになりました

    ほかのコメントはこちら

    第2位 LOVE まさお君が行く!

    タイアップキャンペーン

    前売り券(スポンサーにとってはタダ同然)、プレスシート(試写会でタダで配っている)、フィギュア(オマケでついてくるやつ?)って、ずいぶんと安いタイアップだな。

    LOVE まさお君が行く

    2度あることは3度ある

    『座頭市』『こち亀』と二回連続で記録的大失敗をしてしまった香取慎吾。もう後がなくなった彼とジェイ・ドリーム(SMAP専門の映画製作会社)が選んだ手段は失敗してもダメージが少ない主演作を撮ることだった。ジャンルは製作費が安いことで手堅い犬映画にした。国民的作品にしようと目論んで大失敗した『こち亀』のように宣伝費もかけなかった。

    決まった設定は主演:香取慎吾、ヒロイン:広末涼子、主題歌:前田敦子。すごく豪華なはずなのに何か違う…。成海璃子と前田敦子というミニシアターに通うセレブ女優が一緒になった企画なのになぜこんな映画が生まれる。

    ちなみに広末涼子の2012年の良作『鍵泥棒のメソッド』は6億円で、『LOVE まさお君が行く!』の二倍以上稼いでいる。本当に大丈夫か香取慎吾。

    そして2度あることは3度ある

    『LOVE まさお君が行く!』はテレビ東京のバラエティ番組コーナー『ポチたまペットの旅』の映画化だ。ここからはネタバレになる。番組で人気が出た犬「まさお君」は黒ラブラドール・レトリバーのメスと結ばれ子供が生まれるが、まさお君は2006年に悪性リンパ腫で7歳で亡くなった。番組の後釜はまさお君の息子犬にあたる「だいすけ君」が引き継いだ。『LOVE まさお君が行く!』はこのエピソードを映画化していて犬のラブストーリーと犬の難病が題材になっている。クライマックスでまさお君が死んでラストシーンはだいすけ君が登場する。

    ところが現実ではそのだいすけ君が2011年の12月にロケ先で胃捻転で亡くなってしまった。すでに『LOVE まさお君が行く!』の撮影は終わっていたため内容を変更することはできなかった。さらに公開終了後には、日本テレビの人気犬ZIPPEIを含む7頭が車中放置の熱中症で死んでしまった。ZIPPEIの事件は『LOVE まさお君が行く!』とは全く別のテレビ局&動物プロダクションの事件だけど、世間の犬モノへの心証はだいぶ悪くなった。動物を扱う以上、不幸な病気・事故が起きるのは仕方ないと思うけど。

    犬映画

    大ブームとなった犬映画だけど、2011年に佐藤隆太の『ロック』、2012年に『LOVE まさお君が行く!』が失敗したのでこれでひと段落つくのではないだろうか?もうすぐ堺雅人の『ひまわりと子犬の7日間』が公開されるけど。

    ちなみに低予算犬映画の『青いソラ白い雲』は俺の2012年のベスト邦画なので、犬映画=駄作というわけじゃない!あ、でも『青いソラ白い雲』以外の犬映画は駄作ばっかりなんだよなー。

    香取慎吾が行く!

    この映画最大の欠点はコメディなのに笑えないという点だ。ギャグのほぼ全てが「犬が暴走する⇒香取慎吾が困る」というパターンなんだけど、これがまあつまらない。例えば下の画像はうまい棒を使った犬の撮影に失敗してうまい棒を食べる香取慎吾。こういうのがあんまし笑えない。

    また香取慎吾が犬に暴走されて果物屋につっこむシーンでは、香取慎吾が犬に引っ張られているわけではなく自分から果物屋の机に乗っていくところがよくわかってしまう。犬の暴走を人間たちが描き切れていない。

    香取慎吾はいつものバラエティ番組風の演技なんだけど、これが売れない笑い芸人の役作りには合っていた。ただ香取慎吾と広末涼子の役柄が貧乏人カップルなんだけど、とてもじゃないけど貧乏人に見えない。

