『Bootleg Alone』が発売される文学フリマでオフ会というか「俺がメシ食うとき一緒に行きませんか?」の募集です。ドタキャン&ドタ参加OKです。
日時 | 11月18日 日曜日 |
---|---|
集合時間 | 11:45前後 |
場所 | 平和島 |
募集締切 | 当日飛び入りOK |
参加したい方はメールフォームか、Twitterか、何でもいいので俺に連絡ください。が、連絡なしでも参加できます。
『Bootleg Alone』が発売される文学フリマでオフ会というか「俺がメシ食うとき一緒に行きませんか?」の募集です。ドタキャン&ドタ参加OKです。
日時 | 11月18日 日曜日 |
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集合時間 | 11:45前後 |
場所 | 平和島 |
募集締切 | 当日飛び入りOK |
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『ザ・レイド』はすごいアクション映画だった。20人のSWAT隊員たちが、麻薬王が支配する高層マンションに強制捜査(レイド)に入る。彼らは誰にも気づかれないように麻薬王の部下たちを一人一人確保or殺害していく。だがその時、マンション中にあるスピーカーから麻薬王の声が聞こえてくる。
「住人諸君、お気づきのとおり今日は客人が廊下をうろついている、すぐに駆除にしろ。そして楽しむことを忘れるな」
そう、マンション住人全員が敵となったのだ!凄まじい銃撃戦と爆発が始まる。そして敵も味方も弾丸が尽きてくるとき、最強格闘術のシラットが炸裂する!
全編に渡って暴力的なアクションが展開する。設定もストーリーもシンプルでセリフもほとんど無いけど、ネタバレ要素はたくさんあって、観客がアクションに飽きてくるとネタが明らかになっていくタイミングが絶妙だった。この手の設定ではやらざるを得ない「敵の中に潜入捜査官がいた!」をあえてやらなかったのも偉い。
どうしてもシラットに注目がされるけど、音楽や銃撃戦もカッコいい。銃撃戦すら始まっていない序盤のストイックな演出もいい。久々に良い気分になれるアクション映画だった。
2012年は『バキ』と『タフ』という俺がガキの頃から大好きだった二大格闘漫画が終わってしまった。この二つの格闘漫画に限らないけど格闘漫画には「勝つ側の法則」がある、料理マンガの対決は後出しのほうが勝つみたいなやつ。格闘マンガの法則は「身長が低いほうが勝つ」というものだ。例えば『バキ』では32人トーナメントが行われるんだけど、背が低いキャラのほうが勝率高いのでベスト4に残るキャラのうち3人が低身長キャラだったりする。
格闘技はもちろん身長が高いほうが有利なので、格闘マンガの主人公は背が低いことをあえて強調されている。背が高いキャラと対峙するときの「デカい相手にはかなわんわ」という雰囲気を煽るためだ。格闘マンガなら「身長差のハンデキャップをどうやって乗り越えるか」がきちんと描かれるけど、映画の場合はもっと単純。主人公が戦う相手はプロレスラーみたいにデカい男、そんな男と面白おかしく戦うだけで主人公が身長差を乗り越えていることに説得力はない。
で、『ザ・レイド』の場合なんだけど低身長キャラは主人公ではない、敵キャラのマッドドッグという男だ。映画の序盤でSWATの隊長が「強制捜査に入るビルはとにかくヤバいビルだけど、マッドドッグはさらにヤバい」と説明されるほど高い危険度を持つ敵キャラクターだ。このマッドドッグが身長差をものともせずシラットを駆使してSWAT隊員と戦っていく。身長差があるからこそ観客にはマッドドッグの格闘術の凄まじさが余計に印象付けられる。その凄まじさ格闘マンガを実写映画で観ているかの如くだ。『ザ・レイド』は『バキ』と『タフ』の二大格闘マンガの喪失を埋めてくれる作品だ。
川崎タカオ(漫画家)、古泉智浩(漫画家)、笹原和也(CGアニメーター/監督)、ジャンクハンター吉田(映画ライター)、早田恭子(日本プンチャック・シラット協会会長)、高橋ターヤン(格闘ライター)、中田圭(映画監督)、わたなべりんたろう(ライター、監督)という豪華なメンバーが参加した『ザ・レイド』の応援ユーストに俺も参加させてもらいました。
立場的に俺が一番下っ端なので「俺がシラットの実験台になったほうがいいんスかねぇ」と言ったところその通りになりました。気分は危険なロケをやらされるお笑い芸人。圧倒的身長差を乗り越えられて女性に倒される破壊屋管理人を紹介します。
『ザ・レイド』の応援ユーストに集った各界の男たち。唯一の女性は日本プンチャック・シラット協会会長の早田恭子さん。
見よ、この身長差!早田さんはかなり小柄な女性なのに対して、俺は身長179センチ。
「グヘヘヘヘ、ちいさい女が好きなんだよぉ」とスパイダーマンの格好には似合わないけど、顔には似合っているセリフと共に襲い掛かる。しかし早田さんの右腕は既に俺に狙いを定めている。
0.3秒後。
身長差も性別による筋力差もあっさりと乗り越えられた。このまま右ひじの関節を逆側から押されて無理やりしゃがまされる。
「こうすれば左手で反撃したくても届かないんですね」と早田さんが解説しているのを聞いて、自分が詰んでいることに気が付いた。
顔に寸止めで蹴りを入れられる俺。これ実戦で食らったら体のダメージもすごいけど、それ以前に心が折れるよね。
俺を取り押さえながらシラットを解説する早田さん。スパイダーマンパーカーを着ていなくて会社スーツのままだったら「駅員さん、この痴漢をお願いします」って感じだろう。
早田さんは暴力嫌いらしいんだけど、ナイフの使い方について説明しはじめた…俺はこのとき「え?ナイフ?どういうこと?」と思ってました。シラットの型にはナイフもあるらしいですね。早田さんは対ナイフの戦い方として「間合いから逃げる」と説明する。ソレ、マジで実戦じゃねえか。
「グヘヘヘヘ、女の肌切り裂くのが趣味なんだ」とテレビのリモコンをナイフ代わりに襲いかかろうとする。さあ間合いに入るぞ!