    タラちゃん演出

    俺は「タラちゃん演出」って呼んでいるんだけど、『LOVE まさお君が行く!』では登場人物が動くたびに効果音が入る演出を多用しまくっている。他の映画だと『私立バカレア高校』や『今日、恋をはじめます』がタラちゃん演出をやっているんだけど、『LOVE まさお君が行く!』はやりすぎだった。この演出自体は色んな国の映画が使っているので別に悪くないんだけど、笑えないシーンで「ぴよーん」って効果音が入っていると鑑賞ストレスが…

    傑作コメント

    窓の外 さん
    来年は日テレが「ZIPPEI」を映画化します!
    いっくん さん
    犬と香取慎吾がコンビを組むってかなりヤバイだろ。関係者には予想できなかったのか。犬のほうが演技がうまいということに…
    コズエ さん
    香取慎吾とハローキティは、本当に仕事を断れないんでしょうか?
    ♪akira さん
    TOHOシネマズの映画紹介で「何も考えずに楽しめる映画」とまで書かれた黒記録。シネコンにさえ匙を投げられた恐るべき邦画。
    yama さん
    犬に難病にAKBと強力なバックアップがありながらコケてしまう香取慎吾の疫病神ぶりはある意味感心する

    ほかのコメントはこちら

    第3位 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

    タイアップキャンペーン

    がんばれNOTTV。

    踊る大捜査線1

    いろいろ大型タイアップやっているけど、それよりもこっちに驚いた。

    踊る大捜査線2

    最悪の映画シリーズ

    『踊る FINAL』が俺の2012年最悪の映画だ。このシリーズの新作が製作されるのは新たなる絶望だった。

    『踊る2』は俺の映画人生の中でも最悪級の作品だった。ものすごい鑑賞ストレスを感じる一方で、満員の観客は大爆笑しながら観ていた。あの時は自分と世間の距離を感じた。

    ところが『踊る3』と『踊る4』は俺が観た劇場ではまさに通夜。誰も笑わない誰も泣かない。『踊る』シリーズが映画界に与えた功罪はよく議論になるけど、俺は罪のほうが大きいと思う。『踊る3』と『踊る4』の醜態を観るとそう感じる。

    崩壊している脚本

    『踊る4』は『踊る3』よりはマシになったとはいえ、脚本の崩壊っぷりは「こんな酷い脚本観たこと無い!」というレベル。脚本のおかしいところを挙げたらキリがないけど、少し挙げると(以下ネタバレ)

    • 画面にバナナが出てくるからバナナが伏線って、それ伏線じゃねえ!
    • 子供はバナナが好きだから誘拐された子供がバナナ工場にいるってのが意味わからん。
    • 署内から盗まれた銃で殺人事件が起きるって『踊る3』と同じ。またかよ。
    • 無罪の真犯人を射殺するってのもよくわからん。確かによくある設定だけど、検察がミスって無罪になったとか、警官の目撃証言が証拠採用されなかったとか、そういうのだったらわかるんだけど、そういう努力は一切なし。
    • 黒幕は隠ぺいするように誘導したり殺人をほう助して内部告発するってアホだろ。そんな内部告発されてもマスコミ困るよ!
    • 青島と室井の辞職騒動がメチャクチャすぎて酷い。警察の不祥事は現実にいくらでもあるんだから、もうちょっと現実を連想させるような設定にしてよ。
    • 深津絵里は青島の所へ行くためにバスジャックして被害者が残っているバナナ工場をぶっ壊す。観ていて反応に困った。
    • 隠ぺいと告発がテーマだとかほざくわりには、主人公たちもしょっちゅう隠ぺいしている。
    • 日産リーフとタイアップしているのでやたらCM臭いシーンがある一方で、日産リーフの電源を生かす!みたいな発想が無いのが謎。
    • 脚本とは関係ないけど戒名ギャグが死ぬほどつまらない。あのシーンを映画館で観るのは拷問。スリーアミーゴスが日産のCMキャラだから一秒でもカットできないんだろうな。

    「それこそが踊るだよ!ツッコミ入れるのが間違っているよ!」とか言われても反論はしないけど、「それが踊る大捜査線なら踊る大捜査線が終わって本当に良かったなぁ、それが俺の希望だよ」と思う。

    新たなる希望

    この映画を観て希望を感じることが出来る人が一人だけいる。それは小林幸子だ。『踊る FINAL』は一時期芸能界から抹殺状態だった水野美紀が復活した作品だ。水野美紀が表舞台から姿を消したのはバーニング・プロダクションに逆らったから。これは小林幸子が一年足らずであっという間に消されたのと同じ理由だったりする。だから小林幸子はこの映画を観て頑張ってほしい!

    それと俺は『踊る2』を観たとき「こんな日本映画がこれから増えるんだろうな」と思っていたらその通りになった。『踊る』は終わったんだから、この手のくだらないテレビ局映画はもうやめてほしい。『13人の刺客』『任侠ヘルパー』『鈴木先生』のようにテレビ局映画でも面白いのが出てきた。それが新たなる希望だよ。

    傑作コメント

    mi さん
    私も仕事中に「会社をより良く変えたい」とか神妙な顔しながらデスクワークをしているが、特に行動にうつしてるわけじゃないのでギバちゃんにはシンパシーを感じる
    yama さん
    そういえばこれにも香取慎吾が出てるんですね。そりゃダメだわ。
    キャラメリゼ さん
    子供はバナナが好きだから、知らない人に誘拐されていてもバナナさえあれば泣かないし、持ってる防犯ベルも鳴らさない!と謎解きされたシーンでは笑いました。
    power_medicine さん
    まさか『こち亀』のネタフリをよりにもよって本家大元が回収するなんて……。
    あと、日本中の『SW』ファンが、映画館で見る予告のタイトルコールの度にお溜めになられたストレスの量がしのばれます。
    加齢臭 さん
    前作のウンコさ加減にくらべればまだましだったが、戒名ギャグ時の劇場内の沈黙さにこのシリーズのオワコンな意味でのFINALを再認識した

    ほかのコメントはこちら

    第4位 映画 ひみつのアッコちゃん

    タイアップキャンペーン

    綾瀬はるかが化粧品を開発するという映画。当然化粧品会社がスポンサーなのであった。

    ひみつのアッコちゃん1

    元ネタ映画

    コメントでみんなツッコミ入れているけど「何で子供が主役じゃないんだよ!」という疑問が湧いてくる企画だ。

    実はこの映画の元ネタは『ひみつのアッコちゃん』ではなくて、トム・ハンクスのアメリカ映画『ビッグ』だ。『ビッグ』は大人になりたいと願っている少年が、不思議な力によって大人になる。そしておもちゃ会社に就職しておもちゃの開発で活躍する。トム・ハンクスは純粋な子供の心を持ったまま大人の世界に入るのだ。これは『不思議の国のアリス』と同じで、主人公の子供が大人の社会というファンタジーワールドを冒険する形になっている。うちらみんなが経験している仕事の世界が、子供の視点で見るとファンタジーになるのだ。

    ところがこれが日本映画の『劇場版 ひみつのアッコちゃん』になるとファンタジー感は無くなり、子どもから大人になった綾瀬はるかの痴態を観るだけの映画となる。綾瀬はるかはおもちゃ会社じゃなくて化粧品の会社に就職するんだけど、子供が化粧品の開発で活躍するという展開も無理があるだろ

    日本映画が外国映画を真似るのはOKだけど、真似ているのにつまらないのは何故なのだろう。

    何で子供が主役じゃないの?

    だいたいこのテーマなら、大人びた少女の姿を描くべきなのに終始バカな綾瀬はるかしか見えない。『プリンセストヨトミ』も原作を改変してまで綾瀬はるかがバカ女を演じていたが、いったいどの層が白痴な綾瀬はるかを観たがっているのだろうか。

    面白そうなシーンもいくつかある。アッコちゃん役の子役がスカートめくれてパンツ見えているのを大人の男性に指摘されて、その男性と二人きりで観覧車に乗るというロリロリな展開がノリノリで描かれるんだけど、そっちのほうを膨らませたほうが面白かっただろ。ちなみにその男性は岡田将生なんだけど、岡田将生のロリコン疑惑を知っておくと面白さ倍増です。ただし、これは岡田将生はウケ狙いで言っているだけのはずなので決めつけないように!