まあ結果は同じで一瞬で右手首を取られました。この日一番歓声があがった瞬間でした。
スパイダーマンのパーカーを以前から集めていたんだけど、円高をきっかけに海外のスパイダーマンパーカーも輸入してみた。せっかくなので紹介します。ちなみに以前も破壊屋に書いたけれど、アメリカ映画においてパーカーは「いじめられっ子」「オタク」「他者と距離がある人」を表現しています。日本におけるケミカルウォッシュのジーンズみたいなものか?
パーカーを着ていじめられるスパイダーマンのピーター・パーカー。
デフォルメ化されたスパイダーマンが肩から垂れているパーカー。バックプリントにはドゥームと戦うスパイダーマン、フードの中にはアベンジャーズの面々が揃っている。
スパイダーマンがいっぱいプリントされていてかわいい。フードの中にはマンガまである。楽天ショップにあるので輸入しなくても買える。
カタカナで「スパイダーマン」って書いてあるけど、これはカタカナをデザインとして捉えられる外国だからこその話であって、日本国内でこれを着るのはさすがに恥ずかしい…。これ着て外出したことは一度もない。ニット帽子はスパイダーマンマスクになっていて、俺的には便利である。背中にはtokidokiって書いてあるけど、これは親日家のイタリア人がやっているブランドでブランド名は「時々」という意味。キティちゃんとコラボしたり、最近はタトゥー入りバービーで物議を醸したので知っている人も多いだろう。
今紹介した3つのパーカーはマーヴェルとのコラボ商品だ。
このパーカーは完璧にスパイダーマン!先ほどのニット帽子を深く被ればほとんどコスプレ状態。これを着て外出はさすがにできない。
「DANGER!」って吹き出ししかないけど、バックプリントでスパイダーマンが。俺が持っているスパイダーマンパーカーの中では一番地味である。
ブラック・スパイダーマンのパーカー。フードに目があるのが嬉しいけど、後ろからみると魚の干物みたいだ。
オマケ:スパイダーマンバスローブ。俺はスパイダーマンブリーフも持っている。俺の家に招待された女性は、俺がこのバスローブを着たら身の危険を感じてください。
俺の友達は、俺の友達の友達に対して「アイツってスパイダーマンなんだぜ!」と説明している場合が多く、実際に俺がその友達の友達に会うと「スパイダーマンじゃないじゃん」と言われ続けてきた。でもこれらのパーカーがあれば少しは納得してもらえるだろう。
円高だということで、海外通販に手を出してヴェノムマスクを購入しました。マスク内のスポンジが顔の皮膚に当たって痛いです。あと今までのスパイダーマンマスクの中でもぶっちぎりの暑さでした。夏は無理。
サマソニ行ってきたんで、主に音楽以外で面白かったこと書きます。
午前中はまだまだ客がいない。アリーナ後方が珍しく空だったので記念写真。
だいぶ人が増えてきた。
SONICARTでMCをしている歴史アイドルの美甘子さん。
2ショットもお願いしてしまった。
「今年のサマソニはデカいオブジェがあるんだなぁ」と思ったけど地面をよく見たら液状化で穴が開いているわ、水が噴き出ているわ。あ、このために置いたのか。
レッチリ登場前になると、スタジアムは人がぎっしり。通路にも人が溢れているのでトイレにも行けない。
レッチリ待ち。
サマソニを締めるのは花火。
トイレに行って大きい用を足そうとしたんだけど、個室から人が出てこない。俺は並んでいる列の先頭で後ろにはだいぶ人が並んできた。っつーか俺の真後ろは刺青入れたゴツイ白人だ。
5分以上は待ったと思う。俺がトイレのドアをノックすると返事が返ってくるんだけど、一向に出てこない。苛立っている白人とも仲良くなってしまった。彼は俺のスパイダーマンTシャツを見て、俺のことをスパイダーマンって呼んでいた。
さらに待っても出てこないので、白人ブチ切れ。ドアにガンガン蹴り入れた。勘弁してくれよ俺が先頭なんだから。中からもっとゴツイのが出てきたらどうするんだよ。その白人も「お前がやったことにするからな」みたいなこと言って笑っていた。
しかしそれでも出てこない。白人は「Motherfucker!」「Hurry up!」と叫びながらさらにドアを叩いたり蹴ったりした。良かった、これで俺じゃなくて白人が叩いていることがわかるだろう。