    興行成績

    興行成績は6億円で、これは幸福の科学の映画『神秘の法』と『ファイナル・ジャッジメント』よりも興行成績が悪いという酷い数字。しかし同じ綾瀬はるかの『ホタルノヒカリ』は18億円で三倍以上稼いでいる。ここ数年流行っていた昭和マンガ実写化企画の限界がようやく見えてきた感じ。

    傑作コメント

    NO NAME さん
    綾瀬はるかといい長澤まさみといい、オッパイが大きい若手女優は作品に恵まれない法則でもあるんですかね?
    まゆまゆ さん
    昔のアニメの実写企画は、もう法律で禁止にするといい
    かめきち さん
    テレビじゃだめなんですか?
    Ryuto さん
    予告編を見てここまで「?」が出た映画も初めてでした。アッコちゃんからアッコちゃんを抜くとこんな感じになるんでしょうか?
    ショウ@オールアクセプター さん
    綾瀬はるかの魅力が未だに分かりません。
    まぁ、俺の好きな堀北真希ちゃんより、
    作品恵まれている印象はありますが。

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    第5位 綱引いちゃった!

    タイアップキャンペーン

    大分県が大分県の映画公式サイトで「九州総選挙」をやるというとんでもない暴挙。当然ながら大分県が一位。

    綱引いちゃった1

    綱引いちゃった2

    ご当地映画

    俺はこういう映画を「地方自治体映画」って呼んでいたんだけど「ご当地映画」という呼び名がついたらしい。『綱引いちゃった!』はご当地映画の成功例『フラガール』を真似ようとして、『フラガール』の脚本家に作らせた映画だ。

    ご当地映画とは、自治体がロケ地を提供したり、前売り券を購入したり、宣伝に協力する一方でご当地の観光促進となるような映画を撮ることだ。2012年だと岩手県盛岡市を題材にして失敗した『HOME~愛しの座敷わらし』や、千葉県浦安市が剛力彩芽をヒロインにした『カルテット!』があった。また千葉県鴨川市が、ご当地アニメやったら経営破たん寸前だった聖地の高校が経営破たんするという事件まで起きた。また今年は秋田県が韓流ドラマ『IRIS2』のロケ誘致の条件として支援金8330万円を支払った。

    超ネタバレ

    俺はわりと好きな映画なんだけど、映画のテーマを叫びながら綱を引くクライマックスはドン引きでした。っつーかなぜセリフでしゃべらせる!

    えー、全ての女性映画のネタバレになるけど、もういいや。こういう女性スポーツものやガールズムービーって、日本映画だろうがアメリカ映画だろうがクライマックスで必ず負けるんだよね。『綱引いちゃった!』はそこの描き方がかなり唐突なので受け入れられなかった人も多数。俺は好きだったけど。

    傑作コメント

    イノシシ さん
    現在大分に住んでるんですが、「恋空」「種まく人々 みのりの茶」そしてこの「綱引いちゃった!」といい、マジで誰映ばかり作られて悲しくなります。
    テルミンわちこ さん
    日本には定期的にこういう映画作らないといけない法律があるんです、きっと
    crystal growth さん
    綱引きの魅力も大分市の良い所も一切伝えていない。
    何がやりたかったのか一切分からん。
    民朗 さん
    フラガール以降ご当地ネタは地方活性化にもなるので、地元から金も集まりやすいのでしょうが……、いつまで柳の下の泥鰌を掬おうとすれば気が済むんだよ!掬い手が悪けりゃ泥鰌は捕れないよ!
    まぼ さん
    タイトルを童謡「猫ふんじゃった」に掛けた「シコふんじゃった」から拝借するという中途半端さ。潔く「綱引きガール」とかにした方が、まだウケたのでは。

    ほかのコメントはこちら

    第5位 劇場版 私立バカレア高校

    劇場版 私立バカレア高校

    タイアップ無し!しいて言うなら前田敦子が歌う主題歌。

    私立バカレア高校

    遅れてやってきた不良映画ブーム

    「ほら、今不良映画流行っているだろ!ウチのジャニーズJrを使って不良映画作るんだ!」
    「もう不良映画ブームは終わりましたが…」
    「今流行っているのは何だ!」
    「AKB48ですが」
    「それだ!」
    って感じの映画だった。

    男女比1:9

    映画の興行ニュースによると観客の男女比が1:9で男性客がほとんどいないらしい。俺が観に行ったときは男の客は俺以外の1人だけ、あとの20人くらいは全員女性だった。母娘が何組かいたのも印象的だった。

    もう、誰も覚えてないと思うけど、主演の男の子はジャニーズが『フランダースの犬』の日本版として作った『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』と同じ子です。

    ちなみにジェイ・ドリームの作る映画は赤字とまではいかなくても、どの作品も期待していたほどの大ヒットにはならない。一番の原因はSMAPの求心力が落ちていることだけど、ジェイ・ドリーム映画で予想外の大ヒットとなった唯一の作品は『武士の一分』だ。そして『武士の一分』は高い評価を受けた作品でもある。とりあえずジェイ・ドリームは面白い映画を作ろうとしろよ!

    AKB48は関係ない

    ジャニーズJrとAKB48のコラボ映画だけどAKB48はほとんど関係ない。

    ストーリーはジャニーズJrたちが演じる主人公高校生が、Mis Snow Manという別のジャニーズJrたちの高校と抗争になるというストーリーで、AKB48のほうは誰かが転校する騒ぎが起きるだけ。ジャニーズJrとAKB48のストーリーはほとんど絡まない。ジャニーズ側のストーリーが3分写ると、AKB48側のストーリーが1分写るという感じ。どうオチがつくのかと思ったら「抗争した男の子たちが退学にならないようにAKB48が嘆願する」だけだった。

    劇中出てくるAKB48はみんなかわいい顔なのでAKB48の区別がつかない俺は映画を観ながらゲシュタルト崩壊を起こしていた。もちろん登場人物だったら区別はつくんだけど、劇中の画面構成は大量のアイドルの顔がまんべんなく写るように工夫されていて、金払ってプロモを見せられている気分。AKB48の厚化粧は韓国映画よりも厚い。

    こういう美男美女オンリーの世界観だと美醜がまったくわからん。と思ったら「一目ぼれするほど美しいAKB48」というのが出てくるんだけど、顔の周りにCGで特殊効果が施されているのでわかりやすかった。っつーか特殊効果がないと美女の美しさが表現できないのか。

    傑作コメント

    NO NAME さん
    王様のブランチでエクスペンダブルズ2とバカレアが紹介された時、バカレアのほうが圧倒的に紹介時間が長かった事に若干殺意を覚えた
    だから興行収入でエクスペンダブルズ2が圧勝した時は飯が美味かった
    NO NAME さん
    映画館でさぞ恐ろしい光景が繰り広げられてるのかと思いきや、聞いた話ではほぼジャニオタだけだったそうで。
    きっとAKBオタにとっても彼女たちは恐怖の対象なんでしょうな。年季もパワーも違うし。
    m@sa さん
    この映画ほどスタッフ&役者と観客の知能指数がイコールなものも珍しい
    つんちゃん さん
    この映画を観てわかったこと。
    ジャニーズ所属メンバー出演の映画は許せるが,AKB48は許せない。女子パート全部カットすれば普通のアイドル映画になる
    NO NAME さん
    こんなの見たやつがレアなバカ

    ほかのコメントはこちら

    総評(後編)

    外国映画

    2012年のだれ映は上位19位までが全て日本映画、外国映画は20位の『プロメテウス』、27位の『STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D』が目立つくらい。『プロメテウス』はエイリアンシリーズの系譜という重要な情報を伝えず剛力彩芽がやたら伝えようとする宣伝がうざかったし、神による生命の創造を追及するために巡礼者となる科学者を剛力彩芽が吹き替えるというのも意味不明だった。

    俺が好きな映画

    俺が好きな映画がだれ映上位に入っているのも印象的だった。『綱引いちゃった!』『今日、恋をはじめます』『北のカナリアたち』『任侠ヘルパー』『プロメテウス』なんかは割と好きな映画です。

    毎年恒例

    幸福の科学映画、はやぶさ映画、K-POP映画と今までのだれ映人気作が軒並み得票が減っているのは「ネタにするのも飽きられた」ということだろうか。

    毎年恒例「タイトルだけで投票を集める作品」では『どんずまり便器』『グラッフリーター 刀牙』の2作が人気でした。「そんな映画があったんだ!」枠では伝説的アニメ映画『銀河鉄道の夜 』から27年を経てふたたび宮沢賢治原作を猫擬人化アニメにした『グスコーブドリの伝記』が人気でした。