ようやく出てきた人は無表情なおっさんで、白人に文句つけられていた。俺は「暴力ってこういうときに役に立つんだなぁ」と思いながら個室に駆け込んだ。
と思ったら今度はその白人が「Spiderman!hurry up!」と叫びながら俺の個室のドアをガンガン叩くのであった。やっぱり暴力よくないよ。生まれて初めて「ジャスト・ア・モーメント・プリーズ」って言いいました。
前夜祭を抜け出して深夜三時に友人たちと合流。男二人と女一人という旧ドリカム編成というかブレア・ウィッチ・プロジェクト編成になった。で、「とりあえずシャワーを浴びよう」ということになったんだけど、周辺の施設はどこに電話かけても満席状態。女友達から「いっそのことラブホテルは?一人での入室もできるんじゃない?」という提案があった。ラブホテルに電話かけてみると空いているし、一人での入室も可とのこと。前から思っていたんだけど、ビジネスホテルよりもラブホテルのほうが広いし、お風呂でゆっくりできるし、快適じゃない?ラブホテルで領収書切るのは恥ずかしいけどさ。
で、問題は入室する人数。一人ずつ入室するとお金がちょっともったいない。三人いっぺんに入室すると女友達が豪快なビッチに思われてしまう。女性の名誉を守るためには女一人で入室、男二人で入室がベストだけど、俺たちの名誉が守られない上に友情が著しくハッテンする怖れもある(ないよ)。しかしツイッター上で見知らぬ方から「舞浜ユーラシアのスパがいいですよ!」と情報を貰った。で、タクシー代が結構かかるけど舞浜行ってみたらこれがかなり快適!朝5時~8時だけ1000円でリゾートホテルのスパが使えるの。もちろん仮眠もOK。サマソニ客にもオススメできます。ツイッターって便利だなぁ。
で、サマソニ一日目にPerfumeを見たんだけど、これがもう感動しまくりだった。青春時代のロックよりもPerfumeに感動してしまう自分に危機感を覚えた。Perfumeのライブはマイナー曲の部類に入るはずの『FAKE IT』でも、将棋倒し寸前の大混乱が起きるほど激しかった。うん、これがロックだよ。と言い訳。
俺はX Japanの胡散臭さが好きじゃなかった。もちろん楽曲は好きだけど。ToshiやYoshikiみたいな胡散臭さの塊のような奴らが大物扱いされることに納得してなかったし、悪口も言った。
だけどX Japanのライブを見て考え方が完全に変わった。あの胡散臭さに感動しまくり!Xジャンプを決めるのはもちろん、何度も何度も「エーックス!」って絶叫して、『紅』の大合唱にも参加した。ToshiやYoshikiの煽りには全部従った。騙されているとわかっても感動させてくれる感覚はどことなくプロレスを連想させる。火柱、スモーク、舞台装置、キャノン紙吹雪と、このあとレッチリが控えているのを忘れさせてくれるぐらいの大物感もすごかった。
ところでX Japanが出るサマソニ二日目、物販コーナーはX Japanのグッズを買おうとするX Japanのファンで長蛇の列ができていた。「こんなにグッズが売れているなら、Toshiの会社にマインドコントロールされていた女性への弁償もすぐにできるじゃん」と思った。
X Japanのファンを見かけるだけでテンションがあがってくる。
俺はK-POPに全く興味がなく、少女時代が何なのかもよくわからないまま、少女時代を観に行くという韓流サクラ動員みたいなことやった。わりと面白かった。途中で音楽が止まるトラブルが起きたので、少女時代がダンスをやめてイクパフォーマンスで盛り上げるのも仕込み臭さがプロレス的で楽しかった。
友人から「サマソニに遠藤時代が来ている!」とメールが来て「なんじゃそりゃ」と思ったけど、あとで少女時代のコピーアイドルである遠藤時代のyoutubeを見せてもらって衝撃を受けた。黒人男性遠藤くんのダンスのキレが良すぎる!それに遠藤くんは本家少女時代と違ってフォトショップいらずの美脚の持ち主だ。
スパイダーチェンジ
まだ途中
スタジアムでもパチリ
ライブが終わると汗でTシャツに色移りしてしまうのだ