    コケ映画

    だれ映ベストテンに入る映画はほとんどがコケた映画だ。唯一の例外は『今日、恋をはじめます』の大ヒット。2012年最大級の大コケ映画である『愛と誠』(興行成績が悪すぎて公表されていない)や、あまりにも失敗しすぎたせいでDVDすら発売されていない『劇場版テンペスト3D』が代表例。ちなみに史上最高の赤字となったハリウッド映画『ジョン・カーター』は66位だった。

    だれ映では得票を集めなかったけど、世間では『苦役列車』も大コケ映画だった。あのAKB48総選挙のバカ騒ぎで集めていた得票は何だったんだ…。ただし作品の出来はすごく良いし、前田敦子の女優としての仕事ぶりも大変良かったのでヒットして欲しかった。主演の森山未來と監督の山下敦弘が最高の仕事をしているので悲しい。ちなみにだれ映ベストテンには前田敦子が主題歌を提供した作品が2本入っている。

    良い映画がコケた例では周防正行の『終の信託』がようやく3億越え程度という惨敗が衝撃的だった。

    岡田准一の『天地明察』、キャストが充実していた『莫逆家族』、アニメの『ももへの手紙』も残念ながらコケ映画だ。

    テレビ局映画

    だれ映ベストテンの作品は幸福の科学を除いた全てがテレビ局が製作委員会に入っているテレビ局映画だった。だれ映ベストテンに入るのは話題作でもある証拠だけど、テレビ局がケツ持ちしてくれないと話題作になれないという現状と、テレビ局が作る映画が相変わらず酷いのが多いということが見えてくる。ちなみに幸福の科学以外でテレビ局映画でない作品で一番ランクが高いのは24位の『リアル鬼ごっこ3&4&5』だった。どっちも酷いか。

    ランダム特典

    劇場入場時や前売り券でランダム特典をつける映画は相変わらず多い、というかさらに増えた気がする。まあアニメとAKB48なんだけど。「劇場版」という言葉の意味は「テレビやDVDと違って客が窓口に行くたびに金を払うシステム」だね。

    アイドル映画

    アイドル全盛の時代だけど、2012年は話題になるアイドル映画も無かった。だれ映で目立つのはジャニーズとAKB48が共演した『劇場版 私立バカレア高校(5位)』、予告編の酷さが話題になったAKB48指原莉乃の『劇場版ミューズの鏡 マイプリティドール(20位)』、いつまでも作り続けられる低予算アイドルホラーシリーズの『2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危(32位)』、モーニング娘。の『篤姫ナンバー1(38位)』くらいか。

    東日本大震災映画

    さすがに票が入ることはほとんど無かったけれど、2012年は震災関係のドキュメンタリー映画が数多く公開されていた。というか本当に数が多いんだけど、誰かこれらの作品を追っている評論家とかいないのかな?

    ゴリ押し

    去年は「ゴリ押し」という言葉が流行った商品にしろタレントにしろ企業が売りたいものばかり押し付けてくる風潮が強くなっている気がする。プラズマクラスターとかナノイーを発生させるテレビや、池田大作みたいに賞を受賞し続ける剛力彩芽なんかにそれを感じる。それは毎年のことかもしれないけど、もっと作り手側が想定していない大ヒットが生まれてほしい。

    最後に

    どうでもいいけど、2012年は似たような設定の日本映画ばかり観ていた。実家がしいたけ農家とか(『綱引いちゃった!』『LOVE まさお君が行く!』)、太った女性が父親を大事にする映画とか(『夢売るふたり』『はさみ』『綱引いちゃった!』)、ネタバレになるからタイトルは書かないけど女性が海外に留まる理由が子供を亡くしたからというのも複数あった。単なる偶然だと思うけど、映画を思い出すときに記憶が混ざるんだよなぁ。

    もう一つ最後に

    みなさん本当に投票とコメントありがとうございました!!

    ところで2013年のこの映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞の最有力候補は剛力彩芽がヒロインの実写版『ガッチャマン』でしょうか。

    dare12_03

    過去のだれ映の結果はこちらで!

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    ホラー映画ベストテン

    ホラー映画

    ↑これは全部アイドルホラー映画をメインに撮っているジョリー・ロジャーって会社のラインナップ。


    ワッシュさんがホラー映画ベストテンをやってますが、うーむ悩むなぁ。俺はホラー映画というジャンルにそこまで思い入れが無い。子供の頃はホラー映画が怖くて見れなかったし、大学生になったら今度はホラー映画に耐性がついてしまい怖さを感じなくなった。映画を観ていて恐怖することもほとんどない。でもホラー映画を「怖さ」だけで判断するのが間違いで、ホラー映画ファンたちはもっと複雑な感情や思想でホラー映画に接しているんだよな…。よし、じゃあ俺は単純に「大人になっても怖かった映画」を選ぶことによう。以下の5本はホラー映画じゃない作品も含まれているけど、そんな作品たちです。というわけで、ワッシュさんこの5本を集計に足しておいてください。10本も思いつかなかった…。

    以下は解説。

    1. 隠された記憶
    2. 遊星からの物体X
    3. 回路
    4. リング
    5. そして、ひと粒のひかり
    隠された記憶

    裕福なフランス人が奇妙なストーカー被害に遭う。彼は子ども時代の友人マジッドが犯人ではないかと疑うが…っていうストーリー。

    主人公はフランス人でマジッドはアルジェリア人。フランスは1962年までアルジェリアを植民地にしていた。政治的人種的な側面もある映画だけど、例えば日本人の主人公が犯罪被害に遭ったら「俺の知り合いの朝鮮人が犯人に違いない!だってあいつは子どもの頃…」っていう風に、日本に置き換えてみると理解の助けになるかもしれない。

    ミヒャエル・ハネケ監督作品はどれも怖いんだけど、これは格別。首を切られても生きている鶏(実在する)も怖いけど、クライマックスのエレベーターのシーンが特に怖い。他人と一緒にエレベーターに乗るという日常描写だけでも、ここまで恐怖を引き出すのが凄い。

    遊星からの物体X

    俺が通っていたキャンパスでは映画を借りて構内で観れることができた。そこで初めて観た『遊星からの物体X』はすげー怖かった。当時盛り上げっていた映画は『マトリックス』や『ファントム・メナス』で大学の友人たちと「映像がすげえ!」って毎日会話していた。でも1982年の『遊星からの物体X』の古臭い特撮のほうが、CGが進歩したハリウッド映画よりもずっと新鮮で印象的で効果的だった。

    あまりの怖さに、それを共有したくなって友達を呼んで二度目の鑑賞。コードが繋がっているヘッドホンで鑑賞するんだけど、友人は例の心臓マッサージのシーンで恐怖のあまりに飛び上がった。コードでつながっている俺は自分のヘッドホンが突然動き出すことにビックリした。心臓マッサージのシーンとのダブルパンチ。あれを超える恐怖はないだろうなぁ。

    回路

    黒沢清の最恐ホラーはダントツで『CURE』だけど、あれは高校生の頃に観たのでまだかろうじて映画に怖がっていたころ。でも大学生になってホラー映画が怖くなったときに観た『回路』はすげー怖かった。

    『回路』の「幽霊がいるというよりも死者が生者に近づいてくる」「幽霊を素手で捕まえようと思えば捕まえられる」といった概念には心底恐怖した。そんな発想自分の中にはまったく無かった。でも、その後日本映画は死者が復活する作品を連発。幽霊とコミュニケーション取るのが当たり前になった。

    リング

    これを観たのはレンタルだった。もう十分にホラー映画に耐性がついているときだった。だから「井戸調べるシーンが怖いなー」と思いつつも強い恐怖を感じるほどではなかった。

    ところが映画観終わったあとに、自分の頭の中に「呪いのビデオ」の映像がべったり刷り込まれているのに気が付いた。俺は映画観た後はあまり引きずられないタチなので、映画で恐怖が刷り込まれる感覚が自分でも斬新だった。

    そして、ひと粒のひかり

    世界中で映画賞を取りまくったアメリカ・コロンビアの合作映画。少女が胃の中に麻薬を入れる運び屋の仕事に手を出す映画。俺は観ながら「どうせ運び屋シーンはこの少女がドキドキしているところを描くだけなんだろうなぁ」と思っていたら、運び屋シーンがホラー映画よりも超怖え!映画館で観たときは運び屋シーンが終わったときに観客から一斉に溜息が漏れたのが印象的だった。

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